これまで営業事務などの事務経験がなく、どのような服装で出社すればよいのか分からない人もいるでしょう。
また、会社によっては具体的な服装の指定がされず、「常識の範囲内でお願いします」「オフィスカジュアルでお願いします」などとあいまいな表現で服装の指定をする会社もあります。
そのため、本記事では営業事務にふさわしい服装を知りたいと思っている人に向けて、事務職に合った相応しい服装とは何か紹介します。
また、服装以外に注意するべき身だしなみなども併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読んで分かること
・営業事務の服装はスーツ必須なのか
・営業事務のに適した服装とは
・営業事務の服装で心掛けること
・営業事務の服装以外に気を付けたい身だしなみ
・営業事務の服装を選ぶ際の注意点
目次
営業事務の服装はスーツ必須?
結論から言うと、勤務先企業からの指定がない限り、スーツでなくても問題はありません。
一方で、取引先相手の来客応対が多い営業事務の場合は、スーツ着用が義務付けられています。
しかし、事務員は社内での関わりが主な仕事ですので、オフィスカジュアルでの出社を認めているところが多いです。
ただ、オフィスカジュアルとはどのような服装なのか疑問に思う方もいると思います。そこで次から事務職にふさわしい服装を詳しく見ていきましょう
営業事務に適した服装とは
営業事務に適した服装を紹介します。営業事務は必ずしも社内の人間だけと接するわけではないため、取引先相手から清潔感のある人だと思われる服装が大切です。
こちらでは、春・夏・秋・冬の各季節ごとに適した服装を紹介します。季節ごとにふさわしい服装が異なるため、季節に合った服を着用して出社しましょう。
春に最適な営業事務の服装
春の場合、営業事務で着ていく服装は体温調節がしやすいカーディガンがおすすめです。
カーディガンであれば、暑い日には椅子の後ろにかけることができ、肌寒い日は着用することで、体温調節ができます。
また、カーディガンを着用する場合は、中に着るシャツの色に合わせた色を着用しましょう。
例えば、カーディガンで白やグレーなどの落ち着いた色を着ると、中に着るシャツとも合わせやすく清潔感がでます。
そのため、周りからは落ち着いた大人のイメージを持たれやすいでしょう。
夏に最適な営業事務の服装
夏の場合は、暑い日々を過ごすことが想定されます。そのため、ブラウスを1枚着ると良いでしょう。
なぜなら、ブラウスを一枚着ているだけで、仕事ができるイメージを持たれやすいからです。
ブラウスであれば、2枚着用する必要もないため、暑さ対策に最適な服装だと言えるでしょう。
ただ、職場の冷房がきいている場合は、肌寒いと感じる可能性もあるため、上に羽織るカーディガンなどを一枚職場に置いておくことをおすすめします。
秋に最適な営業事務の服装
秋の場合は、季節感に合った色の襟付きのカットソーやブラウス、カーディガン、スカートなどを着用すると良いでしょう。
季節感に合った色とは、以下の色です。
「画像引用:collection」https://www.clubd.co.jp/post-171266.html
左からテラコッタ・キャメル・芥子(マスタード)・ダークグリーン・カーキ(オリーブ)・ブラウン(マロン)と言います。
これらの色をした服を着ると、秋の季節感を出してくれるため、ちょっとしたおしゃれとして着用してみると良いでしょう。
また、秋は肌寒くなる日も考えられるので、フード付きパーカーを着用したいと考えている方もいます。
しかし、たとえ内勤の事務職だとしても、フード付きパーカーはビジネスシーンでは相応しい服装とは言えないため、注意しましょう。
冬に最適な営業事務の服装
最後に、冬に最適な営業事務の服装を紹介します。冬はウール素材のノーカラーコートや、ストレッチネックジャケットなどがおすすめです。
ウール素材のノーカラーコートやストレッチネックジャケットでは、派手な色を着用するのではなく、グレーや紺色などの控えめな色を選ぶことで大人っぽさがでます。
また、冬場は足元が冷えるため、ブーツを履いて出社できるかを事前に確認しておきましょう。
もしも、ブーツがNGだった場合は、レディーススーツを着用して冬の寒さをしのぐのも良いでしょう。
レディーススーツでスカートを着用する場合は、ミディ丈を選ぶと堅苦しくない大人っぽい印象を相手に与えられます。
営業事務の服装で心掛ける3つのこと
次に、営業事務の服装で心掛けることを3つ紹介します。営業事務で着用する服装では1年を通して心掛けることがあるため、しっかりと確認しておきましょう。
営業事務の服装で心掛けること
・心掛けること①:清潔感のある服装
・心掛けること②:露出の少ない服装
・心掛けること③:落ち着いた色の服装
心掛けること①:清潔感のある服装
営業事務の服装で心掛けることは、清潔感のある服装を着用することです。
なぜなら、営業事務は営業担当の取引先相手と対面でやり取りする可能性があるからです。
例えば、営業担当の不在時に取引先相手が来社した場合は、営業事務が代わりに応対します。
そのため、急な来客対応に対応できる清潔感のある服装が大切です。
もしも、派手な服装で来客対応した場合は、取引先相手が会社に対しての評価を下げてしまう可能性があるため注意しましょう。
心掛けること②:露出の少ない服装
営業事務では、露出の少ない服装が大切です。夏場になると暑いと感じてしまい、露出の多い服装になってしまう可能性があります。
しかし、露出の多い服装はビジネスマナーに反しているため、周りからはよく思われないです。
そのため、夏場の暑い季節だとしても、露出の少ない服装を心掛けることが大切です。
心掛けること③:落ち着いた色の服装
営業事務でオフィスカジュアルを指定された場合、派手な色ではなく落ち着いた色の服装を着用しましょう。
落ち着いた色とは、灰色・白・紺色などが挙げられます。
しかし、季節によっては季節色を着用すると、雰囲気が良くなります。そのため、落ち着いた緑などの色でも問題はないと言えるでしょう。
ただ、会社の規定によっては禁止されている色が明確である可能性も考えられます。
したがって、気になる方は事前に会社の規定を確認したり、上司に相談したりすることがおすすめです。
営業事務の服装以外に気を付けたい身だしなみ5選
営業事務では、服装以外にも気を付けたい身だしなみがあります。
営業事務を初めて経験する人は、服装以外にも気を付けるべき身だしなみをこちらで確認しておきましょう。
営業事務の服装以外に気を付けたい身だしなみ
・身だしなみ①:落ち着いた髪色
・身だしなみ②:長すぎない前髪
・身だしなみ③:濃すぎないメイク
・身だしなみ④:スカートにはストッキングの着用
・身だしなみ⑤:派手なネイルは控える
身だしなみ①:落ち着いた髪色
営業事務は、服装だけではなく髪色にも意識する必要があります。なぜなら、社会人として社外の人間に対して対応が求められるからです。
そのため、派手な髪色をしていると、会社全体のイメージダウンにつながってしまうため、落ち着いた髪色が求められます。
落ち着いた髪色とは、黒色から暗い茶色など6から8トーンくらいと定めている会社が多いです。
「画像引用:Call Garden」https://www.staff-first.co.jp/media/whats/269/
しかし、会社によっては、明るい髪色や派手な色でなければ許可されているところもあるため、気になる人は事前に会社の規定を確かめておきましょう。
身だしなみ②:長すぎない前髪
髪の毛は、髪色だけではなく髪型にも意識する必要があります。髪型で意識するべきポイントは、前髪です。
前髪は、長すぎると相手に暗い印象を与えてしまうため、目にかからない程度の長さにしておく必要があります。
また、髪の毛が長い人は、仕事で邪魔にならないようにヘアゴムで結んでおくように会社から指示をだされる可能性もあるでしょう。
そのため、髪が長い人は、ヘアゴムと持ち運んでおくと指摘された際にすぐに対応できます。
身だしなみ③:濃すぎないメイク
営業事務では、濃すぎるメイクはNGです。なぜなら、濃すぎるメイクはビジネスシーンでNGとされているからです。
例えば、濃すぎる口紅やアイラインなどは、取引先相手から良く思われません。そのため、アイシャドウは茶色ベースで、口紅やグロスは濃すぎない色を意識しましょう。
身だしなみ④:スカートにはストッキングの着用
もしも、職場でスカートを履く機会があるのであれば、ストッキングを着用しましょう。
なぜなら、スカートにはストッキングを履くことがビジネスシーンでは一般的だからです。
また、着用するストッキングの色はベージュや黒タイツなどが良いでしょう。
他にも、夏場はストッキングではなく、ハイソックスを着用したいと考える人もいますが、会社によってはハイソックスを許可していないところもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
ストッキングを履くのがどうしても嫌だと感じる場合は、スカートではなくパンツスタイルを着用すると良いでしょう。
身だしなみ⑤:派手なネイルは控える
身だしなみは、必ずしも服装や体の目立つ部分である髪や顔だけではありません。指先のネイルにも気を使う必要があります。
特に、営業事務ではパソコン作業をする機会が多いため、手元に目線がいくことが多いでしょう。
そのため、ネイルにこだわっておしゃれをしたいと考えている人もいるはずです。
しかし、派手なネイルは社会人マナーから外れているため、指摘されます。
ビジネスマナーとしての爪は、極力短くして、肌色に近い自然な色や爪の形を意識したネイルにしておくことが大切です。
営業事務の服装を選ぶ際の3つの注意点
最後に営業事務の服装を選ぶ際の注意点を3つ紹介します。こちらの注意点を意識しておくことで、間違った服装を着用せずにすむでしょう。
営業事務の服装を選ぶ際の注意点
・注意点①:季節に合わせた服装を心掛ける
・注意点②:服装のサイズは適切がものを選ぶ
・注意点③:服装の機能性を確認にしておく
注意点①:季節に合わせた服装を心掛ける
営業事務では、季節に合わせた服装を心掛けましょう。なぜなら、季節外れの服装を着てしまうと、一般常識がない人だと周りから思われてしまうからです。
そのため、季節ごとの特徴を理解して、相応しい服装を意識しましょう。
注意点②:服装のサイズは適切がものを選ぶ
営業事務の服装を決める際は、服のサイズが適切であるか確認しておきましょう。
例えば、窮屈過ぎないサイズなのか、背中や脇にゆとりはあるのかなどを実際に着用して確認してみることをおすすめします。
見た目だけを気にし過ぎて、サイズを考えずに購入してしまうと、仕事中に圧迫感を感じてしまったり、しゃがんだ際に下着が見えてしまったりと予期せぬ問題が発生してしまうでしょう。
注意点③:服装の機能性を確認にしておく
営業事務の服装を決める際は、機能性を確認しておくことが大切です。
例えば、自宅で簡単に選択できるイージーケア加工がされているのか、吸汗速乾機能や通気性があるのか確認しておきましょう。
そうすることで、日々の事務作業を快適にこなせます。
営業事務の服装についてのまとめ
今回は、営業事務の服装についてまとめました。
営業事務をオフィスカジュアルでおこなう際は、気を付けなければならない注意点や心掛ける点などがあります。
そのため、初出勤の前には本記事で説明した内容を確認して、着用する服を決めておきましょう。
営業事務の服装で心掛けること
・心掛けること①:清潔感のある服装
・心掛けること②:露出の少ない服装
・心掛けること③:落ち着いた色の服装
営業事務の服装を選ぶ際の注意点
・注意点①:季節に合わせた服装を心掛ける
・注意点②:服装のサイズは適切がものを選ぶ
・注意点③:服装の機能性を確認にしておく
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