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アパレルの店長を続けていくことに疑問を感じるようになりました
オシャレをすることが好きだった私は高校を卒業して某ギャルブランドのアパレル店員をしていました。10代のうちは若さとノリと学校の延長という感覚で働いていたので、将来のことは何も考えていなかったのですが、あの頃はとても楽しかったです。若いからこそできた経験だったと思っています。
その後何年かして気がついたら店長にまでなっていました。それでも20代前半だったので、その頃もあまり考えてはいなかったのですが、一般企業に勤めている学生時代の友達と話していると、話が合わないなって思うようになったんです。
あんなに大好きで同じ時間を過ごしてきた友人が急に大人に見えて、季節毎にある長期休暇には海外に行ったり、自分にはできない経験をしていることがとても羨ましく思えてきたんです。
アパレルの仕事は大好きですし、一緒に働いてる仲間も大好きでしたし、何かに強く不満を持っていたわけでもないのですが、このまま変わらなでいいのかなって思うようになっいきました。
正直、店長まで行ってしまったら、さらに出世することは難しかったですし、ブランドコンセプトも10代の子たち向けに少し派手だったので、どんどん年齢を重ねていくにつれて洋服も似合わなくなってくるだろうし、このままずっと続けられるのだろうかと、初めて切実に感じました。
そう感じ始めたら人って永遠と同じこと考えてしまうんですよね。好きで着ていたはずの洋服もなんだか本当は似合っていないんじゃないかと思い始めてしまって。そこで初めてこのままでいいんだろうか、一般企業に正社員としてきちんと就職した方がいいのではないかと考えるようになりました。
アパレル業界からのキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
オンオフの切り替えをうまくできるようになってきた
就職活動をするにあたって、それまでずっと派手だった髪色やネイルをおとなしくし、オフィスカジュアルに身を包んだ自分を見ると、なんだか別人になったような気がしました。
でもそれと同時にやっと大人への階段を登れた気がしました。実年齢が同世代の子に追いついたような気もして。キャリチェンでは、ずっと販売しかしてこなかった私にもキャリアコンサルタントの方が献身的に寄り添ってくれて、ぴったり自分に合う会社を紹介してくれたと感じています。
就業前には、パソコン未経験でメールしか打ったことのない私にもWordやExcelなどの基礎を教えてくれる研修にも参加できました。会社でも周りの人が丁寧に仕事内容を教えてくれました。
前職のころはずっと平日にしか休みがなく、3日以上の長期休暇を取ったことのなかったのですが、キャリチェンで転職してからは初めてカレンダー通りに休めて、世間と同じ時間軸で動けるようになりました。いままでは働いていた長期連休の時期には、旅行に行ったり、のんびり自分の時間を過ごしたりできるようなったんです。でも仕事のときにはしっかりスイッチを入れて働く。
学校の延長というような感じではなく、社会人としてオンオフを切り替えながら働けている。いまではすっかり落ち着いた自分の容姿も見慣れましたし、気持ちも落ち着けた気がしています。友人やキャリチェンがなかったら、こんなに上手く自分自身の方向転換はできなかったかもしれません。その名の通り、自分をチェンジすることができて、キャリチェンにはとても感謝しています。