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大学卒業後すぐ、海外へ！
もともと、英文学部で海外留学への思いが強かったのですが、
地方の出身でそれほど裕福な家庭ではなかったですから、学費と一人暮らしのお金を出してもらうだけでも精一杯でした。
でも、どうしても海外で暮らしてみたいと思っていたので、在学中にお金を貯めて卒業と同時にカナダにワーキングホリデーに行きました。
1年ほどカナダで過ごしましたが、やっぱり日本とは全然違う、オシャレで自由な生活にどっぷりハマってしまいました。
帰国後も日本で生活するイメージが全く持てず、「今度はどこへ行こう？」と次の渡航計画ばかり立てていました。
無計画だったアルバイト生活からキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります→
日本での住み込みアルバイトと海外生活を行ったり来たり
その後3、４年くらいは日本と海外を行ったり来たりしていました。
ワーホリだったり、貯めたお金を使い切るまでバックパック旅行をしたりと、アジア、オセアニアなど合計12か国くらいまわりました。
日本にいるときは、夏は海の近くのホテル、冬はスキー場で住み込みのアルバイトをして短期でお金を貯めていました。 先のことは何も考えてなかったです。
「人生1度きり！今が楽しければいい！」みたいな感じでした。
アルバイトの様子が変わってきて、、、
何度目かの渡航から帰ってきて、また住み込みのアルバイトを探しをしたのですが、なかなか希望のところが見つからなかったんです。
見つかったとしても、既に他の人で決まってしまっていたり。
4ヶ月くらい働きもせずお金もなく、実家で何もしないで過ごしていました。
やっと決まったバイト先も、今までは月に20万円くらいは貯金できたのに15万円も稼げなくなりました。 また、一緒に働いているバイト仲間も、以前は同じように「今が楽しければいい」人が多かったのですが、その時のバイト先では「結婚資金を貯めたい」「専門学校に行ってやりたい仕事にチャレンジしたい」と将来のことを考えて働いている人が多かったのです。
私も20代半ばを過ぎていましたし、「お金も貯まらないし、ちゃんとしないとヤバいかも」と思うようになりました。
アルバイトから危機感を持ってキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります→
日本での就職活動は甘くない
アルバイトの契約期間が終わったら、早速就職活動をはじめました。
条件は土日祝休みでボーナスありの正社員。語学力を活かせたらなお良し！
理由は、やっぱり大型連休には海外に行きたいと思っていたので、正社員でボーナスありはマストの条件でした。
最初はバックパックで海外で生活していた経験や、誰とでも気軽に話せるコミュニケーション能力には自信があったので、面接さえこぎつければすぐ見つかるだろうと思っていましたが、実際に始めてみると書類選考で落ちまくり、全く面接にたどり着けなかったのです。
キャリアコンサルタントの書類アドバイスで激変
困っていたところに昔のバイト仲間から進められて、キャリチェンに登録してみました。
そこで、プロのキャリアコンサルタントに書類選考が通過しないことを相談すると、私の書いた書類の隅々まで見てくださり、企業目線でどのような書き方をしたらよいか具体的なアドバイスしてくれました。
それを参考に再度応募書類を作り直して、紹介していただいた求人に応募したところ、無事に書類選考通過！ 面接はもともと自信があったこともあり、いい雰囲気で終えることができ、2社から内定をいただきました。
うち1社は希望したＩＴの会社で、一般事務の仕事でした。
キャリアコンサルタントに相談することで道が開けた体験談はこちらにもあります→
腰を据えて働きながら、やりたいこともできる幸せ
今の仕事についてから一人暮らしも始め、前述のとおり大型連休は海外旅行に行きつつも、毎月決まったお給料がもらえるし、憧れだった海外に携わる仕事にもつけている、とても幸せなことだと思います。
もし、その後も同じような生活を続けていたとしても、いくら健康だとはいえ20代前半のような体力はないので、住み込みバイトやバックパック生活には限界があったのではないかと今では思います。
ずっと海外に憧れて、定職にもつかず、とにかく行きたいところ、やりたいことばかりに夢中になっていました。
思い返すと、家族にも心配をかけていたと思うし、少し大人になった今では当時の私に「いつまでフラフラしてるの！？」と言いたいですね。
改めて、キャリチェンのコンサルタントの方には感謝しています。
