転職の面接といえばスーツが一般的です。しかし、派遣会社の登録面談や顔合わせでもスーツを着なければならないのか悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
今回は、派遣の登録面談とはどんなことをする場なのか、派遣面談の服装マナーやポイント、注意点などについて紹介します。
今記事を参考に、自信を持って派遣の面接に臨みましょう。
目次
派遣の登録面談ってどんなことをするの?
派遣の面談登録は、派遣スタッフとして仕事を紹介してもらうために必要な最初のステップです。派遣会社にエントリーし、登録会に参加してプロフィールや経歴を入力した後に行われます。
派遣会社の担当者との登録面談では、派遣会社の会社概要や就業規則、福利厚生などの説明を受け、最終的な手続きを行います。
登録面談が終われば派遣会社の登録が完了したことになり、その後あなたに合った求人を紹介してもらうという流れになります。
\面接には何分前に着くべき?/
派遣の登録面接や顔合わせの服装マナーとは?
派遣会社のほとんどは、「服装は自由です」「ラフな服装でお越しください」など、何でも良いのかなと思ってしまうようなことが書いてあります。
しかし、やはり会社へ面接に行くわけですから、TPOを意識した服装がマナーとなります。派遣会社は、派遣スタッフと派遣先をつなげてくれる架け橋のような存在です。
面接での第一印象は、担当者があなたの人柄を判断する場にもなります。そのため、服装や身だしなみは大切な材料になり、良い企業への紹介にも関わってくるでしょう。
20代の学生や40代の主婦など、さまざまな年齢や状況の方が登録に来社しますが、どんな方でも、基本は「オフィスカジュアル」か「スーツ」が望ましいでしょう。
また、派遣先企業との顔合わせ時の服装は、さらに重要です。とくに、事務職やコールセンターなどのオフィス系の仕事に就きたい場合は、きれいめな服装が求められます。
美容やアパレル系などの華やかな仕事に就きたい場合は、おしゃれした方が良いかと思われがちですが、お客様の接客をする立場の仕事なので、やはりオフィスカジュアルかスーツが適しています。
また、工場の仕事でも、基本的にはスーツを着用しましょう。「私服でお越しください」と言われた場合には、自分だけ浮いてしまう可能性があるので、清潔感のあるラフすぎない私服でいきましょう。
派遣の登録面接や顔合わせの服装は、基本的に「オフィスカジュアル」か「スーツ」が望ましいです。
夏と冬で異なる服装のポイント
季節によって注意したいポイントや気になるポイントが異なります。ここでは、夏と冬ではどのような違いがあるのか確認しておきましょう。
夏の服装
夏は暑いので、面接時にジャケットを脱ぐことも多くなります。そうなると目立ってくるのが「ワイシャツ」です。
ワイシャツがシワシワになっているとだらしない印象を与えてしまうので、しっかりアイロンがけをするか、シワになりにくい素材を選ぶようにしましょう。
また、シャツからインナーが見えてしまっている方がたまにいます。Vネックのインナーを着用し、見えないようにすることをおすすめします。
夏なので汗をかくのは仕方がないことですが、汗染みが目立たない色を選ぶ、通気性や吸水性に優れた夏素材のワイシャツを選ぶことで、清潔感を感じられるようにするのも大切です。
冬の服装
冬は寒いので、防寒対策として着こんでいる方も多くいます。しかし、着こみすぎてしまうと着ぶくれし、スマートな印象にはならないでしょう。
あまり着こまなくても良いように、ワイシャツやスーツの生地を冬用の防寒対策ができるものにしましょう。たとえば、ワイシャツの生地は光沢感のあるブロードの生地が多いですが、冬用のコットン素材のワイシャツに変えることで、保温効果が高まります。
他にも、手袋やマフラーを着用して防寒対策をして、スーツの中にあまり着こまないようにしましょう。
夏は暑く汗をかくのでワイシャツの素材や色に気をつけましょう。冬は中に着込みすぎて着膨れしないよう、冬用のスーツ素材を選びましょう。
私服でもよいと言われた時は?
短期や単発のアルバイトの場合、「私服でも良い」と言われる確率が高いです。しかし、それを真に受けずに、基本はオフィスカジュアルをおすすめします。
希望する職種によっても服装に対する考え方は違い、コールセンターや事務などのオフィスワークならスーツかオフィスカジュアルが望ましいですが、倉庫や工場など身体を動かすような仕事であれば私服でも問題がない場合があります。
私服であれば、サンダルやジーンズ、露出の高い服装、カジュアルすぎるものは避け、なるべく目立たないような服装を選びましょう。面接で目立っても良いことは一つもありません。
目立ってしまうと「この人は大丈夫だろうか」「派手すぎて職場には馴染まないかもしれない」など、悪い印象を与えてしまうことにつながる可能性があります。
派遣の面接の服装の注意点やポイント
派遣の面接ではスーツかオフィスカジュアルが望ましいとわかりましたが、他に注意するべきポイントはあるのでしょうか。確認していきましょう。
清潔感が大切
面談では、第一印象が重要になります。第一印象を決める要素として、清潔感は欠かせません。服装や髪型、小物選びに困ったら、清潔感があるかないかで判断し、清潔感のある装いを一番に心がけましょう。
髪はまとめる
髪が長く顔にかかっていたり、傷んでパサパサになっていたりすると、不潔な印象を与えてしまいます。髪が長い人はしっかりとまとめ、顔にかからないようにしましょう。
前髪が長い人は、ピンで留めておくと良いでしょう。髪が傷んでいても、まとめていればあまり目立ちません。また、髪色は黒や茶色などの目立たない色にしておく方が無難です。
靴は落ち着いたものをチョイス
靴は意外と見られることが多いです。一般的なデザインで、落ち着いた茶色か黒の革靴が無難です。ヒールの高いものや、赤や青など目立つカラーのものは避けましょう。
ナチュラルメイクにする
メイクは社会人としてのマナーなので、していく方が良いのです。しかし、濃いメイクだと派手な印象を与えてしまうので、控えめなナチュラルメイクを心がけましょう。
ただし、控えめすぎてスッピンに見えないように注意が必要です。健康的で明るい印象を与えるようなメイクが望ましいので、目の下のクマをコンシーラーで消す、チークは血色感のあるピンクやオレンジにするなどの工夫をしてみましょう。
\好印象を与えるメイクのポイント/
アクセサリーは控えめに
アクセサリーをしてはいけないという決まりはありませんが、アクセサリーが派手だとそれだけが悪目立ちしてしまいます。アクセサリーをつけるなら、落ち着いたデザインのものを選び、控えめにしましょう。
また、ネイルも同様で、ベージュや薄いピンクなどの落ち着いた色合いを選ぶことをおすすめします。
面接の際は、「清潔感を大切にする」「髪はまとめる」「靴は落ち着いたものをチョイスする」「ナチュラルメイクにする」「アクセサリーは控えめにする」というポイントを押さえ、服装や髪型などを整えましょう。
まとめ
派遣の登録面談や顔合わせ時は、どんな服装をしていけば良いのか、一般的な服装マナーや、夏と冬で異なる服装のポイント、私服でもよいと言われた場合、 服装の注意点やポイントなど紹介しました。
派遣の面談とは言え、やはりTPOを考えスーツやオフィスカジュアルで来社するようにしましょう。また、気を付けるべきなのは服装だけではありません。メイクやアクセサリー、ネイル、靴などトータルで判断されます。身だしなみは、相手に好印象を与えるためにとても大切なポイントのため、気をつけましょう。