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プロ意識を植え付けられた研修時代
大学卒業後は、とある百貨店で契約社員として働いていました。主な仕事としてはご来館されるお客様のお困り事に対応するインフォメーションカウンター内での仕事でした。
最初は正直フロア案内やお問い合わせに答えるぐらいで簡単な仕事かな、と思っていたのですがお化粧の仕方やお化粧の指定、立ち振る舞い、制服の着方まで細かく指定をされてこれまで愛用していたメイク用品は休日にしか使えなくなりましたし、元々歩き方や立ち方に気を配ったことがなかったので、姿勢を治すのはとても大変でした。
多くの人から見られ、その百貨店の顔として立っている意識を持つようにと指導されたので、長年染み付いた癖をまさか仕事上で治させられるなんて思ってもみませんでした。
最初のうちは、綺麗な所作が学べて身につけられると思って矯正したり勉強したりしていたのですが、教えられたことを教えられた通りにやってるつもりなのに、出勤するたびに指摘されて直させられて。いま思うと少しイジメに近かったのではないのかな、と思います。
昨日言っていたことが翌日にはまた変わっていたり、矛盾しているようなことを指摘されたりしていたので。当時は気づきませんでしたが(笑)
やることがあまりない中ずっと笑顔でいるのはなかなか大変でした
また、インフォメーションカウンターのお仕事ってやることが少ないことがメリットの1つのように感じていましたが、同じ姿勢で何時間も立ちっぱなしというのはとても辛かったです。
それに、口元は常に口角を上げて笑い顔をつくっていないといけなかったので、ただただ歩いている人を眺めながらその状態でいるのがとてもしんどかったんです。
カウンター内で座って待機とカウンター外での立ち待機を交代で行ってたのですが、どちらの場合でも顔はニコリとしていないといけなかったですし、私語も基本的には禁止だったので、1日8時間笑ったままでいないといけないというのは、精神的にも辛かったです。
何よりも正直なところ退屈でした。契約社員ですし、1年間の契約だったのでずっと続けられるという安定もなく、働き続けられ自信もなかったので契約更新はせずに契約満了という形で退職しました。
体力的にも精神的にも続けられないと考えてキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
無理なく安定して働きたい
キャリチェンを見つけたときは、思わず「これだ!」と叫びだしたくなるような気持ちでした。
立ち仕事は正直もうしたくなかったので事務職で探していたのですが、なかなか一般公募での採用になることができず、アルバイトや契約社員としての募集も多かったので、安定して働ける正社員枠としてはなかなか倍率が高かったんです。
途方に暮れていた頃に見つけたキャリチェンでは事務職での採用は確定していましたし、なにより正社員という安定して長く続けられる雇用形態というのが私にとっては1番の魅力でした。いくつか自分の希望に合う職場、仕事内容やお給料などの条件に見合う会社を紹介してもらい、スピード感のある対応をしてもらえました。
キャリチェンにはとても感謝しています。もし、キャリチェンに出会えていなかったら今頃私は生活のために望んでいない転職をしていたかもしれません。キャリチェンは安定して働きたいという方の強い味方だと思っています。