目次
証券会社で営業をすることの実態
前職は証券会社で営業をしていました。仕事内容もさることながら、とにかく雑用は新人の役割でしたので通常営業に加えてお茶汲み、デスクやフロアの掃除など本来やるべきことではないことに日々追われている状況でした。
朝8時の就業1時間前には出社して掃除、通勤時間も1時間はかかるため当時の起床は5時でした。新規開拓の部門にいたため、とにかく住宅街を歩いて個人宅への飛び込みしたり電話を1日200件かけたり。無言で電話を切られたり明らかに居留守を使われる分にはいいのですが、対面で怒鳴られたりすることも多く、それでも契約を取ることは本当に難しく、とにかく精神的に追い詰められることが多かったです。
自分に与えられた業務内容やノルマをこなすことに必死でしたし、その中で追加で与えられる雑用。終業時間は毎日終電でしたし、翌日は朝5時には起床していないと間に合わないため、睡眠時間は3時間あるかないか。起きれるかどうかが毎日不安だったのでついに私は不眠症に。
満足に眠れてもいないので食欲もなくなっていき、半年後には体重が7キロも落ちて元々痩せ型だった体型は骨が浮いてくるほどガリガリに。休みはきちんともらえていた方ではありましたが、休みの日でも不眠症のせいでなかなか満足に休んだ気にはなれませんでした。
そんな状況をしばらく静観してくれていた家族だったのですが、元々堪え性である私を心配し、せっかく入った会社だからと渋る私を説得してくれて退職する決意ができました。
昔から我慢しすぎて支障が出るぐらいにならないと、どんなに辛いことでも耐えようとしてしまう性格だったので、もしあのとき家族の説得がなければ今でも続けていたかもしれません。
家族の後押しでキャリアチェンジを実現した体験談はこちらにもあります→
向き合った就労条件がまるで夢のよう
退職後はとにかく自分の身体を治すことに専念し、しばらくは旅行に行ったり、趣味に時間を使うようにして意識的にのんびり過ごしていました。一年ほどたって。少し余裕ができてきた頃に仕事を探すようになりました。
正直なところ、また入った会社が同じようなところだったらどうしよう。それとも世の中の会社ってそれが普通なのかな、とも思っていました。安定した生活を送りたいけれど、家族に心配をかけること絶対に嫌でした。
派遣であればすでに内情を知っている人にいろいろ聞けるしいいのでは?と思いましたが、時給だったり切られてしまったりすることも考えると、安定からは程遠くなってしまうのでそれも躊躇してしまったり。なかなか前に進めない日々が続いていたんです。
そんなときに出会ったのがキャリチェンでした。すでに内情を知っている人に職場を紹介してもらえて、なおかつキャリチェンだったら正社員としての雇用になるので、切られてしまう心配もなし。不安に思っていたことを全てクリアにしてくれたんです。
実際にキャリチェンで入社した会社は以前とは比べものにならないぐらい素敵な会社でした。就業時間に合わせて通勤、帰宅も定時。事務職なので営業に回ったり怒られたりすることなんて皆無。本当にこんな会社があるんだと感動しました。
すっかり病気も治って、睡眠時間はたっぷり取れるようになったので、食欲も回復しましたし、なにより家族との時間を楽しめるように。キャリチェンのおかげで自分が想像していた以上の生活を手に入れることができました。