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新型コロナウィルスが転職に与える影響!コロナを加味した志望動機の作り方も紹介

東京アラートも解除され、コロナウイルスの蔓延は一時抑えられているように感じますが、転職市場に与える影響はどのようになっているのでしょうか。

今回は、コロナウイルスにより転職は難しくなっているのか、それとも狙い目の業界や職種はあるのかをご紹介します。

目次

新型コロナウィルスとは?

画像提供元:米国立アレルギー感染症研究所

コロナウイルスは、発熱や咳、呼吸困難、息切れ、そしてときには胃腸の症状も引き起す非常に危険なウイルスです。新型コロナウイルスの感染者は、累計17,628名にも昇っており、東京アラートが解除された今でも猛威を奮っています。(2020年6月17日現在)

治療薬やワクチン開発により回復傾向

最近では、治療薬が開発されています。基本は、既存薬を転用してコロナウイルスの感染を防ぐアプローチが先行していますが、アメリカを中心に新たな薬剤を開発する動きも出ています。

ワクチンも同時に開発が進んでおり、イギリス、アメリカ、中国が開発しているワクチンが、臨床試験の段階に入っています。日本では、大阪大学などで、ワクチンを開発していますが、未だ開発段階であり、早くて7月に臨床試験が始まる見通しだと発表されています。

このため、近いうちに治療薬やワクチンが普及し、感染のリスクがなくなっていくと想定されています。

新型コロナウィルスと転職の関係

世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスですが、ウイルス拡大防止の兆しが見えている今、転職市場に与える影響はどうなっているのでしょうか。

①求人が出ている数、②求職者の数、という2点から見ていきましょう。

①求人の数が減っている

厚生労働省が発表した4月の有効求人倍率は、1.32倍でした。この数字は、4ヶ月連続で低下しており、新型コロナウイルスの影響を直接的に受けていると言えます。各企業が採用をストップしたり、採用枠が少なくしたりしていることが影響しています。

実際に、多くの企業の採用担当や転職エージェントからは、以下のような声が挙げられています。

今後の不景気に備えて、リスクをとらない経営するように幹部から言われているため、新卒や中途問わず、全体的に採用枠を減らしている。

緊急事態宣言により、イレギュラーなタスクが増えているため、人材の育成にかける手間がなくなってしまった。このため、未経験者の採用枠を減らすことで対応している。

今後やってくるである不景気や恐慌が怖く、新しく人材を採用するためのコストは削減している。

つまり、 企業が募集する求人の枠は確実に減っており、ここ数年続いていた「売り手市場」ではなくなったと言えます。

②求職者の数は増えている

有効求人数は減っているのに対し、求職を希望する人は増加傾向にあります。

株式会社帝国データバンクの調査によると、新型コロナウイルス関連で倒産した企業は250件に達したそうです。特に、飲食店の倒産は過去最多です。

働き口がなくなってしまい、新たな就職先を探す人が増えているのです。実際に、キャリチェンに来た求職者の方の声をご紹介します。

前職では美容系の仕事をしていましたが、正社員だったにも関わらず、「バイトになるか辞めるか選んでくれ」と言われました。元々、個人経営の小さな店で、コロナにより、客足が遠のいていたため、しょうがないと思っていますが、いきなりクビを切られてしまったも同然で、非常に戸惑いました。

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休みがたった月4日?!仕事を選ぶ基準は好き嫌いだけじゃない、ワークライフバランスも大事

他にも、新型コロナウイルスへの会社の対応に嫌気がさし、転職を決意した例もあります。

同じく、キャリチェンに相談してくださった方の声を紹介します。

なかなかリモートワークに切り替わらない古い体制の会社を見て、このままだと会社の成長はないと思ってしまった。

このように、コロナをきっかけに、会社の体制に嫌気がさした方も多いようです。

他にもコロナの影響を受けて、「飲食業界よりもIT業界へ行きたい」など、より成長市場の業界に足を踏み入れたい求職者が増えています。

コロナウィルスの転職者に対する影響

では、実際に求職者(=転職者)にはどのような影響が出ているのでしょうか。

面接方法の変化

一次面接と二次面接

コロナウィルスの拡大によって確実に増えているのはテレワーク、在宅勤務の存在です。合わせて、面接も対面での面接は減り、Web面接が主流になりました。

コロナウィルス拡大の前から、既にリモート面接の実績があった企業では、最終面接まで、すべてをWe面接にする事例が増えてきています。

実際に、ジェイ・エイ・シー・リクルートメントの調査によると、Web面接を最終まですべて取り入れてる企業が全体の4割だと言われており、面接のオンライン化がかなり進行していると想定できます。

一次面接だけをWeb面接にするのか、最終面接まですべてWeb面接で行うかについてはそれぞれの会社で対応の違いが出ていますが、「やはり一度は直接会わないと人となりが分からない」という理由から最終面接については直接面接とする企業が割合としては多いようです。

Web面接の注意点

リアルな対面ではないため、空気を共有し難く、表情や仕草よりも言語から取得する情報の比率が必然的に高まるWeb面接。その特徴からどんなことに注意すべきでしょうか。

まずはネット環境の構築です。自宅、もし難しければネットカフェなどの個室で、通信が安定している環境で接続を行うことが大切です。スマートフォンでもできなくはありませんが、パソコンの方がよいでしょう。自分の背景に映り込む壁や家具なども、雑然としていないかチェックが必要です。最新のアプリでは背景を加工できるものが出ていたりするようです。

ビデオ通話ソフトに表示されるプロフィール画像も、うっかり見落としがちですが面接の場に不適切ならば変更しておいた方が安心でしょう。背景やプロフィール画像は、面接の内容と直接関係はありませんが、情報量が制限されるWeb面接では、ちょっとしたことが面接官の目にとまり、第一印象に影響してしまう可能性があるからです。

事前にアプリケーションの接続テストをして、スムーズに面接がスタートできるよう準備しておくことも重要です。パソコンのマイクを利用すると周辺の環境音を拾ってしまうので、ヘッドセットを利用すると、こちらの声も相手の声もお互いに聞き取りやすくなるのでお勧めです。

ビデオ会議や電話会議では、ただでさえ音声が聞き取りづらいところに、複数の人が同時に発言するとより聞き取れないので、話し手と聞き手が明確に分かれます。そこで注意するべきことは、発言の終わりをはっきりさせることです。あいまいな表現で会話の最後を締めくくらず、私の話はここで終わりましたということをきちんと相手に示しましょう。いまはどちらが話し手なのかを、お互いが認識できるようにするとコミュニケーションがスムースです。

発言は、一つ一つの言葉をはっきりと丁寧に。会話の基本ですが、リモートは目の前に相手がいないことを十分に配慮して、話す内容を整理した上で会話をしないと伝わりにくい場合が多いので気を付けるようにしましょう。

合同イベント/フェアの変化

一日選考会や企業説明会などに関しても変化がありました。基本的には「中止」という企業が多いのが特徴です。企業単位での判断ではなく、主催者側が中止してしまう場合も少なくありません。

「延期」「Webで実施」という企業も中にはありますが、基本的に選考会や説明会はある程度、一時期に採用をしたい時に実施するものですし、候補者を多く集めるために休日に実施する場合が多いため、感染リスクを上げてしまうということもあり中止にしている企業が多いようです。

ただ、フェア自体もオンラインに切り替わっていることが多いため、転職者としては、「交通費がうく」「移動時間がかからない」など、少ない時間で様々な企業と出会う機会があり、その面では動きやすくなっているとも考えることができます。

今後に与える影響

これまではやはり直接会ってみないと本来の人物像や志望の熱意が伝わらないといった理由でリモートでの面接を積極的には行ってこなかった企業が、今回のコロナウイルス騒動で必要に迫られてリモート面接の実績を作ることにより、今後、定常的にリモート面接を実施することが考えられます

もちろん感染が終息した時点で直接面接に戻す企業もでてくるとも考えられますが、例えば遠方や障害をもった方の場合、今までは「どのような事情があっても絶対に直接面接」として実施していた企業が「一次面接はリモートでも可」と条件が緩和される可能性は高いでしょう。

恐らく今回の新型コロナウイルスの影響で、通常期末には終了し、4月からは新体制でスタートすることが多かった求人がある程度ずれてしまうことが予想されます。
企業としては予想していなかった事態なのは間違いないですし、特にリモート面接を実施し始めたばかりの企業の場合は制度自体もまだ手探り段階であるため、全体の調整が遅くなるのは仕方ありません。

コロナを加味した履歴書と志望動機の作り方

最後に新型コロナウイルスを理由に転職する場合の志望動機の作り方の例を紹介します。

前職の会社が倒産/解雇/リストラされた場合

前職の会社が倒産した、もしくはリストラされてしまった場合は、あなたが100%悪いことをしたわけではないので、無意味に謙虚になりすぎないことがポイントです。「正直に倒産した旨を伝えていいの?」と思うかもしれませんが、必ずしも選考においてマイナスに響くことではありません。

企業は入社後のあなたに期待して採用活動をしています。つまり、前職を辞めた理由よりも、今後のあなたを重視するということです。

リストラや倒産を気にしてネガティブに発言してしまうのはもったいないので、あまり消極的にならないように注意しましょう。

履歴書には「会社都合の退職」と書く

履歴書や職務経歴書には、「会社都合の退職」と記載するのがベストです。「会社都合の退職」以上の情報を書く必要はありません。

例えば、「コロナウイルスによる~」などの補填は必要ありません。

「倒産による退職」と書くべき場合も

基本的には「会社都合の退職」と記載すれば問題はありません。しかし倒産による退職と記載して、マイナスなイメージにならない場合であれば、「倒産による退職」と正直に記載しても問題ありません。

倒産と記載するのはマイナスなイメージになりそうですが、自分に原因があるわけではない場合は特に問題ありません。

倒産による退職と記載すれば印象が悪いからと嘘の経歴を書いてしまっては、信用がなくなり、問題に発展するおそれもあります。「会社都合の退職」または正直に「倒産による退職」と記載しましょう。

「〇〇株式会社(〇〇年倒産) 会社都合の退職」

「〇〇株式会社(〇〇年倒産) 一身上の都合で退職」

上記のように記載してくださいね。

また、会社倒産による解雇が与える印象はマイナスにはなりません。会社の業績不振によるリストラの場合でも、ネガティブになりすぎるのはよくありません。

業績不振による倒産やリストラが理由で転職活動をしている人も最近では多くなりました。業績不振による倒産が原因だったとしても、自信を持って、自分のスキルや経歴をしっかりと行い、ポジティブに転職活動を進めましょう。

前職での成果は自己PRとして書いて良い

役員や幹部ではない限り、前職での成果はアピールとして書いて問題ありません。会社の経営と個人の成果は別問題だからです。

例えば、

カフェの店長として、売上目標達成に尽力しました。例えば、ハッピーフライデーを取り入れた企画や、SNSでの広報を積極的に行い、販促を自ら考案しました。結果、金曜日の売り上げは昨年の1.4倍に、またSNSからの来客数がアップしました。

など、前職の成果をきちんと示すことがおすすめです。

自分で退職した場合

「コロナによる世界恐慌を見越して、今の業界から離れて成長市場に行きたくなった」「なかなかリモートワークに切り替わらない会社に嫌気が指した」「コロナでリモートワークに切り替わったことで人間関係が嫌になってしまった」など、最終的に、自己都合で退職している人もいるでしょう。

そういった場合は、正直に話すのがベストだと言えます。

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成長市場で働きたいなら自己PRが大事

新型コロナウイルスによる前職の経営不振を受け、自分の市場価値を高めたいと思い、転職を決意しました。御社は、IT業界でも最先端の技術があることから業界のトップを担っています。私は前職で培ってきた営業スキルで、御社の最先端技術をもっと広めていきたいです。

成長業界で働きたい場合は、なぜ成長市場で働きたいと思ったのか、また、成長業界に転職することで、自分は会社にどんな成果を残せるのかを伝えることが大切です。

コロナウイルスでの有効求人倍率下降からもわかるように、未経験の採用枠は減っています。

その激化する採用市場の中でも勝ち抜けるような「ロジックの通った志望動機」「自分の活かせる経験」をきちんと伝える自己PR・志望動機にするようにしましょう。

まとめ

急なコロナウイルス蔓延により、転職者は苦難を強いられています。

そんな転職者の味方がキャリチェンです。

多くの転職エージェントはコロナウイルスにより紹介をストップしていたり、人気企業は採用枠を減らしたりしています。

しかし、キャリチェンでは、コロナウイルスによって求人枠を減らしていることはありません。常に求職者様に転職先をご提案できる環境を整えています

緊急事態宣言が出た4月以降も、求職者様からのご相談が増えてきていますので、安心してご利用いただけます。まずはぜひお気軽にご相談ください。

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