ドラマのテーマ設定において、主人公がキャリアチェンジする作品はいくつか存在します。キャリアチェンジするという設定で、主人公をより魅力的に輝かせるという手法が使われていると言ってよいでしょう。
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CHANGE(小学校教師→内閣総理大臣)
グランメゾン東京で久しぶりにドラマに返ってきた木村拓哉さんの主演作です。小学校の先生だった主人公が不慮の事故で衆議院議員の父を亡くし、後継者として選挙に出馬して、あれよあれよという間に内閣総理大臣にまで駆け上るという・・・ちょっと浮世離れした設定ですがw 内閣総理大臣が小学校の先生からのキャリアチェンジというところが作品の面白みを引き立てていることは間違いありません。
海外を含めて、学校の先生から総理大臣、大統領って事例はあるんでしょうか?気になります・・・
恋におちたら ~僕の成功の秘密~ (警備員→IT企業経営者→町工場経営者)
小さな町工場を経営する草彅剛さん演じる鈴木島男(みんなからはアイランドと呼ばれています)さんが六本木ヒルズの警備員からヒルズの社長になり、また最後は町工場の社長になるというキャリアチェンジしまくりのストーリーです。
僕は、最終話で草彅さんがお客さんからバカにされているのを見て、普段冷静な役を演じている堤さんが怒り出し、こんな客はこちらからお断りだと出ていくシーンが好きだなぁー
北の国から(会社員→農家?)
もはや大河ドラマといってもよいのではないかという「北の国から」。東京で会社員だった黒板五郎(田中邦衛さん)は北海道の富良野に移住、電気もガスも水道もない大自然の中で子供たちと暮らしていきます。
しかし、皆さんお若い。純くん( 吉岡秀隆さん)も蛍ちゃん(中島朋子さん)も完全に子供ですね。ドラマとそのスペシャル版は完全に二人の成長記録のようなものになっています。というか、倉本聰さんとしては、最初からそういう構想をお持ちだったようです。
いかがでしょう?キャリアチェンジの設定があることで主人公の魅力が倍増しているように感じませんか?あなたにもキャリアチェンジでワクワクする第二の人生が待っていますよ!!