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履歴書の通勤時間の書き方|ケース別の通勤時間の記入例を解説

就職活動や転職活動、アルバイトなどで履歴書を書く際、通勤時間の欄をどのように書こうか迷った経験がある方は多いと思います。応募者からすると通勤時間はただ所要時間を書くだけですが、企業側からすると通勤時間から様々なことを読み取っているのです。この記事では履歴書の通勤時間欄の正しい書き方と注意点について解説しています。就職活動・転職活動中の方は必見です。

目次

履歴書の通勤時間の書き方

履歴書の通勤時間をどのように書けばよいのか悩んだことのある方は多いのではないでしょうか?ドア to ドアなのか、電車の時間だけでよいのか、通勤手段がいくつもある場合、どのルートの通勤時間を書けばよいのか、悩む箇所はたくさんあります。

自宅から会社までの所要時間を書く

履歴書の通勤時間にはハッキリした定義があります。それは「自宅から会社まで(ドア to ドア)の最短時間を書く」です。徒歩、自転車、電車、バス、自動車、全ての移動手段が含まれています。例を見てみましょう。

①自宅から最寄り駅までバスで15分

②電車で40分移動して会社の最寄り駅へ

③10分歩いて会社に到着する

このような場合、ドア to ドア15+40+10で65分、つまり1時間と5分かかることになります。

地図アプリや交通情報アプリから最短の時間を調べて書く

後ほど詳しく説明しますが、通勤時間は地図アプリや交通情報アプリで最短の時間を調べて書きましょう。適当な通勤時間を記入してしまうと、自分が損することになります。

複数通勤経路がある場合も、最短ルートの通勤時間を記入しましょう。

通勤時間は5分単位で書く

通勤時間は5分単位で書きましょう。もし中途半端に1時間21分、1時間24分という通勤時間であれば切り上げを行って1時間25分と記入しましょう。

記入例

▼通勤時間32分→35分

▼通勤時間35分→35分

▼通勤時間39分→40分

▼通勤時間58分→1時間00分

【差別化ポイント】1時間未満の場合は”0”時間と書く

市販の履歴書やWEBで公開されている履歴書は通勤時間が「〇〇時〇〇分」という風に穴埋め形式になっています。通勤時間が1時間より短い場合、0時間〇〇分と記入するようにしましょう。時間のところが空白だと、面接官は書き漏れなのか、1時間以内なのか悩んでしまう時があります。

40分の通勤時間であれば「0時間40分」と書きましょう。同様の理由で1時間5分の通勤時間の場合は、「1時間05分」と書くと、面接官に伝わりやすく親切です。

時間の記述に関して、2桁になることはまずあり得ないので”01”と書く必要はありません。

使用する交通手段も添えておく

通勤時間を記入する際は、使用する交通手段を余白に書いておきましょう。上記の例だと、「バス、電車 1時間05分」という表記になります。基本履歴書に交通手段を書く欄は用意されていませんが、交通手段を明記しておくと、面接官へ正確な情報を伝えることができます。

履歴書の通勤時間で何を見ている?

企業の人事担当者は履歴書の通勤時間で何を見ているのでしょうか?主に2つあります。

応募者への肉体的負担

通勤時間は働きやすさに直結する要素です。極端な話にはなりますが、20分で着く会社と、1時間半かけて出勤する会社では、どちらの方が働きやすいですか?20分の方ですよね。

この2つの例えでは往復で140分以上の差が生じており、かなり時間を通勤に使っていることがわかります。

このように、通勤時間が長いと面接官は「疲労が溜まってパフォーマンスに影響が出るのではないか」と考える可能性があります。

特に90分というボーダーラインに注意しましょう。往復で3時間通勤に使っていることになるので、疲労が溜まるのではないかと疑ってしまいます。

もし転職する際に現職が90分以上の立地にあって、仕事に影響がないのであれば、「現職でも同様の通勤時間を要していますが、業務に支障はありません。」と記入しておきましょう。面接官を安心させる要素になります。

企業負担の交通費

一般的に、通勤にかかる交通費は会社が全額または一部負担します。企業の人事担当者は、通勤時間、通勤手段から毎月の交通費を算出して、どれくらい交通費がかかるのかチェックしています。

通勤時間の長さは選考に影響する?

答えはイエスです。通勤時間があまりにも長いと企業は敬遠してしまいます。特に仕事に悪影響が出るかもしれない90分のボーダーラインに注意しましょう。

また1カ月あたりの交通費が7万円以上になると企業も全額負担は厳しくなってきます。交通費がこれ以上かかってしまう場合は人事担当者を安心させる説明を記入しておきましょう。

上記で解説したような、現職でも同様の通勤時間を要しているため、問題ありませんと言う風に書いておきましょう。

ただフルリモートの場合や週のほとんどが在宅の場合、通勤時間は選考に影響しないので、心配しなくても大丈夫です。

ケース別の記入例

ここからはケース別の記入例を紹介しています。この場合どうやって書けばいいんだろうと疑問に思ったらぜひ参考にしてください。

<h3>勤務地が決まっている場合</h3>

オフィスが1つしかない場合や、勤務地が決まっている場合は、素直に通勤時間、通勤手段を書いておけば大丈夫です。

近くに複数のオフィスがある場合、「〇〇支店まで 〇時間〇〇分」という風に記入しておくと安心です。

フルリモートになることが決まっている場合

フル在宅になることが決定している場合は、本社への通勤時間を書くか、横棒(ー)で通勤時間を埋めましょう。必ず余白か自由記入欄に補足として「フルリモートなので形式上〇〇と記入しております。」と記入しておきましょう。

勤務地未定の場合

例えば応募先企業が東京都に複数の店舗を展開する飲食店だった場合はどう書くのが正解でしょうか?書き漏れと思われないための正解は2パターンあります。

希望先の勤務地がある場合

もし希望先の店舗、勤務地がある場合はそちらを余白に明記して、その店舗への通勤時間を書きましょう。

例えば「渋谷道玄坂店」で働きたいと思った場合は、「渋谷道玄坂店まで 自転車、電車 0時間50分」という風に記入しましょう。多くの履歴書で自由記入欄や、希望勤務地を書く欄があるので、そちらに希望先の勤務地(店舗)を書いておきましょう。

引っ越しの予定がある場合

面接の合否にかかわらず、転居の予定がある場合は、新住所からの通勤時間を記入しましょう。その際、「新住所より」「転居予定日」という記載をしておきましょう。現住所から引っ越すことを明記しておかないと、面接案内や合否の結果を郵送するとなったときに旧住所へ送られてしまいます。

ただ明日、明後日引っ越すような直近に転居を控えている場合は、現住所欄に新住所を書いても構いません。補足の説明も不要です。

記入例「新住所より (2022年5月9日転居予定) 自転車、電車 1時間10分」

合格したら転居する場合

遠方の企業に応募する場合や、Uターン、Iターン就職する人は合格した後に引っ越しをしますよね。そういった場合は、通勤時間に横棒(ー)を記入し、「採用決定後に〇〇分圏内の場所へ転居予定」と明記しておきましょう。

記入例「採用となった場合、通勤可能エリアに転居する予定です(1時間00分圏内)」

このように通勤時間が計算できず、なんと記入すればよいかわからない場合は通勤時間欄に「ー時間ー分」という風に書いておきましょう。通勤時間欄付近の余白や、自由記入欄に通勤時間を記入できない理由を明記しておきましょう。

正しい通勤時間を調べる方法

人によって徒歩、電車、自転車、自動車と通勤手段が異なります。正しい通勤時間を調べるにはどうすれば良いのでしょうか?おすすめはGoogleマップです。Googleマップはあらゆる交通手段に対応したルート検索が可能で、一般的な徒歩スピード、自転車スピードで行くとどれくらい時間がかかるか調べてくれます。多くの乗り換え案内アプリや時刻表アプリがバス停、駅にしか対応していない中、Googleマップはドア to ドアの通勤時間を1発で検索してくれます。自宅住所とオフィス住所を入力すれば、簡単に通勤時間が検索されるため非常におすすめです。

また各種スマートフォンに入っているデフォルトの地図アプリも同様の機能がありますので、ぜひ活用しましょう。

実際の勤務時間に合わせて検索をする

電車やバスといった交通機関は時間帯によって運行本数が異なるため、5分〜10分のズレは平気で起こります。昼過ぎの時間帯のダイヤを調べるのではなく、実際の勤務時間に合わせた時間帯で検索しましょう。

例えば朝10時始業であれば、15分〜30分前に到着するように検索するのです。そうすることで自身も働き始める前にどれくらいの時間に家を出れば良いのかがわかるため、その会社で働くイメージのきっかけになります。

働きやすい通勤時間

通勤時間が長いと、その分プライベートに割く時間が潰れてしまう上に疲労も溜まってしまいますよね。特にお子さんのいる家庭では残業を挟んでしまうと帰宅がかなり遅くなって家庭へ割く時間が足りなくなり、関係性に良い影響があるとは言えません。では実際どのくらいの通勤時間であれば働きやすいのでしょうか?

都内平均は1時間

東京都内へ出勤する場合は1時間が平均です。というのも埼玉、千葉、神奈川といった隣接した県の家賃をおさえた家から出勤する人が多いため、平均1時間となります。

都内出勤は交通網遅延が起こるので注意

都内の朝6時〜8時半ごろまでは通勤ラッシュが発生します。電車、バス、自家用車、いずれの交通網も、出勤する人が多いため遅延や渋滞によって到着時刻が遅れてしまうので、実際に働く際は余裕を持って家を出るようにしましょう。

おすすめの通勤時間

おすすめの通勤時間は20分〜50分です。片道1時間以上かけてしまうと往復で2時間かかってしまいます。1日のうち8時間労働して、7時間寝たとしたら残りは9時間残ります。そのうち2時間通勤時間に割き、1時間を朝の身支度に当てると6時間しかプライベートな時間がありません。夕飯やお風呂、家事の時間で2時間を要するのであれば自由に使える時間は4時間しかありません。業務が長引いて残業が発生すると、さらにプライベートの時間がなくなります。

これが往復1時間〜1時間半程度の通勤時間であればどうでしょうか。自由に使える時間が30分〜1時間増えることになります。通勤時間が減り、自由に使える時間が増えると幸福度の上昇にも繋がりますし、疲労の蓄積も抑えられます。また朝の貴重な時間が多く取れるというのもメリットです。

最強はフル在宅(リモート)

通勤時間の面で最強なのはフル在宅です。フル在宅であればそもそも通勤時間がないので、自由時間が格段に増えます。10時始業、19時終業であれば、9時半頃に起きて、さっと身支度をして仕事に移ることができます。朝の貴重な時間を睡眠や自由な時間に充てられるのは嬉しいポイントです。

また仕事が終わってからも帰りの通勤が必要ないのですぐにプライベートな時間へ充てられます。

まとめ

いかがだったでしょうか?履歴書に書く通勤時間は家から勤務先までの最短ルートの所要時間を記入しましょう。余白や自由記入欄に電車、自転車、バス等の交通手段も併せて記入しておきましょう。

企業の採用担当者は、通勤時間から応募者の肉体的負担と企業が負担する交通費がどれくらいになるかを知ろうとしています。もし通勤時間が長くて採用担当者を安心させたい場合は、自由記入欄に「現職でも同様の通勤時間を要しますが、業務に支障はありません」といった補足を付け加えておきましょう。

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