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サービス残業で昼夜逆転の生活
小さい頃から絵を描くことや漫画、ゲームなどが好きだった私はアニメ制作会社でイラストレーターをしていました。ネットなどの情報から、過酷な世界だということは重々承知していたのですが、好きなことで生きていきたいという思いが強く、就職しました。
最初はメインのイラストを描かせてもらえることなんてほとんどなく、背景の小物だったり風景の一部だったり、小さなところから始まりましたが、少しずつ認めてもらえるようになり、初めてメインキャラクターを描かせてもらってそれが放送されたときはとても感動しました。
その感動を糧に仕事に励んでいたのですが、与えられる仕事が多くなるにつれて休息時間は減っていきました。
前情報として知っていた通り、終電で帰るのは日常茶飯事でしたし、ひどいときには会社で寝泊まりをしてシャワーもほとんど浴びれない状況というのも何度もありました。
それでいてお給料が上がるということもなく、いわゆるサービス残業で、入社したときからお給料が変わることはなく、文字通り馬車馬のように働いていました。それでも自分が描いたものが世間で流れてだれかの好きや感動に繋がるならいいとも思ってましたし、最初に味わった恍惚感が私を動かしていたと思います。
昼夜逆転の生活からキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
過労で入院・・復帰する場所がなくなっていました
そんな生活をしばらく続けていたからか、一度風邪をひくと治りにくくなり、身体のあちこちに不調が出てくるようになりました。
終いには食欲もなくなっていき、元々少しふくよかだった私の体重は10キロマイナス。久しぶりに会う友人たちからはやつれて怖い痩せ方をしていると言われるように。
自分自身よくないことだととはわかっていたのですが、それでも仕事は辞めたくなくて、必死に働いていました。そんな生活を続けていたからか、ある日会社で過労による貧血で倒れてしまったんです。
検査のために入院し、一週間ほどで会社に復帰したのですがすでに私がしていた仕事は別の人がやっていて。
会社自体が小さな会社だったので進行が止まってしまうことが一番ダメな状態だとはわかっていましたし、許されないことだととは理解していたのですが、それまで身を削って仕事に尽くしてきたのに、自分の居場所がなくなってしまったことによる喪失感からか、前ほどの情熱がなくなってしまった私はあっさり退職することとなりました。
残業なしで土日休み、でも給料は増える?!
驚くほど少ないお給料だったので貯蓄はなく、入院という大きな出費がかさんだ私はすぐに転職活動をし始めました。
すぐに働き始めたかったのでキャリチェンの1回だけの面接はとてもありがたかったです。何回も面接を繰り返したあとで不合格になって、ずるずる再就職先が決まらないという事態は避けたかったですから。
キャリチェンが用意してくれた再就職先は、前職とは仕事内容が180度違い、私は未経験ということになりますけど、残業なしで定時に上がれてカレンダー通りの土日休み。なのにお給料は増えて、こんなことってあるのかなって最初は夢を見ているようでした。
だんだんと今の仕事に慣れていって、ふと前職のことを思い出しますが今となっては今の生活がとても普通のことのように思えます。もし、キャリチェンに出会えていなかったら、私は本当に過労死していたかもしれません(笑)
キャリチェンは転職の強い味方です。もっと広まっていってくれたら私も嬉しくて体験談に協力させていただきました。
残業なしで土日休みでも給与がアップする不思議な体験談はこちらにもあります。
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