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面接中にメモを取るのはNG?メモをとっても良いシーンと理由を解説

面接中、面接官と様々なやりとりをしていく中で「この情報はメモしておきたいな」と思うことが多々ありますよね。特に面接官への逆質問は応募者の気になる点を質問しているわけですから、メモを取りたくなる場合が多いでしょう。では実際面接中にメモを取ることは許されているのでしょうか?この記事では面接中にメモを取っても良いシーンとダメなシーンについて解説していきます。就職活動や転職活動の面接を控えている人はぜひ参考にしてください。

目次

面接中にメモは取らない方がいい

答えから言ってしまうと、面接中はメモを取らないほうが無難です。それは「アイコンタクトが取れなくなる」「頼りない印象を与える」「会話する時間が短くなる」という3つの理由があるからです。

アイコンタクトが取れなくなる

メモを取るときはどうしても手元を見なければなりません。すると面接官とのアイコンタクトが取りにくくなり、「下ばかり向いて話す人」という悪い印象が付いてしまいます。社会に出る上でアイコンタクトが取れる(相手の目を見て話すことができる)のは必須のスキルなので意識しておきましょう。

手元を見ずに書いても集中力を欠く

稀に手元を見ずとも文字を書ける人がいますが、面接官との会話に集中した方が好印象です。アイコンタクトは取れていても、面接官からすると、こちらを向いたままずっと手を忙しく動かしているという印象を受けます。実際脳のリソースの何割かがメモを書くことに使われてしまって、面接官との会話に全力を割けないため手元を見ずにメモを取るのも控えましょう。

頼りない印象を与える

面接中、ひたすら手を動かしてメモを取るのは「全部メモしていないと覚えることができない人」という低い評価を受けることになります。確かにビジネスにおいてメモを取ることは仕事効率化のためにできる有効な手段です。しかしそれには適度な文量という前提があってこそ成り立ちます。一度教えてもらったことを忘れないように、キーワードをピックアップして、自分が見返した時に内容を思い出せるメモというのが理想的です。面接中にいちいち書き出すのは避けて、面接が終わった後に会話した内容を思い出してメモにまとめるのがおすすめです。

会話する時間が短くなる

そもそも面接とは応募者(個人)と面接官(企業)が話し合い、お互いの利益が一致すると判断した時に雇用関係を結ぶ場です。ただでさえ面接は30分〜1時間程度しかないにもかかわらず、メモを書く時間は貴重な面接の時間を削ってしまいます。面接は応募者と企業のミスマッチを防ぐ場でもあるので、メモより会話を優先したほうがお互いのためになるのです。

メモを見て話すのはNG

メモを取るのはできるだけ避けた方が無難ですが、メモを見ながら話すのは絶対に避けた方が良いです。応募者は自己紹介やアピールポイント、学歴、職務経歴、ガクチカ、志望動機など様々なことを面接官に伝える必要があるため、メモ(カンペ)を見ながら話したいという気持ちがあるのはわかります。しかし面接官からすれば”履歴書に書いてあることは見なくても回答できるのが当たり前だ”と思っています。メモを見ながら話すと「自分のことなのにメモがなければ話す事のできない頼りない(情けない)人」というイメージを持たれてしまうのです。回答が正確にできなくても、精一杯自分の言葉にして相手の目を見て訴えた方が何倍も魅力的に映りますので。メモを見て話すのは避けましょう。

WEB面接でもメモ(カンペ)は見ないほうがいい

近年、企業へ行かなくても自宅で面接を受けられるWEB面接という新たな面接形式が多く見られるようになりました。直接対面するわけではないので、アイコンタクトをあまり意識しなくて良いのがWEB面接です。WEB面接であればメモを見てもバレないのではないかと思うかもしれませんが、やめておきましょう。それは下記の2つの理由からわかります。

目線の動きでバレる

通常WEB面接ではPCのカメラまたは面接官の目を見て話すのが一般的です。その際目線がブレることはほとんどありません。しかしメモを見ながら話すと、目線が左右または上下に何回も動きますよね。この目線の動きが面接官に「メモを読んでいるな」と悟らせてしまうのです。実際にスマートフォンで自身の目元がハッキリ映るように動画を撮ってみましょう。何か文章を読むと目線が上下左右に動くのがわかります。

棒読みになって熱意が伝わりづらい

仮にメモ(カンペ)をバレないように設置することに成功しても、棒読みになるという問題が発生します。目線がバレないようにメモを読むことに固執してしまうと、話に感情がこもらず、棒読みに近くなります。企業は話す内容だけでなく、表情や話し方から入社意欲、熱意を知ろうとするので、メモに頼らず自分の言葉で話すよう心がけましょう。

正確な情報を伝えたいときはメモを見る許可を得る

給与交渉で詳細な年収額を伝えたい、前職の詳細な会社体制など、概念的なものではなく正確な数値を伝えたい場合はメモを見る許可を得ましょう。「正確な情報をお伝えしたいのですが、用意してきたメモを確認しながらでもよろしいでしょうか?」など、担当直入に許可を取って大丈夫です。

メモを取って良いシーン

基本的に面接中はメモを取らない方が好ましいですが、メモを取っても良い例外がいくつかあります。ここからはメモを取っても良いシーンとその理由について解説していきます。

勤務体系・労働条件の説明

勤務体系や労働条件など、曖昧な認識だとトラブルが発生する可能性のある要素に関しては、メモを取ることが認められます。また今後の採用の流れもメモを取ることが容認されやすい項目です。ただ勝手にメモを取り始めるとマナー違反ですので、「恐れ入りますが、重要なことですのでメモを取らせていただいても良いでしょうか?」と許可を得ることを忘れないようにしましょう。

逆質問の時

一通り面接官からの質問が終わって、応募者から質問をする際はメモを容認される確率が高いです。上記で解説したように勤務体系・労働条件を聞く際は特にメモをしておいた方が良いので、早いうちにメモの許可を取っておきましょう。ただ、こちらが質問する番だからといって、ずっと手元を見ながら会話するのは失礼ですので注意しましょう。

メモを取る時の断り方

メモを取る許可を得る時は、クッション言葉を使うことを意識しましょう。クッション言葉とは、自分の要求を伝える際に文頭に置くことで表現が柔らかくなり、印象が良くなる話し方のコツです。例えば「恐れ入りますが」「恐縮ですが」「申し訳ありませんが」といった謝罪の意を含む表現がクッション言葉に該当します。クッション言葉を使うと下記のようなフレーズになります。

・「恐れ入りますが、重要なことですのでメモを取らせていただいても良いでしょうか?」

・「恐縮ですが、これから先の会話内容をメモに書き残しても良いでしょうか?」

・「申し訳ありませんが、メモを取らせていただいても良いでしょうか?」

面接でメモを取る際のポイント

ここからは面接でメモを取る際のポイントについて解説していきます。中々メモの許可を得る勇気が出ないという方はぜひ参考にしてください。

基本は会話、メモは最小限に

面接の基本は会話です。面接官はあなたが話した内容だけでなく、話すときの表情、声色、感情、目線の動き、姿勢など様々な観点から評価しています。なのでできるだけ会話をした方がアピールポイントにつながるのです。メモばかり取っていると会話が中断したり、テンポが悪くなったり、面接官を待たせることになるため基本は会話を優先してメモを最小限にしましょう。

面接官に見られてもいいようにメモを取る

面接官に許可を得てメモを取る際は、面接官にメモを見られても良いようにしましょう。字の綺麗さであったり、メモ帳の使い方であったり、面接官がいつどこを見ているかはわかりません。常に見られているという自覚を持っておけば、メモ帳の使い方は綺麗になりますし、ちゃんと新規ページから書き始める癖もつくことでしょう。

面接に持っていくのにふさわしいメモ帳

面接に持っていくのにふさわしいメモ帳とNGなメモ帳があります。下記の表を見てみましょう。

メモ帳の要素OKNG
落ち着いた色(白、黒、紺、茶、ベージュ)目立つ色(派手な色、蛍光色)
サイズB5以下A4(A4以上になるとメモではなくノートサイズになってしまい内ポケットにしまえなくなる)
デザイン   無地かワンポイント派手なもの、キャラクターもの

落ち着いた色を選ぶ

学生の方は面接をビジネスシーンと考えましょう。ビジネスパーソンがカバンやスーツを金や銀、赤色などの目立つ色にすることはほとんどないですよね。多くのビジネスパーソンは黒や紺、ベージュといった落ち着いた色を選ぶのがマナーとされています。メモ帳もそれと同じで、面接官の目に付くものなので落ち着いた色を選ぶのがおすすめです。購入時は表紙だけでなく、中のメモ用紙のデザインも落ち着いたものか確認しておきましょう。

なるべく手のひらサイズのものを選ぶ

面接ではカバンを床または椅子に置くことが多く、物を取り出すのに時間がかかってしまいます。メモ帳はスピーディーに取り出すにこしたことはないので、スーツの内ポケットに収納できる手のひらサイズがおすすめです。また面接に持っていくカバンに、出し入れしやすい収納がある場合は容姿のスペースが大きく、携帯性も高いB5サイズがおすすめです。

無地またはワンポイントを選ぶ

面接に持っていくメモ帳は表紙が無地のものか、ブランド名が目立たずに添えられたワンポイントの物を選ぶようにしましょう。キャラクターものをはじめとする派手なデザインは絶対NGです。TPOを意識できない人という評価を受けてしまいます。

面接官がメモを取っていないけど、これって不採用?

応募者がメモを取るように、面接官もたまに書類に何かをメモしているのを目にしますよね。気になった点や、評価ポイント、次の段階の面接で確認すべきことなど、面接官が書類にメモする要素は多岐にわたります。中には全くメモされず、自分は不合格なのではないかとネガティブになってしまうかもしれませんが、必ずしも不採用というわけではありません。

例えば一次面接や二次面接では基本的なビジネスパーソンとしての所作や詳しい志望理由などを詳細に掘り下げていきますが、最終面接では入社意思があるかどうかの最終確認という意味合いが強いです。応募者から「内定後はここへ入社を決める」という言質が取れれば、メモを取らなくても良くなります。なので最終面接に関しては面接官がメモを取っていなくても不採用というわけではないので安心してください。

まとめ

いかがだったでしょうか?面接中にメモを取るのは基本控えた方が良いですが、勤務形態や労働条件、今後の採用の流れなど、トラブルに繋がりそうな要素はメモを取ることが容認されます。またメモを取る際は面接官に許可を得てからにしましょう。勝手にメモを取るのはマナー違反です。また対面、WEB面接かかわらずメモを見て話すのはやめましょう。「感情が乗らず入社意欲が伝わりにくい」「メモがなければ話せない頼りない人と評価される」等の問題が生じます。あなたがメモに頼らずとも自分の言葉でしっかり紡いだ方が面接官に響きやすいので、メモ(カンペ)を見て話すのは避けましょう。

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