「他人の目が気になる」
「周囲から嫌われてるかもしれない」
と自分に自信がない方っていますよね?
自分に自信がない方は自信がある人に比べて、自分の良さや価値を信じられず、物事に消極的な傾向があります。
今回の記事では、自信がない方の特徴や原因を紹介するとともに、自信のなさを克服する方法をお伝えしていきます。
自分に自信がもてずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
自分に自信がない方とは?
自分に自信がない状態とは人の目が気になったり、過去の失敗を引きずっていたりする傾向が強いです。
そのため、仕事や恋愛、人間関係なども、自信がある人に比べてチャンスを逃したり、良い波に乗れなかったりすることが多いです。
自分に自信がない3つの理由
自分に自信がない方はなぜ自信がもてないのか、理由を3つまとめました。
ご自身にあてはまるものがあるか、チェックしてみてください。
1.繊細で傷つきやすい
繊細な方は気持ちがやさしく、感受性が豊かな特徴があります。
そのため、人の気持ちに共感しやすく、喜怒哀楽といった感情もより強く感じやすいです。このような生まれながらに感性が豊かで過敏になってしまう性格のことをHSP(Highly Sensitive Person)といい、自分に自信がない方に当てはまりやすいようです。
また、繊細が故に、「怒られたらどうしよう」「嫌われるかもしれない」という気持ちが勝り、自分の気持ちを抑え込む傾向にあります。
2.親の教育の影響
生まれた時から多くの時間を過ごすのが親ですよね。そのため、子供は親の言動を間近で見ており、親から受ける影響は多大です。
小さい頃に否定をされることが多かったり、過度な期待や干渉をされたりなど、親の教育が本人の自信のなさを生んでいることはよくあります。
夫婦喧嘩や仕事、子育てのストレスをぶつけられてしまうと子供は思考力が発達していないので、「自分が悪いのでは?」と勘違いをしがち。
そのため、親の顔色を伺ったり、気持ちを抑えたりして大人になったとき、「自分には価値がない」「自分のせいで状況が悪くなるかもしれない」といった自己肯定感が低い性格になりやすいのです。
3.成功体験が少ない
自信は達成感が得られてついていくもの。
そのため、何かを達成するという経験が少なかったり、何事も中途半端に終わってしまうと、自信がない方になってしまうことも多いようです。
人生は挑戦と失敗の繰り返しですが、途中で挫折してしまったり、そもそも挑戦意欲がなかったりする方は、自尊心が失われ、自信をなくしてしまう傾向にあります。
自分に自信がない3つの心理
自分に自信がないと、自己評価や自己肯定感が低くなりやすいです。
そこにはどのような心理が働いているのか、みていきましょう。
1.誰からも嫌われたくない
自信がない方は誰からも嫌われたくない、と思いやすいです。
自分に自信がないため、意見や考えを表に出すことが苦手な方が多く、「周りから批判されたらどうしよう」「相手の機嫌を損ねたらどうしよう」と顔色を伺いがち。
「間違っている」と感じながらも相手に嫌われたくない思いから、相手に同調しやすく、事なかれ主義になりやすい一面もあります。
いずれの場合も、根本には誰からも嫌われたくない、という思いがあります。
誰からも愛されるなんて無理な話なのに、常に自分を押し殺していると自信はすり減るだけです。
2.他人と比較しがち
自分に自信がないと、自己評価が低くなりやすいです。
「自分は誰からも評価されない」「何をしても上手くいかない」と捉えていることが多く、周囲を比較して自分には価値がないと思い込んでしまう方もいます。
InstagramやFacebookなどで、仕事やプライベートも充実している仲間を見て、羨ましいなと思った経験は誰にでもあるはず。
自己評価が低い状態で周囲と比較しても、より「自分は劣っている」という思いは強くなるばかりです。
そのため、自分の中で自分の価値を下げるだけでなく、一人で落ち込みがちです。
3.たまたま上手くいったと思いやすい
自分のことを認められないという心理が、自信のなさにつながりやすいのもひとつの特徴です。
たとえ、自分が周囲から評価されるようなことがあっても「たまたま上手くいっただけ」と思い込み、自分を褒めることはありません。
中には、「調子に乗っていると思われたくない」「舞い上がって足元をすくわれるのが怖い」と防衛本能が働く方もいます。
その結果、どれだけ成功体験を積み重ねても、自己評価は上がることがないのです。
自分に自信がない方の特徴5選
自信がない人に共通する行動や考え方の特徴をご紹介します。
自信が持てていないと自覚がある方もない方も、当てはまる項目がないかチェックしてみてくださいね。
1.ネガティブな発言が多い
自信がない方はネガティブな発言が多い特徴があります。
何の根拠もなしに「自分はダメだ」という思い込み、何かに取り組む際にはできるだけ傷つかないよう失敗するビジョンを描きがちです。
これは、ネガティブな人には成功体験が少なく、最初からリスクばかりを気にしていることが原因です。
そのため、何事に対しても「でもそれは違う」「絶対無理」「できない」というような否定から入る傾向がみられます。
ネガティブな発言が多いと、周囲からは何かできなかったときの言い訳に捉えられたり、仕事などの責任逃れと受け取られるようになるので、信頼されにくくなるので注意が必要です。
2.友人が少ない
自分に価値がないと感じている方は、「嫌われたらどうしよう」「否定されたらどうしよう」という気持ちが強いです。
そのため、自分の意見を飲み込んだり、意見することを避けがち。
周囲と腹を割って話すようなことがなく、一定の距離ができてしまいます。
その結果、心を許せる友人も少なく、より「自分は誰からも必要とされていない」と被害妄想にも陥りやすいです。
3.声が小さい
自分に自信がないと、必然的に自分の発言にも自信がなくなるもの。
そのため、自分に説得力や発言力がないと考え、声が小さくなっていきます。
仕事や飲み会で他の人に発言を求められた際にも、「間違っていたらどうしよう」「空気が読めていないと思われたくない」という不安な心理が声を小さくしてしまいます。
結果、会話も弾みづらくスムーズなコミュニケーションが苦手な方も多いです。
その状況を恐れるあまり、発言しないという手段を選ぶ方も。
4.完璧主義
実は、理想が高過ぎて、どんなことにも完璧を求めてしまうのも、自信のない方に多いです。
仕事や勉強などで、自分が設定した目標を達成していないと「できたとは言えない」というハードルを高くするクセがあります。
たとえば、ダイエットを頑張っている際に、周囲からは「スタイルが良くてキレイ」と評価されていても、「全然ダメ」と心の中で否定してしまうのです。
あくまで自分の理想はモデルや女優さん。
悪い意味で自分に期待しすぎているため、理想と現実のギャップが大きくなって自信がもてないこともあります。
5.恋愛経験が乏しい
男女交際の経験が少ない方も自信が持ちにくいです。
異性の言葉は、今まで気付かなかった自分の魅力を見つけるきっかけになります。「いつもキレイだね」「良く気付く性格だよね」など、外見や内面を褒めてもらえると、自信に繋がりますよね。
自分を受け入れてもらえたと感じることも。
そのため、恋愛経験が乏しく、異性とお付き合いをした経験が少ないと、それだけでも自信を持つ機会がなかった方とも言えます。
あわせて、初めての恋で、振られたり浮気されたりといったトラウマが、自信のなさにつながっているケースもあります。
失恋は誰しもがあるもの。
過去にとらわれて、「どうせ振り向いてもらえない」「自分には魅力がない」と思い込んでいるといつまで経っても自信は持てませんよね。
自分に自信のない方へ|克服への7の方法
自分に自信がない方の理由や特徴を紹介してきました。
自信がない方でも、「変わりたい!」「自信をもちたい!」と思うこともありますよね。
最後に、誰にでも実践できる「自信のない自分を克服する方法」を7つ、お伝えしていきますね。
日々の工夫から自信は蓄積されていくものです。
参考にして、「少しは変わったかな…?」と思えるまで、ぜひ続けてみてくださいね。
1.ポジティブな人と多く接する
自分に自信を持っていると思う友達や会社の同僚と接する機会を増やしましょう。
自信がある方と過ごす時間を増やすと、自然と発言や行動が影響されていくものです。一人であれこれ考えてしまう人にはおすすめの方法ですよ。
2.小さな成功体験を積み重ねる
「今日は15分早く起きて本を読む」「30秒プランクトレーニングをする」など、日々の生活の中に小さな目標を設定して、小さな成功体験を積み重ねてみてください。
目に見えてできることが増えていくと、自己評価をアップさせることが可能になります。
そのため、いきなり「毎朝1km走る」「夏までに10kg痩せる」といった高い目標設定は、逆に挫折の危険性が高いので避けましょうね。
3.自分磨きを行う
理想と現実のギャップに苦しんでいるからこそ、今の状態に自信がもてない。
そんな方は自分を好きになれるよう、内面も外見も、自分磨きを行いましょう。
なりたい自分をイメージし、それに近づけることを少しずつ取り入れていくのです。
たとえば、「笑顔の素敵な人になりたい」と思っていれば、口角をあげる習慣をもつなど、簡単なことからでいいのです。
そして、どんどん魅力的になっていく自分を認めることで、自ずとプラス思考になっていきます。
4.スキルを習得に時間をかける
学歴や自分の仕事に劣等感を感じて自分に自信がもてない方は、一度自分の苦手分野と向き合ってみましょう。
何かを始めるのに遅すぎるということはありません。
できないことやスキル不足は、それを補えるように勉強したり、セミナーを受講したりするのがおすすめ。
小さな成功体験の積み重ねに通じるものがありますが、少しずつ仕事ができるようになったと実感すれば、自然と自信もついてきますよ。
5.ポジティブなワードを意識的に言う
ネガティブな言葉を使ってしまったら、「〇〇だけどえらい!」とポジティブなワードに変えることもおすすめの方法です。
自信のない自分を変えるためには、毎日使っている言葉も意識しましょう。
言霊という概念があるように、言葉には発した通りの結果が表れる力があるといわれています。
同じ行動をしてもネガティブな言葉ばかり使っていたら、自己評価が下がるだけでなく、現実にも悲しいことが起こってしまうかもしれません。
ですから、ネガティブな言葉を使いそうになったら「昨日よりはできた」「ここまでは頑張れた」など、ポジティブなワードを心がけましょう。
6.趣味など夢中になれるものを見つける
どのような趣味でも良いので、得意なことや夢中になれることを見つけてみましょう。できることが増えることは自己肯定にもつながるだけでなく、一人でくよくよ悩む時間の削減にも効果的。
仕事が忙しくてなかなか趣味に打ち込む時間がないという方も、あえて自分のための時間を作るように心がけてみましょう。
7.筋トレをはじめる
自信をつけるには筋トレやダイエットもおすすめ。
継続してスタイルが変われば、その経験がいわば成功体験。
さらに、筋トレによってテストステロンというやる気に作用するホルモンが分泌されるので、メンタル強化が期待できます。
他にも、筋トレをすると「幸せホルモン」と呼ばれるドーパミンが分泌されるので、幸福感や満足感が得られます。
だまされたと思って一度実践してみてください。
まとめ|自分に自信がない方は日々の習慣から変えてみよう
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では自分に自信がない方の理由や特徴、克服方法をお伝えしてきました。
今は自分に自信がなくても、日ごろの行動や心構えで変わることは多いです。
自信が持てなくて悩んでいる方は、今回紹介した方法を試してみてください。
最初から大きな自信をつけることは難しくても、小さな自信を少しずつ積み重ねていくことは可能です。
日々の習慣から見直して、ひとつずつできることを増やしていってみてください。
やがてあなたの大きな自信につながることでしょう。
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