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学生時代からやっていたイラストレーターとして独立
大学在学中からフリーランスとしてイラストレーターをしていて、その仕事が好きだったというのが1番でしたが、たまたまお仕事をもらっていたところが継続的に依頼をしてくれて、収入も安定していたので、就活はせずに卒業してからもイラストレーターを続けていました。
イラストのタッチはかわいらしいものからリアルなものまで比較的幅は広くいろいろなものが描けるので、お客様のご要望に合わせたイラストが描けるのが私の強みでもありました。
学校がなくなったことによって、仕事に打ち込める時間は増えていきましたし、クライアントさんにも良くしていただいていたので、当時はとても楽しかったです。
正直な話、好きなことで食べていけている自分に酔っていましたし、このまま仕事も増やしていって、ずっと続けていけれると思っていました。
ですが、実績らしい実績が少ない私に新しいオファーが来ることはなく、来ても単発のお仕事ばかりで、なかなか繋げることが難しく当時はとても悩んでいました。自分から売り込みに行ってもお相手の反応もイマイチで、それでも継続的にお仕事させてもらっているところは残っていましたし、単発でもまったく依頼のない状態ではなかったので、なんとかやっていけている状態でした。
フリーランスからキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
一番のお客さんの担当が変わり仕事がなくなってしまった
そんな中、一番懇意にさせてもらっていたところで、私が担当される方が変わり、これまでもらっていた要望が一変してしまったということがありました。
前任の方とはとてもフィーリングが合っていたので、手直しなどが少なくお互いにストレスがなかったのですが、後任の方とはなんというか相性が合わなくて。これまで通りのことが通じなくなりましたし、何より何度も修正が入るようになったので、担当者さんとは険悪なムードに。
3〜4点ほど納品したところで、ついには次の依頼が来なくなってしまったんです。一番大きな収入だったのでこれはとても大きな痛手でした。
焦って他のところで新規のご依頼を貰おうと必死になったり、単発で依頼をもらっていたところへ営業をかけに行ったのですが取り合ってくれないことも多く、収入だけではなくメンタルもかなり低下していってしまいました。好きなことで生きていたはずなのに、いつしか好きなことは苦痛なことに変わっていってしまったんです。
好きなことを嫌いになりたくなくてキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります
正社員で事務として働きながら、イラストを副業で書いています
このままでは生活が出来ない。そう思った私はイラストレーターとしてのお仕事は控えて、正社員としてどこかの企業で働こうと考えました。
それと同時進行しながら、イラストレーターとしてまた一から出直すことを決めました。
就活もバイトすらうまくいかなかった私が、どう就活したらいいのか悩んでいたときに見つけたのがキャリチェン。未経験でも人柄を中心に見てくれて、面接も1回だけという広告に惹かれて即応募。
就業するまでも研修がしっかりしていたし、キャリアコンサルタントの方がとても丁寧に私の不安を取り除いってくれました。いまは一般企業で事務として働いています。
フリーランスと違って正社員であることで、翌月の仕事量を考えてお給料のことを気にしなくて良くてなりました。
なにより社会に出て働くという新しい刺激を受けて、イラストレーターとしてもアイディアが出てくるようになったのです。キャリチェンで就職した会社は定時に上がれるので、家に帰ってから家事をしても、イラストを描く時間もありますし、なにより安定した収入があるということで心に余裕ができました。
キャリチェンで就職して、私のやりたいことも出来る。本当にキャリチェンに出会えてよかったと思っています。