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人事担当者におすすめの資格10選

人事は、企業の制度を整えたり働きやすい環境を作ったりする仕事で、企業にとって欠かせない職種です。そのため、どの企業にも必ず配置する人事は、職に困ることがなく転職しやすい仕事でしょう。

今回は、そんな人事担当者におすすめの持っていると良い資格を紹介します。人事に役立つ資格には、国家資格や民間資格など、さまざまな資格があります。この記事を読んで、資格の取得を視野に入れながら転職活動を行っていきましょう。

目次

人事担当者になるために必要な資格はある?

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人事担当者は、企業の中で働いている人達に対して、人事企画、採用、教育、育成を行います。また、制度を整えたり働きやすい環境を作ったりすることも大切な業務です。

そのため、人事担当者に資格は絶対必須ではないけれど、「経営に関する知識」「法律に関する知識」「働きやすい職場のための知識」など、幅広い知識が必要です。

とくに、年金、雇用保険、医療制度についての知識は、人事に役立つことが多いです。人事としての採用を希望する場合は、自分の知識を広げられる資格やキャリアアップを意識した資格を取得することで、採用の可能性を広げられることでしょう。

POINT

人事担当者になるのに必須な資格はない。しかし、幅広い知識が求められるため自身のスキルアップや能力を示すために取っておくのがおすすめ。

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人事担当者におすすめの資格10選!

ここでは、人事担当者におすすめの資格を10種類紹介します。各資格がどのように役立つか、難易度についても触れていくので、自分の得意な分野などを踏まえながら資格取得することを検討してみましょう。

キャリアコンサルタント

「キャリアコンサルタント」は国家資格で、キャリアコンサルティングのスキルが認定されます。就職活動をしている人に対して、職業の選択や能力開発に関するアドバイスを行うことでき、その人に合ったキャリアプランの構築を支援する資格です。

キャリアコンサルタントの資格を取得することで、人事として社員の能力開発や人事異動に知識を活用することができます。キャリアコンサルタントの試験は、合格率がおおよそ30%で、難易度は高めです。

社会保険労務士

国家資格である「社会保険労務士」は、社会保険労務士法のスキルが認定されます。 職務上請求権が認められている8士業のうちの1つです。企業の財産とも言える、「人材」に関する専門家になることができる資格です。

社会保険労務士の資格を取得することで、人事として労働や社会保険に関する法令の実施や、採用・退職に関する社会保険に対して適切な処理が行えます。

社会保険労務士の試験は、合格率がおおよそ3~7%で、難易度はかなり高いです。

メンタルヘルス・マネジメント

「メンタルヘルス・マネジメント検定」は、メンタルヘルスに関する基礎的知識を証明できる資格です。実施しているのは大阪商工会議所で、産業精神保健に関する知識が求められます。Ⅰ種(マスターコース)、Ⅱ種(ラインケアコース)、Ⅲ種(セルフケアコース)の3種類のコースがあります。

「メンタルヘルス・マネジメント検定」の資格を取得することで、人事として社員の精神衛生に配慮した取り組みを企画したり、運営したりすることができます。

「メンタルヘルス・マネジメント検定」の合格率はⅠ種が約16%、Ⅱ種が約43%、Ⅲ種が約67%で、初めて受ける人には、Ⅲ種なら難易度は低めとなっています。

人事総務検定

「人事総務検定」は、人事総務に関する知識の証明ができる資格です。人事総務スキルアップ検定協会が主催する資格で、人事総務部の知識や実務能力を評価される資格試験です。3級(担当者レベル)、2級(主任レベル)、1級(課長レベル)という3種類のコースがあります。

「人事総務検定」の資格を取得することで、人事としての知識や実務能力面のスキルアップが可能です。

人事総務検定の合格率は公開されていないため、難易度は詳しくお伝え出来ません。3級・2級は特別講習を受講した上で、受験可能になるのに対して、1級は2級を取得していることが前提のため、難易度が増すことは想定されます。

産業カウンセラー

「産業カウンセラー」は民間資格で、企業で働く労働者に対して支援を行うカウンセラーのスキルが証明される資格です。労働者のメンタルヘルス・ストレスチェック・人間関係・キャリア形成についてのカウンセリングを行える人物であるということが認められます。

産業カウンセラーの資格を習得することで、人事として社内で働く人たちのために、カウンセリングを行うことのできるスキルを身に付けることができます。

「産業カウンセラー」の試験は、合格率がおおよそ60%で、難易度がやや低めです。

衛生管理者

「衛生管理者」は国家資格で、社員が衛生的かつ安全な環境で働ける環境を管理できる知識やスキルを身に付けていることが認められる資格です。働いている人が50人以上の企業には、1人以上の衛生管理者を配置することが法律で義務付けられています。

衛生管理者の資格を習得することで、人事として、社員が気持ちよく働けるようにするために具体的な知識を活用することができます。

「衛生管理者」の試験は、合格率が約50%で、難易度は中程度です。

ビジネスキャリア検定

「ビジネスキャリア検定」は、職業能力開発促進法に基づいて人事や人材開発などの業務に関するスキルを問われる資格です。検定は、BASIC級、3級、2級、1級の4種類があります。 

ビジネスキャリア検定の資格を習得することで、人事・人材開発、経理・財務管理、営業、生産管理、企業法務、ロジスティクス、経営情報システム、経営戦略という分野の中から選択して学ぶため、人事としての自分の専門性を高めることができます。

「ビジネスキャリア検定」の試験は、合格率がBASIC級で約70%、3級・2級で約40%~約60%、1級で約10%です。

マイナンバー実務検定

「マイナンバー実務検定」は、2016年に施行されたマイナンバー制度を正しく取り扱うための資格です。人事として活用することをアピールするには、2級以上の取得が良いでしょう。

「マイナンバー実務検定」の資格を取得することで、人事としてこれから必要となるマイナンバーの正しい取り扱い方や、番号法成立の経緯・背景、マイナンバー制度の仕組みについての知識を身に付けることができます。

「マイナンバー実務検定」の試験は、合格率が1級・2級が約50%、3級が約80%です。

日商簿記検定

「日商簿記検定」は、企業のお金の記録や計算、整理することで業績を可視化するスキルを身に付けられる資格です。会計に関する知識だけでなく、財務諸表の読み取りや経営分析のスキルも身に付けることができます。

日商簿記検定の資格を取得することで、企業活動や会計実務につながる知識を身に付け、人事として会社全体に貢献できる人材になることができます。

「日商簿記検定」の試験は、合格率が、1級約11%、2級約64%、3級約61%です。

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個人情報保護士

「個人情報保護士」は、個人情報の保護に関する知識が認定される資格です。全日本情報学習振興会が実施していて、個人情報保護に関する資格の最も一般的なものです。

個人情報保護士の資格を取得することで、人事として、個人情報の取扱いに十分に配慮した仕事を行うことができます。

「個人情報保護士」の試験は、合格率が約37%のため難易度が高い試験です。

まとめ

人事担当者になるために必要な資格はあるのか、人事におすすめの資格の紹介と共に、どう役立つのか、資格の難易度など紹介しました。人事担当者になるのに必須な資格はありません。

しかし、幅広い知識が求められるため自身のスキルアップや能力を示すために取っておくのがおすすめです。

ただし、人事に役立つ資格は難易度の高いものが多めです。転職活動をする際には、資格を取得するために努力したことを、面接でしっかりアピールしましょう。資格取得に向けて、毎日コツコツと努力できた人材は、有能な人材として企業に評価してもらえるでしょう。

人事の仕事に興味があるという方は、ぜひキャリチェンにご相談くださいね。あなたの希望にあった企業をご紹介します。