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期待をもって飛び込んだ介護のお仕事
家庭の事情で、私の最終学歴は高卒です。高卒なので、仕事もあまり選べませんでした。たまたまあった求人から友人と一緒に、介護士になりました。一人の就職ではなかったのは少し安心感がありました。
これからの少子高齢化委社会の中で、なくなるような仕事じゃないだろうし、資格も取っていけば給与も上げていける感じがありましたので、ケアハウスで契約社員となりました。
人の役に立つ仕事ということもあって、両親も応援してくれました。おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔を見るのは正直言って働いていてよかったなと思える瞬間でもありました。
いろいろな意味で限界でした
私は友達と初日から介護士の3K(キツイ・キタナイ・キケン)を 痛感しました。仕事の内容は、ほとんど肉体労働でした。それに加えて、入居者には認知症の方も多くいたので、排泄物の処理など「汚い」仕事内容もありました。
マネージャーのパワハラがひどく、シフトをギチギチに詰められれ、欠員がでると休みでもすぐに呼び出され、「大変なときはみんなで力を合わせないと」と無表情で言われ、無言の圧で残業をさせられました。
友達が入居者ベッドから車椅子への運ぶ時に腰を痛めた時は、労災にならず泣き寝入りする羽目になりました。
低賃金のため、国が1万程の処遇改善費を出してることは辞めてから知りました。末端に行き渡らずに経営者が横領していたのではないかなと思います。施設内での人間関係は特に最悪でした。職員間はもちろんのこと、入居者で派閥を作っていました。
働き始めてから4年がたった時、友達が職場に全く来なくりました。裏切られたような気持ちはなく、むしろよく我慢してたなと思えました。それがきっかけで、辞める決意ができました。
マネージャーから「無責任だ、人でなし」と散々罵倒されましたが、私も職場を去りました。
キャリチェンで希望の土日休みが実現!!
「今度は、正社員で」という思いと、次の職場を決めていない状態で退職した行き先の分からない不安などいろいろな葛藤はありましたが、やはり、前職のような経験はしたくないので、安定している正社員採用での就職活動をし始めました。5年ぶりぐらいに髪の毛も黒く染め直し、リクルートスーツを新調しました。かなり意気込んで就職活動をしていましたが、思いとはうらはらにかなり難航しました。
就活を初めて4ヶ月ほどたったころにエージェントゲートさんのキャリチェンに出会いました。面接はたった1度だけ。私は内定の連絡が着た後、すぐに承諾させてもらいました。決め手は、土日休みで定時に帰れる事務職であることと常駐先の企業も私でも知っている有名企業であったこと、年間の休日が150日だということです。
まだ常駐したばかりですが、前職とは職場環境が全く違い、このお仕事なら自分でもやっていけると実感しています。