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転職で給与アップは当たり前?は勘違い。40.4%しかアップしていない現実と向き合おう!!給与アップを実現するポイントは?

目次

転職して給与アップの期待と現実

転職に期待することのNO1は給与アップです。アンケートの結果は実に6割以上の人が給与アップを期待して転職をしたという回答になっています。

とりわけ20代においては8割近くの人が給与アップを期待しています。でも実際に給与アップしているのは全体の40.4%にすぎません。現状維持の人が22.1%、逆に給与が下がったという人も36.1%もいるのが現実なのです。

初任給の変動から、日本の状況を俯瞰してみましょう

初任給の変動から、今の日本の経済状況を少し俯瞰してみてみましょう。下のグラフが女性の大卒、高卒初任給の推移をグラフにしたものです。前半と後半でグラフの伸びが明らかに変わっていることはだれの目にも明らかです。

1970年代の大卒女子初任給は10万円を切っていました。と今の若い方に言ってもあまり信じてもらえないかもしれませんが・・・それが事実です。高度成長期といわれていた当時の初任給はそれぐらいだったのです。

それが、1990年代にはいると約20万円になります。わずか10年ちょっとで2倍になったのです。当たり前のことですが、初任給が2倍になるということは働いている人すべての給与が2倍以上になるということです。これは成果に応じて上がったわけではありません。日本人全員の給与が上がったのです。

しかし、その後の30年・・2020年になっても大卒女子の初任給は減ってこそいないもののほとんど横ばいといってもよいでしょう。上昇率はたったの8%にとどまっています。

つまり・・上がるのが当たり前の時代から、上がらないのが当たり前の時代に変化してしまったのです。

そんな状況でどうすれば給与アップが実現するのか?

前項で書いたように、現在の日本では給与は上がらないのが当たり前の時代になってしまいました。そんな中でも給与アップを実現するにはどうすればよいのでしょう?

希望給与をはっきりとさせる

給与アップに限らず、どんなことでも目標を実現するために必要なことは「目標をできるだけ具体的にする」ということです。「痩せたい」・・ではなく「8月までの2か月で5キロやせる」とはっきりさせることが必要です。

なので「給与アップしたい」ではなく「今25万円の給与を3万円アップの28万円にしたい」と決めることが第一歩なのです。実際に面接の場で面接官から「給与はいくらが希望ですか?」と聞かれてはっきりとした数字をこたえる人はほとんどいません。「現状維持はしたいです」「できるだけいただければ」という答えではなかなか給与アップは実現しません。

なぜその金額が妥当なのかをきちんと説明できるか、交渉をプロに任せる

しっかりと希望金額を伝えれば給与アップが実現するわけではありません。であれば、だれでも給与が上がることでしょう(笑 給与の定時をしっかりと具体的にした後で、なぜ、その金額が妥当なのかを合理的に説明できなくてはいけません。

こういうプロジェクトを自分中心に遂行し。結果としてこのような成果を出してお客様から評価していただいた・・といった具体的なエピソードを説明できればそれに越したことはありません。しかし、自分自身でお金のことを交渉するのはなかなか難しいものですよね?

そうした交渉を任せられるのがキャリアコンサルタントです。実際にキャリアコンサルタントに交渉を任せた場合・・先ほど給与アップしたのは40.4%だったのに対して。66.6%の人が給与アップになったのです。

女性が活躍している会社を選ぶ

女性が転職で給与アップを考えるのであれば、やはり女性が活躍している企業で会ったり、女性の雇用を積極的に行っている企業の方が圧倒的に確率が高くなります。

なぜならば女性がすでに活躍して、高収入を得ているというロールモデルが必ず存在しますし、それだけ女性の雇用を支援する評価制度や人事制度なども必ず存在しているからです。

また、女性が活躍している多くの会社には女性の管理職も数多く存在しています。

非公開求人に応募する

キャリチェンにはウェブサイトなどの掲載している公開求人とキャリチェンが独自で持っている非公開求人が存在します(これはキャリチェンに限ったことではなく一般的にどこの会社でも同じです)。

非公開求人の方が好条件であったり、優良企業の場合が多く、自分の希望する条件に合致する可能性が高いので、そうしたサービスを利用するというのは一つの方法だといえます。

今の現状をしっかりと見つめた上でどうすれば給与アップを実現できるのかをしっかりと考えて転職活動に臨みましょう。

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