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音楽漬けの学生生活
私は中学生からギターにはまり、高校からバンドを組み音楽漬けの学生生活を送っていました。チャットモンチーに憧れていた私たちは高校卒業後、「絶対売れてやる!!」と思い、名古屋から3人で上京したのです。今から考えると世間知らずもいいところですね。
3人で安いボロアパートに住んで、お金のない私たちはアルバイトや派遣で働きながら楽曲の制作をして、レコード会社に何枚もCDを送り付け、路上ライブもしました。大変だったけれども、家ではみんなと一緒に好きなことができたので、充実した日々でした。
決して生活は豊かではなかったです。ご飯も食パンだけとかご飯にふりかけとか・・三人でおにぎり一個だけなんて言う日もありました。でも、そんな生活も夢を追いかけている日々の思い出です。
夢を追いかけていたけどキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
バンドを解散し働く目的を失いかけた
そんなある日、元から揉め事は多かったんですが、その日はヒートアップしてしまい、互いに不満をぶつけあったことで大喧嘩になり、それが原因でバンドを解散することになってしまいました。
二人は地元に帰りましたが、親に啖呵を切って上京した私は地元には戻りたくなかったので、東京でフリーター生活を始めました。私のバイト先はあの某有名ハンバーガーファストフード店でした。
ただ、それまで追い続けた夢を失った私には、何のためにアルバイトを続けているのか分からなくなりました。どうせ働くなら正社員になりたいと思いましたが、高卒の私には東京での就職は中々厳しい状況でした。
ネットカフェで女性求人について調べている中で、たまたま見つけたキャリチェンに藁をもすがる思いで登録しました。
アルバイトからキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
キャリチェンで正社員として働く意味を見つけ、ようやく社会人に慣れました
パソコンについては全くの初心者でしたが大丈夫でした。週末休みの事務職へキャリチェンすることで、給与アップだけでなくプライベートも充実できました。
研修では社会人としてのマナーやキーボードの操作もままならない私に、ゼロからエクセルのPCスキルなどをできるようになるまで親切に教えていただき、就業先に行っても活かすことができました。音楽も、今度は趣味として新しい職場の新しい仲間と共に続けることができています。給与もアルバイト時代の倍以上になり、満足のいく生活ができています。
今までは自分のやりたいことだけしか考えてこなかった人生でした。クサイことを言うようですが、今は「人に喜んでもらうために」という思い働けているので、やっと社会人の仲間入りができたのではないかなと思います!でも、人に喜んでもらうことって・・・バンドで音楽を目指していたころと同じなんですよね?そんなことに気が付けたのもキャリチェンのおかげです。
キャリチェンして仕事や生活だけでなく、自分の価値観もチェンジすることができました!