転職活動の面接では、多くの企業と面接をすることになるでしょう。
また、何度も面接を受けていると、面接で「やらかした」と後悔する場面も出てきますよね。
今回は、そんな面接で「やらかした」と感じたと思った時の例や、やらかさないための準備について解説します。
また、「やらかした」と感じた面接が不採用である可能性が高いのかを確認するために、不採用・採用時の面接官のサインも合わせて紹介します。
この記事を読んで分かることは、以下のとおりです。
・面接で「やらかした」と思ったこと
・面接で採用される可能性のあるサイン
・面接で不採用になる可能性があるサイン
目次
面接で「やらかした」と思ったら必ず不採用になる?
結論から言うと、面接で「やらかした」と思っても必ず不採用になるとは言いきれません。
面接でやらかした内容ににもよりますが、例えば、やらかしたときに面接官が笑顔で対応していたり、「気にしないでください」と気を使ってくれた場合は面接官からしたら差ほど気にならないミスだった可能性もあります。
しかし、面接で「やらかした」と思った時に面接官が真顔だったり、態度が冷たかったりした場合は、「やらかした」と思ったミスでマイナス印象を与えている可能性があるかもしれません。
そのため、面接ではあなたが「やらかした」と感じたことも面接官の受け止め方次第になるので、必ずしも不採用が確定したとは言い切れないのです。
面接で「やらかした」と思ったこと10選
面接では、多くの人が「やらかした」と思った経験があるでしょう。そのため、こちらではやらかしがちな面接のミスを10選紹介します。
面接でやらかしがちなことは、以下のとおりです。
①履歴書・職務経歴書を忘れてしまった
②筆記用具を忘れてしまった
③「御社」を「貴社」「弊社」と間違えて言ってしまった
④遅刻してしまった
⑤体調を崩してしまった
⑥リモート面接中にパソコンが再起動してしまった
⑦リモート面接の入室のやり方が分からず迷惑をかけてしまった
⑧ネクタイを忘れてしまった
⑨回答が矛盾してしまった
⑩頭が真っ白になってしまった
①履歴書・職務経歴書を忘れてしまった
面接でやらかしがちなミスは、面接で使用する履歴書や職務経歴書を忘れてしまうことです。
事前に応募先企業に提出しているのであればそれほど問題ないかもしれませんが、事前に履歴書・職務経歴書を提出していない場合は、面接がキャンセルになってしまう可能性があるでしょう。
また、会社によっては、履歴書を後日郵送で面接だけその場で行ってくれることもあるので、その際の対応は会社次第と言えます。
どちらにせよ、履歴書・職務経歴書を忘れてしまうと、面接官に悪い印象を与えてしまうのは確実なので気を付けましょう。
②筆記用具を忘れてしまった
面接に筆記用具を忘れてしまった場合も、「やらかした」と思うケースの一つでしょう。
筆記用具の場合は面接会場で貸してくれる可能性があります。しかし、応募先企業によっては事前に「筆記用具とメモのご用意をお願いいたします」と採用担当から言われていた場合は貸出してくれない可能性も考えられます。
社会人として、筆記用具とメモは常に持ち歩いていることが常識とされているため、筆記用具の持参を言われていなくても、持っていくようにしましょう。
③「御社」を「貴社」「弊社」と間違えて言ってしまった
面接での応募先企業の言い方には、気を付けなければなりません。
面接前には分かっていたとしても緊張してしまい、「御社」と言うべきところを「貴社」「弊社」と間違えた言い方をしてしまうかもしれません。
一度のミスで、すぐに間違いに気付き修正すればそれほど問題はないです。
しかし、気付かずに終始間違えた言い方をしてしまった場合は、面接対策の準備不足を思われてしまったり、社会人マナーが足りないと思われてしまう可能性があります。
そのため、緊張していたとしても、応募先企業の呼び方には十分気を付けるようにしましょう。
④遅刻してしまった
面接会場に遅刻してしまうと、「やらかした」と感じることでしょう。
面接に遅刻してしまう原因は、大きく分けて自分の責任か、やむを得ない事情なのかに分かれます。
電車の遅延などやむを得ない事情の場合は、採用担当に連絡をしておけば面接の時間を調整してくれるでしょう。
しかし、寝坊や電車の乗り継ぎミスで遅刻をしてしまった場合は、面接が始まる前から採用担当からの印象はマイナスからスタートするため、面接の難易度は高くなります。
そのため、面接会場には遅くても30分前に到着できるように予定を立てることが大切です。
⑤体調を崩してしまった
面接当日に体調を崩してしまった場合も、「やらかした」と感じるでしょう。
体調を崩してしまうことは仕方ないですが、面接当日だとタイミングがとても悪いと感じますよね。
ただ、現在はコロナが蔓延しているため、体調が少しでも悪いと感じた場合は、面接を違う日程に調整してもらうことが最善の判断だと言えます。
面接官も体調不良の日程調整は仕方のないことだと理解してくれるはずなので、深く落ち込む必要はありません。
⑥リモート面接中にパソコンが再起動してしまった
リモート面接中にパソコンが不具合で再起動してしまったりした場合は、「やらかした」と感じるでしょう。
また、リモート面接の場合に電波状況が悪く、接続が切れてしまったりした場合も同じように「やらかした」と思うかもしれません。
パソコンが再起動してしまった場合、面接官からすると急に面接中に退席したと思われてしまうため、悪い印象を与えてしまう可能性が高いです。
しかし、パソコンが再起動してしまったり、電波状況が悪く接続が切れてしまったりした場合は、しっかりと状況の説明をすることで納得してくれる場合もあります。
⑦リモート面接の入室のやり方が分からず迷惑をかけてしまった
リモート面接当日に、面接部屋の入室のやり方が分からずに面接に遅刻してしまうと「やらかした」と感じるでしょう。
これまでZOOMなどのWeb面接を使用したことがない人は、アプリの使い方が難しい人もいると思います。
そのため、アプリの使い方が難しいと感じる人は、事前に面接部屋の入室のやり方や面接中の画面や音量の設定、退室の仕方を確認しておく必要があるでしょう。
⑧ネクタイを忘れてしまった
ネクタイを忘れてしまうのは、致命的なミスです。
応募先企業が服装の指定をしていない場合であれば気にする必要もないですが、スーツを指定された場合は、原則ネクタイを付けることが決まっています。
そのため、ネクタイを忘れた際は、コンビニなどで購入する必要があるでしょう。
⑨回答が矛盾してしまった
面接の質問で矛盾した回答をしてしまった場合は、「やらかした」と感じるかもしれません。
例えば、序盤の質問で長所について聞かれたときに「協調性があることです」と答えたとします。
しかし、面接の後半で「一人で黙々と作業をすると効率良く仕事ができます」と何かの拍子に答えてしまった場合は矛盾した回答になってしまうため、面接官に不信感を与えてしまうでしょう。
なので、面接では一貫性のある回答を心掛ける必要があります。
⑩頭が真っ白になってしまった
面接で緊張し過ぎて頭が真っ白になってしまうこともあるでしょう。面接で緊張してしまうことは仕方のないことで、面接官も十分に理解しています。
しかし、面接で頭が真っ白になってしまって面接で受け答えができなければ、面接官としてもマイナスの評価を付けるしかありません。
なので、面接で頭が真っ白にならないためにも、面接対策を何度も行い面接の雰囲気になれる必要があるでしょう。
面接でやらかしたとしても採用されるかもしれないサインとは
面接で「やらかした」と感じたとしても、面接官の態度次第では採用を貰える可能性もあります。
そのため、こちらでは「やらかした」と感じた面接での面接官の態度で採用されている可能性がどのくらいあるのかの目安にしてください。
面接でやらかしたとしても採用されているかもしれないサインは、以下のとおりです。
・面接官が笑顔で対応してくれた
・回答内容を深堀して聞いてくれた
・面接中の話が盛り上がった
面接官が笑顔で対応してくれた
面接官で「やらかした」と感じたことに、面接官が笑顔で対応してくれた場合は、少なくとも面接官は悪い印象を持っていない可能性が高いです。
そのため、面接官からすると大きなマイナスポイントとして捉えていない場合があります。
また、やらかした内容によっては「可愛いらしい一面がある人」と若干プラス要素として捉えてくれているかもしれません。
なので、もし面接官が笑顔で対応してくれていた場合は、そこまで深刻に悩む必要はないでしょう。
回答内容を深堀して聞いてくれた
やらかしたと感じる面接で、面接官があなたのことに対し深堀した質問をしてくれた場合は、「やらかした」と思ったとしても選考に大きな影響を与えていない可能性があります。
なぜなら、面接官が深堀してくる理由は、あなたに興味があるからです。
「やらかした」と思った内容で不採用が決まっていた場合は、簡易的な質問で終了し深堀されることはないでしょう。
面接中の話が盛り上がった
面接中に話が盛り上がった場合は、面接でやらかした内容は面接官にとっては気にする内容ではないことが多いです。
話が盛り上がるということは、面接官があなたに対して心を開いている証拠です。
逆に、やらかしたことであなたに悪い印象を持っているのであれば、心を開いてくれないので話は盛り上がらないと言えるでしょう。
面接でやらかして不採用になるかもしれないサインとは
やらかしたと感じた面接で不採用になっているかもしれないサインもあります。
こちらで紹介するサインが面接中に会った場合は、面接結果に過度な期待はせずに他の選考を進めることに集中すると良いでしょう。
面接でやらかして不採用になっているかもしれないサインは、以下のとおりです。
・メモを取っていない場合
・単純な質問だけで終わってしまった場合
・面接中は終始苦笑いしていた場合
メモを取っていない場合
面接官があなたの回答をメモしていなかった場合は、面接で不採用になっている可能性が高いと言えるでしょう。
なぜなら、面接官は志願者の回答をメモして面接後にも自社が募集している人材像にマッチングしているのかを確認するからです。
そのため、もしあなたの回答をメモしていない場合は、面接の形式だけ行っているだけで、面接の時点で不採用と判断されてしまっている可能性があります。
単純な質問だけで終わってしまった場合
単純な質問だけで終わってしまっている場合も、不採用と判断されている可能性が高いです。
なぜなら、面接官があなたに興味がある場合は、もっと知りたいと深堀した質問を沢山してくるからです。
簡易的な質問で面接が終了してしまった場合は、「この人は採用は厳しいかな」と判断されてしまっている可能性があります。
面接中は終始苦笑いしていた場合
面接官が面接中に苦笑いするタイミングが多かった場合は、あなたに対してあまり良い印象を持っていない可能性があります。
あなたの「やらかした」と思った行動が面接官にとって大きなマイナスポイントとして考えられてしまっている可能性があります。
そのため、面接中にあなたが話た内容があまり心に響いていないため苦笑いしてしまっているのです。
面接で終始苦笑いするタイミングが見られた場合は、面接結果にはあまり期待しない方が良いかもしれません。
面接でやらかした時のまとめ
今回は、面接でやらかしてしまった時についてまとめました。
面接では誰しもが緊張してしまいます、そのため、多くの人が面接で「やらかした」と感じることでしょう。
しかし、面接でやらかしてしまったとしても、必ず不採用になるというわけではありません、
そのため、面接中の面接官のサインを参考にして、悪い印象を与えているのかを確認すると良いでしょう。
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