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金融業界の志望動機の書き方を説明します!業界の特徴や魅力も紹介

 金融業界は就職や転職に人気の業界ですが、具体的な仕事内容については実はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では金融業界を志望する方が志望動機をうまく書けるようになる為の情報やコツ、最後に例文を紹介しています。

金融業界を就職先として検討している新卒の方、現在の会社から金融業界に転職を考えている方、またなんとなくどんな業界なのか知りたい方に向けても有用な情報となっています。是非参考にしてみてくださいね。

目次

金融業界とは?特徴とその魅力

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 志望動機を書く前に、金融業界の特徴とその魅力について紹介していきます。

金融とは、「お金を持っている人が、お金が必要な人に対して融通する」という意味を持つ言葉です。

そして、金融業界とはそのようなお金を扱う業界で、具体的には銀行、損害保険、生命保険、証券、クレジットカード、消費者金融、リースなどいろいろな分野があります

どの分野にも共通して言えるのは、扱う商品には形がないという事です。形がない商品を扱う事こそが金融業界の特徴でもあり魅力、そして時には大変さにもつながります。

例えば、車を売る仕事であれば、その車の良さを最大限アピールする事になります。

しかし、目に見えない商品を売る金融業では、商品の中身ももちろんですが、それをいかに自分が分かりやすく、また魅力的に伝えられるかが重要となってきます。

そういう意味では、商品は自分自身と言い換えられるかもしれません。ここら辺が金融業界の仕事内容で共通する面白さの一つと言えるでしょう。

 仕事内容以外の魅力としてよく言われるのが、待遇の良さや福利厚生の充実さ、そして業界の安定性や社会貢献度の高さです。

金融業界の仕事は他の業界と比較して給与水準が高く、また休暇制度が充実している、ワークライフバランスが取れているという声が多くあります。

土日祝日が休みの会社が多いので、家族や友人と予定が合わせやすいというのもメリットでしょう。

また、人々の生活に無くてはならない存在として、社会に貢献していると実感する場面も多いです。

金融業界の志望動機を書くポイント

 人気の高い金融業界ですので、選考を勝ち抜くためには志望動機をしっかりと、また他の人よりも優れたものにする必要があります。それでは、ポイントを一つずつ説明していきます。

 なお、金融業界に限らず志望動機の全般的な志望動機の書き方については、下記を参考にしてみてくださいね。

\ 志望動機の書き方について知りたい/

志望動機の書き方とは?今までの経験を活かしてアピールする方法

金融業界を志望した理由を書く

 まずは、なぜ他の業界ではなく金融業界を志望したのかを明記しましょう。金融業界の特徴としては下記が挙げられます。

  • 扱う商品に形がない
  • 社会的に信用されている企業が多い
  • 個人や企業など、相手にする顧客の対象の範囲が広く、色々な人と知り合う機会がある
  • 社会貢献度が高い
  • 業界全体的に勤続年数が高く、働きやすい環境が整っている

 ここら辺の特徴を挙げながら、自身の体験談や将来の理想とする姿、そして金融業界を志望する事となったきっかけ等を紐づける事が出来れば理想的です。

なお、金融業界を志望した理由に、例えば「給料が高いから」といったあからさますぎる理由を書くのは控えましょう。

その企業を志望した理由

 続いて重要なのが、なぜその企業を選んだのかです。金融業界と一口に言っても前述の通り様々な分野がありますが、その分野内でも企業は数多くあります。中には、同じようなサービスを提供している企業もあるでしょう。

しかし、志望動機を記載するうえで「なぜ他社ではなくその企業を志望したのか」は必ず面接でも聞かれます。

志望する企業がどんな商品を提供しているのか、社風や経営方針福利厚生は他とどのように違うのかを調査しましょう。

そして、自分の考えや将来設計とその企業が合っていることを明記し、はっきりと他者ではなくその企業に入りたいという熱意を伝えることが大切です。

自分が貢献できること

企業は自社に利益をもたらすために採用を行っています。自分を採用することでどのようなメリットがあるのかを説明する事が必要です。

自分が持っているスキルや資格で、相手先の企業に貢献できる旨を説明しましょう。

未経験の転職で即戦力を求められるときには厳しい面もありますが、知識だけでなく、例えば今まで培った営業のノウハウやコミュニケーション能力等を活用できる事を伝えましょう。

また、知識面も無いならないで正直に伝え、その上で「保険の事を知るために△の資格を毎日2時間勉強している」など、現在の努力をアピールしましょう。

金融業界の志望動機の書き方の構成

 続いて、志望動機を書く時の構成について説明します。もちろん、必ずしもこうしなければならないというわけではないですが、以下を考慮する事でより相手に伝わりやすい志望動機を書くことが出来ます。

最初に結論を述べる

 志望動機では、最初に結論を述べましょう。例えば損害保険なら、「私が御社を希望したのは以前事故に遭った時に御社の保険に助けられ、同じ様に多くの方の手助けをしたいと思ったからです」等です。

最初に結論をいう事で相手はこれからの展開を予想し、また頭に入りやすくなります。ちなみに、最初に結論をというのは志望動機だけでなく、仕事のホウレンソウやプレゼンなどでも基本と言えます。

具体的なエピソードを述べる

 結論の後に、具体的なエピソードを加えましょう。これにより、志望動機に説得力を加味することが出来ます

その中で、数ある企業の中でその会社を選んだ理由に繋げます。具体的な体験談としてのエピソードがない場合は、自分が調べた企業の特徴などを自身の考えと組み合わせることが必要です。

例えば、「他の会社よりも顧客の立場に立った提案をしていると感じた」「会社訪問をした中で職場の雰囲気が自分と合っていると感じた」等です。

入社後に実現したいことを述べる

志望動機の最後には、入社後の目標を述べることで熱意を伝えることが出来ます

自身が目標を達成する事で企業にどう貢献できるのかを伝えていきましょう。

ここで大事なのが、あくまでも自分を採用する事で企業にどのようなメリットがあるかを伝える事です。

例えば証券会社の場合、「御社が扱う全ての商品の説明をできるようになります」だけでなく、「全ての商品のメリット・デメリットを整理し、お客様のそれぞれライフプランに合った商品を提供する事で企業の満足度を上げます」等です。

金融業界の志望動機の具体例2つ

 それでは最後に志望動機の具体的な例文を2つ紹介します。

~地元の地方銀行を志望する場合~

 私は地元の〇〇県を金融で支え、企業と共に成長したいと思い貴行を志望しました。私は幼い頃から〇〇県で育ち、将来についても漠然と地元に貢献したいと考えていました。

そして大学で経済学を専攻していく中で地域の金融を支えているのは中小企業であることを知り、そんな中小企業の成長に役に立ちたいと思うようになりました。

中小企業を支える業界も様々ですが、中でもやはり地方銀行が資金面で多くの影響を与えていることから、地方銀行を志望するようになりました。

貴行は中でも地元の第一地銀であり、県内の貸出金シェアもダントツの割合であることから、貴行を第一志望にしています。

 入社後は持ち前のコミュケーション能力で中小企業との信頼関係を長期的に築き、貴行の繁栄に貢献していきたいと考えています。

~生命保険会社を志望する場合~

 私はお客様一人一人のライフステージを支えたいという思いから御社を志望しました。以前、父が病気で入院していた際に保険に加入していたことから金銭的な不安もなく治療に専念する事が出来たことがあり、保険に興味を持つようになりました。

現在のメーカーの営業の仕事を続けながら保険の事を調べていく中で、どうしてもこの仕事にチャレンジしていたいと思い、この業界に転職する事を決めました。

中でも御社は医療保険について強みを持ち、業界の常識をいくつも破ってきました。

 私も保険の業界は未経験ですが、営業の経験を活かし、お客様のニーズを把握しつつ、最適な保険を提供する事で御社に貢献していきたいと考えています。

なお、知識面で不安がありますが、現在ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、保険募集人の試験を勉強中です。

まとめ

 いかがだったでしょうか?金融業界は社会貢献的な立場もあり、比較的安定している等の理由から人気の業界です。

転職する際にはしっかりとした志望動機を書くことでライバルと差をつける事ができます

しっかりと自身と企業を研究した上で、伝えたいことがきちんと伝わる志望動機を作成しましょう。

キャリチェンでは経験豊富なスタッフが具体的な志望動機の書き方をサポートし、また企業と求職者を繋いでいます。様々な業界の仕事がありますので、まずは気軽に相談してみてくださいね。