履歴書を書くときに、特技の記入に困ったことはないでしょうか?趣味と特技の違いも曖昧なため、そこからわからない方もいるでしょう。
今回は、一般的な特技から面白い特技まで、一覧で紹介するので参考にしてみてくださいね。また、特技が見つからない人向けに特技を見つける方法も紹介します。
目次
趣味と特技の違い
履歴書に「趣味」と「特技」を記入する箇所があり、違いについて悩んだことのある方もいるでしょう。趣味とは単純に自分の好きなことを指し、特技は他の人に比べて得意としていることを指します。
趣味
登山や映画鑑賞、旅行などは趣味と呼びます。
「人と比べて映画を見ることが得意です」「私は他の人より旅行が得意です」とは使わないですよね。このように、自分が好きで継続的に行っているものは趣味の欄に記載しましょう。
また、ただ「旅行が趣味です」と書くだけだと面接官が話を広げにくくなります。例文として「温泉が好きで全国の温泉巡りをするのが趣味です」「趣味は旅行です。暖かい場所が好きなので沖縄旅行に毎年行っています」のように具体的に書くと良いでしょう。
特技
語学やスポーツ、料理など、人と比べて能力が突起しているものや、自信のあるものを特技と呼ぶことができます。
例文として「私は英語が得意です。TOEIC900点を取りました」「私はバスケが得意です。高校生のときに県大会で優勝しました」のように使うことができます。
特技を書く際は、TOEIC〇〇点や、英検◯級のように、客観的に見て得意なことがわかる書き方をするのが良いでしょう。
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特技の一覧
そもそも、どうして履歴書に趣味や特技を記載するのか疑問に感じた方もいるでしょう。採用担当者は、趣味や特技から、あなたの人格や経験などパーソナルな部分を知ろうとしているのです。
そのため、特技に書いた内容によって採用の合否に直接関係するわけではありません。しかし、もし可能であれば、企業で活かせそうなことを特技に書くことで面接でプラスに働くでしょう。
それでは、履歴書に記載するのにどんな特技があるのか一覧でチェックしてみましょう。「スポーツ系の特技」「文系の特技」「スキル系の特技」の3つに分けて紹介します。
スポーツ系の特技
スポーツ系の特技を一覧で紹介します。
・サッカー ・野球 ・フットサル ・ソフトボール ・テニス ・バドミントン ・バスケットボール ・バレーボール ・ゴルフ ・剣道 ・柔道 ・空手 ・卓球 ・陸上 ・ボルダリング ・ラクロス ・アイスホッケー ・ボクシング ・レスリング ・フェンシング ・水球 ・サーフィン ・スケボー ・バレエ ・チアリーディング ・新体操 ・シンクロナイズドスイミング ・ダンス ・山登り ・筋トレ |
スポーツは中学生や高校生などの学生時代から打ち込んでいたり、就職してからも継続していたりする方が多く、特技にしやすいでしょう。
文系の特技
文系の特技を一覧で紹介します。
・ギター ・ドラム ・バイオリン ・ピアノ ・フルート ・合唱 ・イラスト ・絵画 ・工作 ・書道 ・囲碁 ・将棋 ・写真 ・お笑いのネタ作り ・採譜 ・手話 ・そろばん ・手芸 ・利き酒 ・ものまね |
学生時代に部活で行っていたことや、趣味として今行っているようなことが特技になりやすいです。
お笑いのネタ作りというのは面白い特技かもしれません。採用担当者がお笑い好きであれば、面接の際に話のネタとなり、印象に残りやすいでしょう。
また、写真が上手だったりイラストが描けたりすると、仕事内容によっては企業で活かすこともできるかもしれません。
スキル系の特技
スキル系の特技を紹介します。
・プログラミング ・パソコン ・英語 ・動画編集 ・天気予報 ・コミュニケーション能力 ・記憶力 ・集中力 ・継続力 ・空気を読む力 ・早起き ・どこでも寝られる ・ゲーム ・字がうまい |
どの企業にも役立つのが「コミュニケーション能力」「記憶力」「集中力」「継続力」「空気を読む力」「早起き」などです。
これらの特技は、特技の欄に記載することによってプラスの自己アピールをすることが可能です。
また、ゲームはただ趣味として遊んでいるだけでは特技とは言えませんが、例えば最近ではゲーム配信をネットに上げてマネタイズすることができます。
ゲームで収益を出すことができていれば、それは趣味の域を超えて特技としてアピールすることができます。Web系の企業やゲーム会社などには、ウケの良い特技として映るでしょう。
特技がない!特技を見つける方法
前章では、特技を一覧で紹介しました。「自分には特技と言えるものがない… 」と思った方もいるかもしれません。
そういう方は、もしかしたら特技はオリンピック選手や爆発的に売れているアーティストのように、「人よりずば抜けた才能があるものじゃないと特技と言えない」とハードルを上げすぎている可能性があります。
しかし、特技とはそこまで突起していなくとも問題ないのです。「客観的にすごい!」と評価されるようなものではなくても、自分が特技だと認めて相手に伝えられれば、全て特技になります。人から褒められるちょっとしたことを特技と言ってもいいのです。
ここでは、特技が思いつかない方に向けて、特技を見つける方法を4つ紹介するので試してみましょう。
過去の経験から探す
まずは、過去の経験を振り返ってみましょう。学生時代にやっていたことを紙に書き出してみてください。紙に書いて整理することで思い出せることがあります。
また、こう伝えると部活での功績や学校で成績の良かったものなどを思い出そうとしてしまう方が多くいます。しかし、大きな功績を考える必要はありません。「みんなに自慢できるようなすごいこと」である必要はないのです。
例えば、学生時代にはすぐに友達が作れて、サークル活動ではよく輪の中心にいたとします。自らがイベントの主催者となり、みんなを積極的にリードしていたこともあったかもしれません。
それなら、「コミュニケーション能力が高い」「企画力があり、人を引っ張る力がある」という特技が誕生します。
「文字が綺麗だと褒められたことが何度かある」というのも特技としてアピールできます。自分では普通だと思っている過去に褒められたことがあるものはないかしっかりと考えてみましょう。
習慣から探す
普段習慣になっていることを考えてみましょう。自分では当たり前になっていることというのは、気付きにくいものです。
例えば、毎日ストレッチをしてから寝ることが習慣になっていたり、日記を書くことをずっと続けていたりするかもしれません。
こういった小さなことでも、何年も継続しているのであれば立派な「継続力」になります。継続力があるというのは仕事においてとても大切な力のため、特技からアピールにつながるでしょう。
趣味から探す
自分の趣味は何なのか、たくさん思いつく限り紙に書いてみましょう。人は好きなことというのは、何より情熱を持って行えるため、人より突起しやすくなるのです。趣味の中から、少し人よりも優れているものがないでしょうか?
また、同時に応募先企業に必要なスキルや、人材ニーズについても書き出してみましょう。自分の特技と企業の求めるスキルが一致しそうなものが見つかれば、それを特技として書くのがベストです。
「食べることが好きで、食べ歩きが趣味。それをSNSにアップしている。」というのも趣味や特技として書くことができます。食べ物を写真に撮って、SNSにアップし個人的な感想やお店の良し悪しを書いている場合には、SNSの運用ができることをアピールできます。自己PRとしては弱いエピソードも、趣味として伝えることで、自己PRとは違う強みをアピールできます。
ただし、「お酒を飲むのが好きで、いつも泥酔するまで飲みます。」という書き方は避けた方がいいでしょう。「お酒を飲むのが好き」は企業によってはコミュニケーションスキルの一種として、プラスに捉えられることもあります。しかし「泥酔するまで飲んでしまう」のは「セルフコントロールができない」としてマイナスの印象を与えてしまうでしょう。
趣味から特技を探す場合には、その趣味がどのような印象を与えるのかを考え、自己PRのエピソードにならないかを考えるようにしてくださいね。
マイナーな趣味やスポーツから探す
競技人口が少ないスポーツやマイナーな趣味のように、あまり広く知られていないものは、面接官も「もっと知りたい」と興味を示します。広く知られていない趣味やスポーツは、知らない人にも伝わるように分かりやすく伝えなければならず、論理的に説明する力も見られます。
強みや弱みから逆算する
企業が求めるスキルや自分が伝えたいスキルから逆算して特技を見つけるのも一つの手です。
「継続力をアピールできる特技を見つける」「チームワークをアピールできる特技を見つける」「コミュニケーション能力をアピールできる特技を見つける」「自分で考え抜く力があることをアピールできる特技を見つける」のように、企業が求める人材から逆算して自分の特技を見つけるのも◎
求められるスキルや人材から逆算することで、特技が見つかりやすいかもしれません。
受賞歴から選ぶ
わかりやすい成果が出たものはありませんか?「コンクールで入賞したことがある」「資格を持っている」「大会で入賞したことがある」「皆勤賞を取ったことがある」など、客観的に見てわかりやすい成果が出たものを思い浮かべてみてください。「そういえば〇〇の資格持っていたな」「昔大会に出て入賞したことがあったな」のような経験があるかもしれません。
継続したことから選ぶ
継続したことを考えてみましょう。「ピアノのレッスンに10年間通った」「5年間週に1回筋トレを続けている」のように、継続していることを思い浮かべてみましょう。継続している時点で一つの特技と言えます。継続していることはないか考えてみてくださいね。
語れるエピソードがあるもの
具体的に語れるエピソードがある特技もおすすめです。特技を極める上で起こった出来事や苦労したこと、失敗したこと、挑戦したことなどがあれば、向上心や努力できる姿勢があるとプラスの印象を残せます。
身近な人に聞いてみる
自分ではどうしても見つからない… という方は、身近な家族や友達に聞いてみましょう。自分では大したことないと思っていたことが、人から見たらすごいと思われていることは、意外とたくさんあります。
例えば、今の時代だと「インスタに上げている写真を友達に褒められる」という経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし、ほとんどの方はそこで「そんなことないよ」と謙遜してしまいます。
自分にとっては当たり前のレベルのため気づいていないだけで、その友達からしたらすごいことなのです。そう考えると、自分の特技がたくさん見つかるのではないでしょうか。
特技は大袈裟に考えると出てこないことが多いです。
「人より少し得意なこと」と意識して考えてみると、意外とたくさん出てくるはず。
履歴書に載せる特技を選ぶためのコツ5つ
特技の見つけ方を知って、いくつか新しい特技が増えた人もいるでしょう。どれを履歴書やエントリーシートに書けばいいか、悩みますよね。
ここでは、特技選びのコツを3つ紹介します。3つのコツに加えて、このあとご紹介する「履歴書に書いてはいけない4つの特技」も、参考にしてくださいね。
コツ1.業務に活かせるものを選ぶ
いくつか特技がある際は、仕事でスキルや経験が活かせそうなものを優先しましょう。
直接活かせる特技でなくても、かまいません。例として、経理事務なら「そろばん」、保育士なら「ピアノ」などが挙げられます。
選考の際に、戦力になりそうだとイメージしてもらえることが重要です。
コツ2:業界に合うものを選ぶ
志望する業界に合う趣味や特技を選ぶのも手。アパレル業界志望なら、ファッションやメイクを研究するのが趣味、ゲームを扱う企業ならスマホゲームが趣味、というように志望業界に合わせた趣味や特技を優先して選ぶのもおおすすめです。
コツ3.長所・自己PRにつながるものを選ぶ
長所や自己PRの内容と一貫性を持たせることで、それぞれの説得力が増します。採用者があなたの人物像をイメージしやすくなる、というメリットも。どんな人物かわからない人より、イメージのはっきりしている人を採用したくなりますよね。
コツ4.ギャップを感じさせる・ユニークなものを選ぶ
意外性があると、採用者に興味を持ってもらいやすくなります。面接に進んだ時も、会話が弾むきっかけになるでしょう。採用者の印象に残るため、採用の可能性がアップします。
自分の外見や雰囲気とギャップがあるものを選ぶと、強い印象を残せるかもしれません。
「大人しい雰囲気でインドアそうな見た目の人→アクティブなスポーツがすき」
「派手な見た目の人→整理整頓が好き」
上記のように見た目のイメージと異なるものをアピールすることで、より強い印象を残すことができます。
コツ5:人に説明するのが好きなことを選ぶ
話題に困らないくらい好きな趣味や特技はありませんか?そのことを考えているだけでワクワクしてくる、誰かにその話題を楽しく説明できる、いつもそのことを考えているなどです。そんなことが一つでもあればそれは立派な趣味です。
映画が好きでいつも「次はどの映画を観ようかな」と考えている方は、映画鑑賞が趣味と言えます。「映画鑑賞が趣味で、その人が面白いと思うような映画をおすすめするのが得意です。」のように、好きなことを人におすすめしたり説明できたりしている場合は、立派な趣味や特技と言えますよ。
履歴書や面接で特技を聞く3つの理由
そもそもなぜ企業は、応募者に仕事とは直接関係のないように見える、趣味や特技を聞くのでしょうか?ここからは、企業側が趣味や特技を聞く意図をお伝えします。
企業側の意図を知ることで、より適切な回答ができるようになるはずです。
履歴書や面接で特技を聞かれる理由には、次の3つがあります。
- 応募者の人間性を知る
- 業務への適性を見る
- アイスブレイクに使う
特技を聞けば、初対面の人でもなんとなく、性格や思考をイメージできますよね。書類選考の時点で採用者は、書面から応募者の人間性を判断しなければなりません。特技や趣味は、その判断材料として有効なのです。
業務への適性を見る材料としても、使えます。採用後に「どんな仕事を任せれば、力を発揮してもらえそうか」を考えているのです。例えば、手芸が特技なら、黙々とした作業を任せられそうですよね。
また、面接で応募者の緊張をほぐす目的もあります。緊張したままでは、応募者本来の姿を引き出せないからです。
特技なら、誰でも詳しく話せます。話しているうちに話すことへの抵抗が薄れれば、そのあとの質問でも本質に近い答えが聞き出せるだろう、と採用者は考えているのです。
緊張を解くため
身近な話題から話始めることで、お互いの緊張を解きたいという狙いがあります。初対面の相手に人生の深い部分まで話そうとすると、緊張してなかなか深い部分まで話せないものです。
お互いの緊張を解きほぐすためにも、応募者の話しやすい趣味や特技を聞くことで、その後のコミュニケーションを円滑にするという狙いが込められています。
趣味や特技で面接官と盛り上がる可能性もあります。自分の得意分野は気軽に話せる分、緊張を解きやすいというメリットもありますね。アイスブレイクのために質問された場合は、緊張せずにリラックスして答えられるようにしましょう。
人となりを判断するため
趣味や特技は「その人の関心や興味」を表します。趣味や特技から志望動機や過去の実績からは推測できない、応募者の人となりから、個性やプライベートの様子まで、仕事に直接関係する情報以外から様々な事を知りたいと考えているのです。
また、その人の興味があって好きなことを知ることは、人となりを判断できます。そこから社風に合うのかも判断されています。というのも、同じ趣味や特技を持つ人同士は、性格や好みも似ている傾向にあるからです。
例えば幼少期からバスケットボールをしてきた人は、チームプレーが得意だと予想できます。反対に、ピアノが得意な人は、一人でコツコツ練習するのが得意だと予想できます。
このように、似ている趣味や特技を持つ人は、素質が似ていることも多いため、趣味や特技を聞かれるのです。
業務の適正があるかを判断するため
業務の適正があるのかも判断されています。
例えばチームプレーが重視される会社で「人とは関わらずに一人でゲームをするのが趣味です。」と答えてしまうと、「この人はチームプレーができない人なんだろう」と会社に合わないと判断されてしまいます。反対に、個人でコツコツと業務を進める必要がある会社の場合は、「一人でゲームをし、目標を達成するのが得意です。」と答えるのは好印象になるでしょう。
趣味や特技から業務の適正があるのかを判断されています。会社が求める適正に合った趣味や特技を伝えられると尚良いでしょう。
履歴書に書いてはいけない4つの特技
ここからは、趣味や特技としてアピールする時に書き方に注意すべきものを紹介します。特技自体は問題がなくても、書き方によって与える印象は全く異なります。書き方でネガティブな印象を与えないように、注意点を押さえましょう。
どんなに人より優れていても、特技として記入すべきでない事柄が4つあります。理由とともに解説するので、ぜひ注意してください。
特になし(または空欄)
「特になし」は、「何かに興味を持ったり、夢中になったりすることが、人生で一度もなかった」と伝えるのと同じです。「仕事にも熱意を持ってくれなそう」、「自分のことを採用側へ伝える気がなく、入社意欲が低い」と思われかねません。
絶対に空欄だけは避けましょう。
嘘の特技
先ほど言ったように、面接でアイスブレイクに使われる可能性があります。
少しでも好印象を与えたいからと嘘をついても、尋ねられた時にうまく話せなければ、嘘だとばれるでしょう。かえって悪印象です。
就職活動で嘘をつくのはNGです。
嘘だとバレた時に不採用になるリスクがあります。さらに、入社できたとしても社風と合わない、自分のスキルと合わないなどの理由でストレスを抱えるかもしれません。
嘘をつきたくなる気持ちもわかりますが、特技だけで合否が決まるわけではないため、本当の特技を伝えましょう。
社会的にイメージの悪い特技
社会的に良くないイメージの特技としては、次の3つが挙げられます。
- ギャンブル(競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、パチスロ、麻雀など)
- お酒に強い(一気飲みができる、一度に大量に飲める、など)
- 暴力や犯罪を連想させるもの(ケンカに強い、サバイバルゲームが得意、など)
何度も言うように、特技は人柄をイメージするために聞いています。
社会的にマイナスなイメージの特技を選べば、採用者が想像するあなたのイメージも、良くはないでしょう。
ただし応募先の事業内容に関連するなら、上の3つも特技としてOKです。
政治・宗教に関すること
政治に関しては、時事問題に関心があるということで、プラスの印象を与える場合もあります。しかし、政治や宗教に関する偏りすぎた考え方や強すぎる価値観は、トラブルになる可能性があると敬遠されることも。
そもそも思想、信仰や宗教、指示する政党などに関しては、応募者のスキルや適正に関係がありません。また、政治や宗教に関しては個人の自由であり、仕事には関係のないことです。そのため、思想や信条、信教を伝える必要はありません。
さらに企業は「応募者について、政治や宗教に関することを把握してはけない」と厚生労働省から通達されています。そのため、特技に政治や宗教に関わることを挙げられると、採用者としては困るのです。
お酒系
「お酒が趣味」という人も多いですよね。お酒を飲むことやそれを趣味にするのは問題がありませんが、就職活動で趣味や特技として伝える際には、伝え方に注意しなければなりません。
「趣味はお酒で、ほぼ毎日お酒を飲み、リフレッシュしています。毎日2本以上の缶ビールを愛飲しています。」のように伝えると、健康と体調面を心配されてしまうことも。また
お酒を飲む回数や量をアピールするのではなく、お酒の知識やコミュニケーションツールの一つとしてアピールできると、プラスの印象を与えられるでしょう。お酒を特技とする場合は、相手にどのような印象を与えるかを考えて書いてくださいね。
ギャンブル系
ギャンブル系の趣味は、やはり印象が悪いでしょう。そもそもギャンブルに対しては、悪い印象を持っている人が多数であり、いい印象を持っている人が少ないのです。ギャンブルが仕事ぶりに悪影響を及ぼしたり、企業に損害を与えたりすると考えます。
また、ギャンブル好きはお金にだらしない人、努力せずにお金を稼ぎたい人、というイメージを与えます。もちろん、就職活動を機にギャンブルを辞める必要はありません。しかし、自分のイメージを下げる可能性のあるものをわざわざアピールする必要はありません。
どんなギャンブルであっても、趣味や特技として書くのは避けましょう。
履歴書の特技欄は書き方が2通り!書き方のポイントも解説
記入する特技が決まったら、いよいよ履歴書への記入です。
履歴書への記入の仕方には、欄の大きさや記入する特技の数によって、2通りあります。指定がなければどちらの方法で記入してもかまいません。それぞれ書き方とポイントを解説していきます。
欄が小さい・特技が複数ある時
使用する履歴書によっては、特技を書くスペースが狭いタイプもありますよね。
そんな時は、「箇条書きに一言添える」方法で、簡潔にまとめることが大切です。カッコを使って、エピソードを付け加えます。
下が記入例です。
【記入例】
- 特技1(具体的なエピソードを1~2文)
- 特技2(具体的なエピソードを1~2文)
エピソードを書く時は、「具体的な数字や実績を挙げること」を意識してください。
欄が大きい時
特技が一つの時や、ある程度大きい時は、文章で書くこともできます。文章で書く際のコツは、「特技」、「エピソード」、「学んだこと・仕事への活かし方」の順番で書くことです。
例として、「ピアノ」を特技とする場合を挙げます。
【記入例】
特技はピアノです。小学5年生の時に習い始め、現在は毎週末に2時間ほど弾いています。ピアノは定期的に練習をしないと、指がなまってしまうからです。コツコツと努力を積み重ねることの大切さを実感しています。
ここでも、数字や実績などを交えて、エピソードを具体化していきましょう。
ただし、細かく書きすぎて、長文にならないように注意してください。一般的な記入欄では、2~3文程度書けば、十分です。
反対に、エントリーシートで文字数に指定があるなど、長く書かなければならない時は、エピソードを膨らませ、学んだこと、仕事への活かし方の両方を書くと良いでしょう。
面接で趣味や特技をアピールできる話し方のコツ
ここまでは、趣味や特技の探し方をお伝えしましたが、ここからは面接で上手く話すコツをお伝えします。ポイントを押さえて、プラスの印象を残せる話し方をお伝えします。
①趣味や特技の内容を先に伝える
まずどんな趣味や特技があるのかを説明しましょう。わかりやすい趣味や特技ならいいですが、マイナーなものであれば、初めて知る人にもどんなものなのかを理解してもらえるように伝えなければなりません。
どのようなことをやっているかが相手に伝わるように、しっかりと論理的に分かりやすく伝えましょう。
②具体的なエピソードや成果を伝える
趣味や特技の内容を分かりやすく伝えたら、次に具体的なエピソードや成果を伝えましょう。趣味を始めたきっかけや、その特技を生かした経験、経験する中で楽しかったことや苦労したことなどを話すことで、話に深みを出せます。
③その中で学んだことや業務に生かす方法を伝える
趣味や特技をする中で、学んだことやそれから業務に活かせることなどがあれば説明します。「細かい作業を続ける中で、集中力が身についた」「同じ趣味の人と会話をする中でコミュニケーション能力が身についた」「失敗を繰り返す中で、精神力が身についた」のように、趣味や特技を行う中で身についたスキルや学んだことで、業務に活かせるものを伝えてください。
「何事も全力で努力し、改善していける人」だと印象つけられることが大切です。趣味への取り組みを通して、仕事への取り組み方をイメージしてもらえるように伝えましょう。
趣味の一覧&例文集
【読書】
「趣味は読書」と伝える際には、ただ読んでいる本のジャンルやその内容を伝えるだけでは不十分。その本が好きな理由とその読んだ本から何を得たのかを伝えることが大切です。
私の趣味は読書です。非常に好奇心旺盛な性格で、読書を通じて知的好奇心を満たしてきました。特に旅行記が好きで、実際に行ってみたい地をリストアップし、実際にその地を訪れ、主人公と同じ経験を積みました。これまでに40冊以上の旅行記を読み、実際に30以上の地を巡りました。読書でイメージしていた地や味とは異なるものも多く、実際に体験することで、知見が広がりました。
【料理】
料理が趣味と伝える際には、得意料理やよく作るジャンルなど、具体的に料理をしている姿がイメージできるような伝え方をするのがおすすめです。
趣味は料理です。ただ料理を作るだけではなく、冷蔵庫の中にある余りの食材を見て即興でサッと料理をするのが得意です。短時間でサッと作るために、冷蔵庫の食材を把握した後、献立を頭の中で組み立て、考えてから料理をします。足りない食材がある場合は、代用品を探して補います。
料理を通じて、限られた時間の中で最も効率的に行動する考え方と臨機応変さを身につけました。
【カフェ巡り】
カフェ巡りや外食巡りなども趣味として書くことができます。ただし、外食巡りが好きなその理由や目的を伝えると尚良いです。「お店のインテリアを見るのが好き」「外食で料理のレパートリーを増やすのが好き」「人間観察が好き」など、ただお店を巡るだけではなく、そこから学んでいることを伝えるのが大切です。
趣味はカフェ巡りをすることです。カフェ巡りをする中で、その場にいる人が身につけているものやカフェの内装、流行っている店の雰囲気から流行を把握するように心がけています。普段行かない土地のカフェを訪れることで、日常とは異なる土地の雰囲気を知るきっかけになります。カフェ巡りを通して、実際に自分が体験し、広い視野を持って体験する大切さを学びました。
【漫画】
企業によって、漫画に対するイメージは異なります。趣味が漫画というのは、インドアなイメージを与えるために、画面に向かってコツコツと業務を進める仕事にはプラスの印象を与えることも。ただし、漫画はコミュニケーション能力が低い、インドアで暗い性格というイメージを与えてしまうことも多いです。全ての企業にプラスのイメージを与えるとは限らないため、企業や応募する業種に合わせて漫画と書くか決めてくださいね。
私の趣味は漫画を読むことです。ただ漫画を読むだけではなく、自分が読んで面白かった漫画を友達にわかりやすく興味を持ってもらえるようにプレゼンするのが得意です。これまで漫画に興味のなかった友達に「漫画って面白いね!」と興味を持ってもらえるようになりました。漫画を通して自分のおすすめのものをプレゼンするスキルが高まりました。
【旅行】
旅行を履歴書の趣味に書くのは無理があると言う人もいますが、旅行は立派な趣味の一つです。旅行に行く際に計画を立てている、最も効率的に観光地を巡る方法を考えている、のように旅行を通じてなんらかのスキルをアピールできると尚良いです。
また言い方で与える印象を変えられます。同僚や友人と旅行に行く場合には、協調性をアピールできます。一人旅が好きな場合は、自分で計画を立てる力と一人で行動する力や情報収集力、計画性をアピールできます。
私の趣味は、一人旅をすることです。情報収集をして、その情報を元に最も効率よく旅行ができるプランを考えます。一人旅を通してトラブルに見舞われても臨機応変に対応する力と情報収集力、プランを立てる力を身につけました。この情報収集力と計画性を業務に生かしたいと考えています。
【楽器】
楽器は、どれくらいのレベルなのか気になるところ。バンドやピアノ、ギターなど、楽器の種類によってもアピールポイントは異なります。その楽器を始めたきっかけやその理由、継続期間などを掘り下げて聞かれるでしょう。
私の趣味はピアノを弾くことです。5歳から20年間継続しています。ピアノの練習を通して、継続力と折れない心、さらに困難に直面した時に問題を分析し、解決する力を身につけました。
【ウォーキング・ジョギング】
ウォーキングやジョギングなどの日頃の運動も趣味としてアピールできます。健康的で体力面で問題がないことや継続力があることを伝えられます。
運動不足解消のために始めたウォーキングを5年間継続しています。毎日必ず5キロ以上のウォーキングを日課としています。継続力はもちろん、心身共に元気になった実感があります。
【筋トレ】
筋トレやその他の運動が趣味という方も多いでしょう。ワークアウトを継続できる忍耐力や健康的な意識はどのような業界、業種においてもプラスの印象を与えられるはずです。
私の趣味は筋トレです。数年前、体調不良の日が続きました。体調を改善し、健康になるには運動をするしかないと考え、それから筋トレを始めました。体調不良改善のために始めた筋トレでしたが、継続するうちにできなかったことができるようになる楽しさとトレーニング後の達成感にハマり、継続しています。
【カメラ】
カメラが趣味というのは、企業によってはプラスのアピールとなることも。SNSの活用やWebメディアに注力している企業であれば、カメラが趣味というのは役立つはずです。よく撮影する被写体や、撮影時に注意していることなどを伝えられるといいですね。何も考えずに撮影しているのではなく、意図を持って撮影していることを伝えましょう。
私の趣味はカメラで写真を撮ることです。カメラの世界は奥深く、同じ場所でも被写体によって全く雰囲気の異なる写真が撮れることで、新しい発見ができることも多いです。カメラを趣味にすることで、カメラを通じた友人ができたり、旅行に出かけたりと体験の幅が広がりました。
【食べ歩き】
食べ歩きも趣味の一つと言えます。ただし「食べ歩きが趣味です」と一言で終わらせてしまうと、会話が膨らみません。食べ歩きを趣味と伝える際には、深堀りして人柄がわかってもらえるような伝え方をするのがコツです。
私の趣味は食べ歩きをすることです。ただ食べ歩きをするのではなく、そのお店の歴史やその商品が生み出された経緯も同時に調べるようにしています。普段食べている食べ物も、違う視点から見ることで新しい発見や知見を得ることができるようになりました。
厳選20種!特技一覧&例文集
ここでは、特技を文章で記入する場合の例文を、全部で20個紹介していきます。
先ほどの特技一覧からは、20個のみ抜粋しましたが、特技名や数字を入れ替えれば、応用できるでしょう。ぜひ、参考にしてください。
スポーツ系の特技一覧
【バレーボール(集団スポーツ)】
特技はバレーボールです。高校で部活として始めたのをきっかけに、その魅力にはまり、現在は地元の社会人サークルに入って、週3日程度練習に参加しています。プレーを重ねるごとに、チームワーク力や状況判断能力が養われるため、今後も継続していきたいと考えています。
【ゴルフ(個人スポーツ)】
私の特技はゴルフです。友人の誘いで始めましたが、はじめのうちはスコアがなかなか伸びず、悩んでいました。そこでスコアを伸ばすために、飛距離を伸ばす方法について徹底的に調べたところ、目標であったスコア100を達成しました。この経験を通じて、問題解決能力を培うことができたと思います。
【空手(格闘技)】
特技は空手です。小学1年生から高校卒業まで地元の道場へ通い続け、段位2段まで取得しています。高校3年生では、全国高等学校空手道選手権大会で県内3位の成績を残すことができました。12年間空手を続けたことで、肉体面はもちろん、忍耐力や集中力などの精神面についても、鍛えられたと思います。
【登山】
特技は、100カ所以上の山に登った経験があることです。大学1年生でワンダーフォーゲル部へ入部したのをきっかけに、今まで1000m級の低いものから、3000mを超えるものまで、あらゆる山に挑戦してきました。登山を通して身についた計画性や忍耐力を活かし、貴社に貢献できたら良いと考えています。
文系の特技一覧
【ピアノ】
特技はピアノです。小学5年生の時に習い始め、現在は毎週末に2時間ほど弾いています。ピアノは定期的に練習をしないと、指がなまってしまうからです。コツコツと努力を積み重ねることの大切さを実感しています。
【合唱】
私の特技は合唱です。高校時代に合唱部へ所属していたこともあり、社会人となってから、地元の合唱団へ入団しました。月に1回程度コンサートを実施していますが、毎回満席となっており、観客からも好評です。合唱はハーモニーが大切であるため、協調性を強く意識しています。
【イラスト】
特技はイラスト制作です。手書きで絵を描くことも得意ですが、Photoshopを使ってデジタルイラストを作ることができます。色合いや配置にこだわってイラストを描いていたところ、同級生から好評を得て、大学時代はサークル紹介のポスター作りを任されていました。チラシ作りやポスター制作には、自信があります。
【書道】
特技は書道です。小学1年生から書道教室に通い続け、現在は○○会の師範免許を持っています。書道では一文字一文字に集中して描くことが求められるため、瞬時に集中力を高める癖がつきました。おかげで日常生活や現職の業務でも、すぐに集中してタスクを終わらせることができます。
【写真】
特技は、きれいな写真を撮ることです。旅行先で印象的だった風景や、日常生活で目にとまった風景を撮っています。写真はSNSにアップしており、現在フォロワーは2000人です。より多くの人の心に響く写真を撮りたいと、日頃から小さな変化を見逃さないように意識していたところ、洞察力が身につきました。
【そろばん】
私の特技はそろばんです。小学1年生の頃から6年間そろばん塾へ通い、珠算検定2段まで取ることができました。今でも5桁までなら暗算が可能です。日常生活でも、よりコストパフォーマンスの良い商品を買うために、単価を暗算しています。今回応募させていただいた経理のお仕事でも、計算力は役立つのではないかと考えています。
【手話】
特技は手話です。中学2年生の時に参加したボランティア活動で、耳の不自由な方とお会いし、もっとコミュニケーションを取りたいと思ったのが、習い始めたきっかけです。今はスムーズに日常会話ができるレベルにまで、上達しました。手話は単語数が少ないため、限られた単語で表現することを繰り返すうちに、対応力が養われました。
【手芸】
特技は、編み物でなんでも作れることです。セーターやマフラーはもちろん、クッションカバーや立体的な小物も作れます。編み物を始めたのは3年前ですが、家族や友人からのリクエストを受けて、これまで100個以上の作品を作ってきました。編み物をする中で想像力、計画性、忍耐力、集中力など、様々な能力を養うことができたと思います。
スキル系の特技一覧
【プログラミング】
プログラミングが得意です。ブログを運営する際に、Webページにオリジナリティを出したいと思ったのがきっかけで、大学1年生の夏休みから書籍やインターネットを使い、独学してきました。今まで学んだ言語はHTML、CSS、JavaScript、PHPです。複数の言語を学ぶうちに、プログラムを組み立てるための論理的思考が、かなり鍛えられたと感じています。
【パソコン】
特技はパソコン操作です。Word、Excel、PowerPointのMOSを保有しているため、書類や資料をわかりやすく、かつスピーディーに作成できる自信があります。今回は事務職として応募させていただきましたが、スキルを活かして効率的に業務を進めることで、貴社へ貢献していきたいと考えます。
【英語】
特技は英会話です。小学3年生の頃から英会話教室に通っていたこともあり、英検で準1級、TOEICで800点を取得しました。大学2年生に3ヶ月間、カナダへ短期留学した経験もあります。英語力を鍛えられたことはもちろんですが、留学を通して多様性の大切さを学びました。機会があれば、業務にも英語力を活かしたいと思います。
【コミュニケーション能力】
初対面の人ともすぐに打ち解けることが得意です。学生時代にパン屋のアルバイトとして、早朝のシフトに入っていましたが、常連のお客様と会話が弾み、2日目には顔を覚えていただけました。また、前職でもクライアントの方とすぐに打ち解けられたため、ほとんどの場合、契約成立までスムーズに進めることができました。
【記憶力】
特技は、人物の名前と顔を覚えることです。初対面の人はもちろん、歴史上の人物やニュースで報道された人物についても、名前と顔を一度見れば、たいてい覚えることができます。この記憶力のおかげで、今まで友人作りには苦労しませんでした。今回応募した営業のお仕事でも、人脈作りの際に役立つと考えています。
【継続力】
私の特技は、地道に努力を重ねることです。小学1年生の時、初めてのマラソン大会で、後ろから数えて10位だったことにショックを受け、毎朝1kmほど走るようにしました。おかげで小学2年生には21位まで順位を上げ、それ以降も走り続けた結果、高校3年生では陸上部として全国高等学校駅伝競走大会へ出場するまでになりました。
【空気を読む力】
私は、プロジェクトの方向性を見極めることが得意です。上司から業績が伸びない案件について意見を求められた時、想定している顧客ニーズが実際のものとずれていることを指摘し、業績回復に貢献したことがあります。プロジェクトの課題を見つける能力は、貴社でお仕事させていただく上でも、活かせるのではないかと思っています。
【早起き】
私の特技は早起きです。中学1年生の時、朝練のため朝5時に起きていたところ、習慣化して必ず朝5時に目覚めるようになりました。現在は、ウォーキングや読書に朝の時間を充てています。時間が余るため、他の人より早く出勤して、効率よく作業するための事前準備もしています。おかげで、今までに仕事でミスをしたことは、ほとんどありません。
趣味や特技に関するよくある質問
特技がないと不利になる?
特技がなかったり、特技を答えられなかったりしたからと言って、不合格になることはありません。先述した通り、趣味や特技を聞かれる理由は、面接時の話題作りや緊張を解くためという目的があります。そのため、趣味や特技が答えられなかったとしても特に問題はありません。しかし、趣味や特技を答えられる方がアピール材料が増えるため、面接官にプラスの印象を与えられる可能性も高いです。
「人に自慢できるような特技はない」と思っていても、意外と特技はあるはずです。考えてみましょう。
性別によってアピールすべき特技は異なる?
男性か女性かによって、アピールすべき特技は異なるのでしょうか?基本的には、「男性だから〇〇の特技を書くべきだ」「女性だから〇〇の特技を書くべきだ」のように性別でアピールする特技を変える必要はありません。
しかし、男性メインのスポーツを女性がやっている、女性メインの趣味を男性がやっているような場合には、興味を持って話を深堀りしてもらえるかもしれません。
性別によってアピールすべき特技を変える必要はありませんが、性別によって強い印象を与えられる場合には、強くアピールするのも手です。
高い実績がない場合はどうするべき?
特技と言えるような、高い実績がない場合はどのように答えればいいのか不安になるでしょう。客観的に判断できる特技がなくとも、日常の行いの中から特技を見つけ出すことはできます。ちょっとしたことでもいいので、なんらかの特技を見つけてみましょう。
「履歴書に書けるような特技がどうしても見つからない…」そんな方は、趣味や特技の欄がない履歴書を使うのも一つの手です。趣味や特技の項目がない代わりに、自己PRや志望動機の項目が広く設けられているものもあります。それを使うのも一つの手だと言えますね。
まとめ
履歴書に記入する「趣味」と「特技」の違いについてや、特技の一覧、特技が見つからない人でも特技を見つける方法など紹介しました。
特技というのは、大きな功績を成し遂げたものである必要はありません。日常にある些細なことや少し人より突起しているものが、特技としてアピールできるものになるのです。履歴書の作成に悩んだ方は、ぜひ参考にしてくださいね。
また、もし履歴書や職務経歴書の作成自体に悩んでいるという方がいれば、キャリチェンにお任せください。
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