目次
世間とは真逆な勤務体系
前職は学習塾で講師をしていました。本当は学校の教師を目指していたのですが、実際に実習に行ったり教師になった先輩からの話の話を聞いたりして、教師は教師でも学習塾での教師になりました。
塾の先生って学校が終わる昼過ぎだったり夕方前からの出勤になるので、通勤ラッシュに揉まれることはなくて快適だったんですけど、その分夜の終わりが遅くて。基本的には終電で帰宅し、一通り家事をして寝てまた出勤する。土日祝日も基本的には仕事で、世間が大型連休のときは逆に連勤になるという、一般とは真逆の生活になりました。なんとなくはわかっていたんですけど、実際にやるとまた違うものでした。
もちろんそれはそれで嫌なことばかりではなく、最初のうちは通勤ラッシュに揉まれないこと、平日休みになるからどこへ行くにも空いていることもちょっとうれしく感じないことはなかったです。
特に私の場合は朝起きるのが苦手だったから、昼過ぎの出勤は逆に快適に感じていました。
受験のシーズンはてんやわんや
しかし・・受験シーズンになると本当にてんやわんやで。休みも取れず、気になる子がいれば休みを返上してその子のために出勤したり。教え子の一生を決めてしまうかもしれないことに携わるということは、とても大きなプレッシャーでした。
もちろん、本人の努力次第ということが大きいのですが、私たち講師も出来るだけのことをしてあげたい、より理解を深めて欲しいという気持ち、春には笑顔を見せて欲しいという気持ちから、元々、誰かのために動くことが好きだった私には大きなやりがいになってはいました。それと同時に教え子たちの進路を担うということが想像以上に大きなプレッシャーであり負担でもありました。
厳しいスケジュールと受験とで戦う子供たちと一緒になって自分の生活を仕事に捧げても、思うような結果にならないこともあります。
頑張ってきた過程を知っていても、試験当日に力を発揮出来なければ良い結果にはならない。合格というゴールにたどり着けないという子ももちろんいて。そういう結果になってしまうのは、この仕事をやっている以上ある程度仕方ないといえば仕方ないのですが、自分の全てを捧げてもゴールにたどり着けない子達を見ていると、やるせなさでいっぱいになってしまい、受験シーズンが終わると燃え尽き症候群に陥ってしまいました。
しかもしれが毎年同じ時期になるとやってくることを考えるとちょっとぞっとしたものです。これをこれからもずっと続けていくのは、さすがに精神的にしんどすぎる・・自分には向いていない。そう思って塾講師は辞めて、キャリアチェンジすることにしたのです。
迷子になりそうな私を誘導し、一緒にキャリアチェンジできる安心感
今度は自分がだれかの人生を背負ってとか、大きなノルマやプレッシャーと戦うことのない仕事がしたいと思い、キャリチェンで事務職に転職しました。
事務は事務でも営業事務なので、淡々と割り振られた仕事をこなすのではなく営業職の方をサポートする仕事なので誰かの役に立ちたいと思う私にとっては、まさにやりがいのある仕事です。
でも、前職のように大きなプレッシャーもないですし、もちろん営業とついていても事務なのでノルマもない。なにより仕事とプライベートの時間がしっかり確保できることは働く上で最低条件でした。
今の仕事はメリハリをつけて仕事ができるので営業さんに寄り添いながらも心の負担はあまり感じません。今回キャリチェンだったからこそ、こんなにスムーズに自分にピッタリ合った転職先を見つけることができたと思っています。
自分自身で転職先を見つけようとしていたら、迷子になって自分には合わない職場を選んでいたかもしれません。キャリアコンサルタントの方が迷子になりそうな私をうまく誘導してくださったのは本当に助かりました。自分自身に合う転職先ってなんだろうと悩んでいる方にはとてもオススメです。
まずは、キャリアコンサルタントの方に自分の状況とこれからの自分のやりたいことを伝えてほしいと思います!