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転職するか?現職に留まるか?迷った時の判断のポイントから成功の法則まで!!

現在の仕事に不満があって転職を希望したことがある人は全体の8割ぐらいいることは以前の記事でもご紹介しました。転職をした方がよいのか、このまま現職で頑張った方が良いのか悩んでしまいますよね?

転職を支援してきたキャリアコンサルタントから見て、転職をお勧めできる人とできない人の違いから、成功する法則までをご紹介していきます。

目次

転職をお勧めしたい人

転職は人生の転機です。そうそう簡単にできるものではありません。が、ゆえに誰にでもお勧めできるものではありません。では、具体的にどんな人にお勧めできるのでしょうか?転職を支援し続けているプロであるキャリアコンサルタントに聞いたところ・・・

第一位は約7割のキャリアコンサルタントが「今後やりたいことと、転職理由に整合性がある」人と回答しました。

今後やりたいことと、転職理由に整合性を持たせるにはまずは今後やりたいことが明確になっている必要性があるということですね。その将来のビジョンなくして目先の不満だけで転職をするのであれば、転職理由としては不十分だとプロは考えているようです。

譲れない転職の軸、妥協できる軸がある

どんな人に転職がおすすめなのかはプロの皆さんの意見でなんとなく見えてきました。次に意識していただきたいことは‥転職には軸があるということです。つまり、転職するにはいくつかの価値観があり、そのすべての価値観(=軸)が全部好転すればそれが理想的な転職ではありますが、基本的にはそんなことはほとんどありません。

価値観のこれは条件が良くなったがこの部分では条件は悪くなったということがほとんどなのです。つまり「トレードオフ」という考え方になります。トレードオフとは・・何かを得るために何かを犠牲にするという考えです。つまり、ある条件を得るために、こちらの条件は妥協する。転職ではそういうことが求められます。

その時に、自分が譲れない価値観(=軸)はどこの部分なのか、妥協してもよい価値観(=軸)はどの部分なのかが見えていないとよい転職に結び付きません。

<転職の軸例>

・残業がなく、土日もしっかり休める

・業界と会社に将来性がある

・年収のアップが見込める

・やりがいのある仕事ができる、責任のある仕事が任される

・自己成長、スキルアップができる

・職場の雰囲気が良い、人間関係が良好に保てそう

・安心して結婚、妊娠、出産、育児ができる。そういった先輩の事例がある。

など、上記のものはごく一部です。この中で譲れない価値観は何か?妥協してもよいと思う価値観は何かをしっかりとかしかしておく必要があります。全ての価値観を満たす転職をしようとするとそれは失敗のもとになりかねません。

残業がなく、土日は必ずしっかり休むが・・年収は少し下がっても仕方がない

といったようにポイントを自分なりにはっきりさせておくことが重要です。

自己分析ができているか?

転職の軸はきっちり可視化できたとして、次に必要なのは自己分析です。自分の強み・弱みは何なのか?自分が生涯かけてやりたいことは何なのか?がわかっていない人は転職をしても公開することになる可能性が高い。

もし、あなたが「あなたの強みは何なのか?」を考えてぱっと思いつかないようなら、まだ転職活動を始めるタイミングではないといえます。

代表的な強みを18種類記載します。この中から最低でも3つ、あなたの強みを200字程度で(30秒程度で)具体的な事例を含めて説明できるように最低限なっておく必要があります。

<強みの事例>

◇親密性:人間関係構築力の資質です。社交性が多くの人と付き合っていく能力なのに対して「親密性」とは一人一人と深く長く信頼性を構築する能力です。

◇現実思考: 常に具体的で現実的な提案を行い、実現可能な目標を定め、真摯に努力する能力です。一言で言えば「実現可能性にこだわる」ということです。

◇慎重性:意思決定に対して億秒ということではなく、 しっかりと考えて根拠などを確認してから物事を進めることができる能力のことです。

◇冷静沈着: 普段から感情的にならずに理性的な態度でいられる能力や、何かあっても慌てたり取り乱したりせず物事に動じない能力のことです。

◇自己信頼:過去の成功体験、逆に失敗の体験をもとに自分自身の発言や行動に自信を持つ能力です。

◇俊敏性: 「俊敏」という言葉には、「行動が早い」という意味の他に、「その行動や判断が適切であること」やそうした「正しい判断が素早くできること」 を意味しています。素早く適切な判断をする能力のことです。

◇受容力: 「受容力」とは自分とは違った考え方や価値観を広く受け入れる力です。相手を受け入れることで周囲にも安心感を与える能力です。

◇バランス: やってはいけないこととやっていいことを感覚的に理解しており、また起こりうるリスクを明確化して先に報告や対策ができる能力のこと。

◇継続力:目標に対してうまくいかなくとも簡単にあきらめず、挑戦し続ける忍耐力をもつ能力のこと。

◇決断力: 決断力とは、自分の意志を決定する能力です。何か迷った時に、自分の意志をはっきりいえる人であれば、決断力があるといえるでしょう。

◇社交性: 人々が自分の人格から離れ、その場に合わせて役割を演じるための「形式」を「社交性」と呼ぶびます。幅広く人とうまくやれる能力です。

◇挑戦心:やったことがない、うまくいくかわからないことに対してやってみようという気持ちを持つ能力です。

◇悠然:物事に動じず、落ち着いている、慌てずにきちんと周囲の状況を見渡すことができる能力のこと。

◇高揚性: 一言で表すと「ノリがよい」です。 変化や刺激を受け入れ、それを周りの人よりも楽しむことができる能力です。

◇感受性:感受性とは外界からの情報を受け取る感度、アンテナの高さを意味します。人が気が付かない気持ちの動きなどを読み取れる能力です。

◇柔軟性:その場その場で機転を利かせて、行動や分析などができる人のことです。

◇自立:自分以外のものの助けなしで自分一人で対応していくこと。

◇独創性:他人では考えないようなことを考えて、自分独自の考えでアイデアを出す能力のこと。

以上です。どうですか?ご自身の強みは3つ以上見つかりましたか??自分一人で見つけにくかった場合にはキャリチェンのキャリアコンサルタントに質問してみよう。

キャリチェンのキャリアコンサルタントに相談してみる→