目次
働き方が不規則で、彼氏や友達と約束ができなかった
大学時代ずっと飲食店でアルバイトをしていた経験があり、人と接するのも大好きだったので、卒業後はずっと某有名居酒屋店の社員として働いていました。
職場の仲間も同年代が多く、仕事終わりにボーリングをしたり、カラオケをしたり飲みに行ったりと楽しかった思い出が多いです。
ただ、アルバイトさんのシフト管理も任されていたこともあり、誰かが休むと急遽自分が働かなくてはいけないという状況がずっと続いていました。早番から、急遽そのまま遅番もやるといった対応もよくありました。
そのために休みが不定期になってしまって、彼氏や友人との約束をドタキャンするようなことが増えて、当時を振り返ると人間関係的には非常にぎくしゃくしていたと思います。
本当の仲間ならきっと応援してくれる
そんな状態が一年ほど続いて、すっかり友人からもお誘いがなくなってしまって、これはまずいなと思い始めました。
休みの日も突然休めるとなったところでそうそう友人とは遊びにも行けませんし。一人で出かけるほ活動的でもなかったので、ずっと部屋に一人でいました。
そんな中、学生時代からの親友が遊びに来ました。そこで「久しぶりに会ったけど、顔が楽しそうじゃないし、なんか雰囲気が暗い」と言われてとっても衝撃でした。実際は親友にもあっているので、うれしい気持ちがあり、笑顔でいると私自身は思っていたからです。
そのまま友人に今の状況を相談しました。正直今の仕事はつらいことが多いけど、でも、私が転職したら仲間はがっかりするし、裏切ることはできない。と話したところ・・・「そんなことはない、次のステップに進めるのならそれを応援し、喜んでくれるのがほんとの仲間だよ。それは決して裏切りじゃない」と言われて、本当にその通りだと思い涙が止まりませんでした。
その親友の言葉でキャリチェンすることを決意しました。
新しい会社でもほんとの仲間を見つけたい
食店で長年培った「元気の良さ」「声の大きさ」「明るさ」などは自信がありましたが、正直、パソコンの経験や知識については全く自身がありませんでした。
しかし、キャリアコンサルタントの方に「あなたのその元気さや明るさが最大の武器。パソコンが未経験なことなんて研修ですぐにでも上達できるから安心して」と言われて本当にほっとしました。
おかげさまで研修である程度理解ができたので自信をもって就業することができました。退職後に前職の仲間と食事に行く機会があったのですが、みんな私のキャリアチェンジをすごく喜んでくれていて、心の重荷が取れた気がしました。
今の会社でもそういった本当の仲間や友人ができたらうれしいです。