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本気で取り組んだ陸上
私は高橋尚子さんに憧れて、中学校から陸上を始め、大学でも陸上部にスポーツ推薦で入学しました。大学時代の陸上成績は怪我もあり、そこまでよくはありませんでした。
それでも、オリンピックに出たいという小さいころからの夢を追い続け、周りが就活をしていた4年生でも、陸上を続けていました。ご縁あって、実業団の陸上部に所属することで、卒業後も陸上を続けることができました。
午前中は普通の会社員として働き、午後からは陸上部の練習という毎日でした。監督は厳しかったですがそこで耐えてきた所属3年目には地区大会で2位になり、全日本実業団対抗陸上競技選手権大会に個人で出場することができました。
怪我をして仕事と向き合うことに
これからが大切と思っていたその時期に学生時代に怪我した膝がまた悪くなってしまいました。
自分が一番の調子が良かった時期を怪我で棒に振ってしまったせいか、その後、怪我が治ってもタイムが伸び悩み良い結果を出せずにいました。そんなころに、会社の経営状況の都合で陸上部が廃部になることが、決まりました。
最後の大会で、それまで薄々感じていた自分の限界をまざまざと実感させられた成績となったので、選手としてはもうここまでなんだなと思い、陸上部の廃部を機に選手を引退することを決意しました。
でも、現役のころはセカンドキャリアなんて全く考えていませんでした。私はそのまま、その会社に残ることを選びました。
土日休みを利用して山に登ってます
配属されたのは人手が足りなかったエンジニア部でした。これからは会社員として頑張ろうと思っていましたが、部署は理系出身の方ばかりで本当にとても優秀で、優しく教えてくれはしましたが、周りは忙しくしているのに私は何もできず、私の存在はオフィスではお荷物で、正直、社内にいづらかったです。
陸上部がなくなり、わざわざ、働く場所も用意してもらったのに、移動願いを会社にするのは申し訳なく思い、転職することにしました。
キャリチェンはエクセルなどの研修があり、採用されてからスキルを身につけることができました。今は求められていることに答えることができていると思います。最近は土日休みを利用して山登りに行くことにハマっています。