同棲を機に、転職を検討する方も沢山います。
しかし「恋愛と仕事を一緒に考えてしまっていいのだろうか」
「彼と同棲がしたいから転職したいと転職先に伝えていいのだろうか」
「同棲して彼氏と過ごす時間を増やしたいから転職したい。でもこれを正直に伝えてもいいの?他のいい理由はないの?」
「遠距離恋愛を辞めて一緒に住みたいから転職が必要」と転職先への伝え方やその他様々なことに悩んでしまうかもしれません。
この記事では「同棲を機に転職するメリット・デメリット」「同棲を機に転職する際の注意点は何か?」について説明し、実際の転職体験者の方の体験談をご紹介します。
目次
同棲のタイミングで転職するメリット
同棲のタイミングで転職するメリットは
・一緒にいられる時間が増える
・もともと職場に不満等があった場合、転職のよいきっかけになる
・婚約、結婚前にお互いの仕事や生活習慣を安定させられる
・婚約、結婚前に結婚すべき相手か判断できる
・うまくいかなかった時に結婚してもいいのか考え直すことができる
などがあります。
同棲のタイミングで転職するデメリット
次に、同棲のタイミングで転職するデメリットを解説します。
大きな変化にストレスが溜まる
そもそも、転職活動をしていて、不安に思うことがある人は95%、就職後不安を感じたことがある人は77.4%というデータが出ています。
そもそも転職とは、勤務時間や勤務条件の変化、プレッシャーからストレスを感じます。
「職場環境の変化」「人間関係の変化」「仕事内容の変化」など、大きな変化がある転職活動は大きなストレスが溜まるでしょう。
また引っ越しは、人生の中で大きなストレスになる出来事の中でも、「親しい人の死」と「離婚」に次いで第3位に入るという話があります。
さらに、同棲は3ヶ月、転職は6ヶ月以上も慣れるまでに時間がかかると言われているのです。
このデータからもわかるように、単体でも心理的負担が多い「転職活動」「転職後の業務」「同棲」を同時にこなすとなると、非常に大きなストレスがかかることが予想されるのです。
職場が制限される可能性がある
同棲と同時に転職先を決めるとなると、同棲先から近い勤務先を探すことになるでしょう。
同棲先から近い勤務先から探そうとすると、求人が限られてしまい、自分の希望職種や条件とは合致しない勤務先に就職することになるかもしれません。
以上のデメリットから、転職時には、他のストレスになるイベントを整理してから転職活動を行うのがおすすめです。
職場も家も同時に違う環境になり、一度に慣れようとすると、大きなストレスがかかるでしょう。
特に転職したばかりの頃は、時間も精神的な余裕もなくなるのが一般的です。
精神的な余裕も時間もなくなる転職活動と、同棲生活を一緒にはじめるとなると、仕事も同棲生活も中途半端になって空回りしてしまうなんてことも。
「転職活動」「転職後の業務」「同棲生活」を同時に行うよりも、それぞれを別に行い、一つ一つ慣れていく方が、大きなストレスを感じずに同棲生活と仕事を両立させられると言えます。
同棲を機に転職を検討する際のチェックポイント
同棲を機に転職を検討する際のチェックポイントを紹介します。メリットデメリットを踏まえて解説します。
同棲を始めても仕事を続けるのか
同棲を始めても同じ雇用形態で仕事を続けるのか、どのような働き方にするのか、は二人で考えるべきポイントです。
同棲を始めるとなると、家事の分担をして、どちらか一方は家事を負担しなければなりません。
「カップルで同棲を始める」というのは、二人で協力して生活をしていく、という意味です。
カップルの生活の形はそれぞれですが、二人が最も暮らしやすく、快適な暮らし方、働き方を選択すべきです。
お互いに収入が多く、家事をするよりも仕事をする方が効率的な場合は、食事は外食、家事は専門の業者にお願いする、などの策を取れるかもしれません。
しかし、一般的な収入のカップルの場合、家事を日常的に外注するのは難しいでしょう。
そうなると、二人の納得の行く家事の分担を決めて、家事と仕事を両立しなければなりません。
同棲をはじめて、家事の負担が多くなる場合には、どちらかの働き方を考える必要があるでしょう。
正社員以外にも、派遣やパート、フリーランスなど今では多くの選択肢があります。
同棲を始めても自分が無理なく働けて、経済的にも満足できる働き方を選ぶといいでしょう。
\結婚後の働き方はどう選ぶ?/
転職先と同棲先の距離
職場と家の距離は働く上で非常に重要です。通勤時間、電車やバスなど利用する公共交通機関の混雑具合は必ず確認しておきましょう。
転職先と同棲の距離が遠い場合は、通勤が難しくなるでしょう。
\通勤時間が長い場合の生活はどうなる?/
\通勤時間の平均は?/
同棲準備の費用
同棲を始めるとなると、さまざまな費用が必要です。
・同棲をするためにかかる費用
・物件を借りる時にかかる費用
・生活費
同棲にかかる初期費用と、生活費を計算しておかなければ、同棲を開始した後に困窮してしまうかもしれません。
カップルは別々に住むよりも、同棲した方が経済的なメリットを享受することができます。家賃も二人で住めば半分ずつの負担で済みます。
「引っ越しをせず、もともと住んでいたどちらか一方の家に一緒に住む」「カップルで費用を出して、新しい家に引っ越す」など、パターンは様々です。
どの方法を取るにしても、同棲にかかる費用については、同棲前に話合いが必要でしょう。
同棲を期に転職を決意したE.Kさん 25歳の体験談
同棲を機に、『キャリチェン』を利用して、人材系の会社から転職をされたキャリチェンさんの体験談をご紹介させていただきます。
これは私が付き合っていた彼との同棲を機に、転職を決意した体験談です。
前職は広告営業で数字が命でした
私がキャリチェンする前は人材系の企業に勤めていました。事業の内容は部署により異なり、求人広告の媒体差配や人材紹介、人材派遣、コールセンター事業など様々でした。
就活の時はホワイト企業を売りにしていたので、そこに惹かれていたのですが、入社後は私のイメージとは違い、かなり営業気質で数字が正義といった感じでした。
決してブラック言い切るほどではなかったのですが、ホワイトとは言い難い労働環境でした。それでも、比較的楽な部署だったので、何とか続けていました。
ある日部署移動を言い渡されて
ある時、異動期でもないのに、急な部署異動を告げられました。その部署は残業が当たり前になっている環境で、私は彼との同棲を控えていたので、この部署異動がかなり憂鬱でした。
加えて、この会社の上と下との連携がうまく取れていない体育会系の体質が私には合わないと感じていたので、これを機に転職したいと考えました。 しかし、転職の旨を上司に報告すると、部長を通じて専務から残業しないでいいという条件を出して引き止められたので、一度は会社に残ることに決めました。
が、異動を受け入れたのに、残業は増えていく一方。上司には完全に嫌われましたし、キャリアアップも難しいうえ、肩身も狭い状態で、とても働きづらい環境でした。
結局何も状況は変わらず、むしろ人間関係も労働環境も悪くなる、そんな状況が嫌で、異動して1ヶ月で、再度、辞める旨を会社に報告しました。
同棲を機に転職するのは危険だと言われたけれど
「同棲を機に転職するなんて、環境が二重の意味で変わるから良くないよ」と友人にしつこく言われました。
確かに、「同棲してからでの転職でもいいかも」「同棲を始めてからや同棲中の転職の方がしやすいかも」とは考えていました。
新しい職場で不安な時に、彼との同棲もうまくいかなかったら、かなりストレスが大きいと思ったからです。
しかし、何よりも前職の職場が嫌という感情が大きかったので、そのストレスから解放されたくて、このタイミングでの転職を決意しました。
他にも、私達が遠距離恋愛だったことも大きな決め手です。
同棲後も今の仕事を続けるとなると、どちらか一方は、通勤時間が一時間以上かかってしまうところでした。
彼は東京、私は埼玉で働いていたため、彼の仕事に合わせ、私も東京で職を探し、同棲と転職を同時にすることで、私も完全に上京できると思ったのです。
キャリチェンのおかげで転職期間はものすごく短くできました
転職は彼との同棲で生活費がかかるので、すぐに決めたかったのですが、そんな簡単に仕事が見つかるほど甘くもないと考えていたので、アルバイトも探そうとしていました。
そこで見つけたのがキャリチェンでした。
キャリチェンの面接は一回のみで正社員になれると聞いたもので、これほど良いものはないと思い、早速エントリーしました。
早速採用していただくことができ、転職期間を短くすることができ、キャリチェンにはとても感謝しています。
今の職場では残業することはほとんどなく、さらに、キャリアコンサルタントの方に通勤しやすい企業を選んでもらったので、すぐに帰宅し二人暮らしを満喫出来ています。
まだ同棲ではありますが、このままうまく仕事とのバランスが取れてお付き合いできるのなら結婚も視野に入れたいねという話をしています。