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仕事ってこういうものと言い聞かせながら、自分をごまかしていたのかもしれません
自分自身がおじいちゃん子だったこともあり、人の役にたつ仕事がしたいという思いから、介護のお仕事をしていました。有料の老人ホームだったので24時間対応が必要、担当の方の状態に合わせて動くということもしなければならなかったので、職員は全員社用携帯を持たされていました。
ご入居者さんに合わせて職員が1人1人担当を持つというような老人ホームで、自分が休みだったり帰宅後でも何か担当している方にトラブルや問題があったときにはいつでも社用携帯が鳴っていました。電話で解決できないとなると急遽出勤、なんてことも度々ありました。
もちろん、自分が出勤していて逆にほかの職員に電話したり、呼び出したり、なんてことも頻繁に行っていました。
別に意地悪をしたかったわけでもなく、それがそこでは普通でしたし、働くってこういうことなんだなって納得してしまっていたので、特に疑問に思うこともありませんでした。
介護の仕事からキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
仕事で人の役には立ちたいけど、自己犠牲でそれができても意味がない
体調の優れないときや大事な家の幼児などがあっても社用携帯は遠慮なく鳴りますし、休日でも呼び出されないなんて日はなく、常に携帯を気にしていないといけない日々。
最初は納得して受け入れていたはずなのに、就職して月日が経つにつれてそんな生活に疑問を抱き、常に社用携帯を気にしていなきゃいけないことにうんざりしてきたのは事実です。うんさりというか、心休まる日々がないというのが正しい表現でしょうか。
決して担当しているご入居者さんが嫌いなわけでもないですし、むしろ役に立てているなって感じていることの方が多いので、現場での仕事が嫌いではないのですが、なんだか心休まる日がまったくないことへのストレスが凄くて。
いつ何時でもそれに応じなきゃいけないから旅行なんていけないし、友人たちと会っていても途中で抜け出さなきゃいけないし、いつしかなんでこんなに仕事に縛られているんだろう、と思い悩み始めました。
介護職自体は好きで続けたいという気持ちもありましたが、まだ若いということもあり、自分の好きなことをもっと楽しみたい、旅行にも行きたいし、友人たちと最初から最後まで一緒に遊んでリフレッシュしたい、という気持ちが上回り、退職することにしました。
介護の仕事からキャリチェンジした体験談はこちらにもあります。
気持ちを楽にして働けています
せっかくだったので介護系の仕事を続けても良かったですが、また同じようになるのは嫌でしたし、ちょっと違う仕事もしてみたくなったので、たまたま知ったキャリチェンで事務職へ転職を希望しました。
いままでは動き回る仕事をしていたので、未経験でもあったし、1日パソコンに向かって仕事をするということに不安はありました。でも、キャリチェンのキャリアコンサルタントの皆さんはそんな不安も取り除いてくれます。常に私たちの気持ちに寄り添ってくれます。そのおかげで180度違う仕事に就いても挫折することなく、今も続けられています。
キャリチェンで転職できたからこそ、カレンダー通りに休めて旅行に行けるようになったし、友人たちと待ち合わせから解散まで楽しい時間を過ごせるようになりました。いま、友人たちとは次の連休にどこへ旅行に行くか話し合っている最中です。
キャリチェンでなかったら、こんなにスムーズに転職は出来なかったかもしれません。いま、私はイキイキと働けています。