仕事に邁進し、かっこよく働いているイメージのバリキャリ女子ですが、そんなバリキャリ女子とはどんな女性なのでしょうか。本記事では、バリキャリ女子の定義から特徴・年収、さらにバリキャリを目指すにはどのような働き方をすればいいのかを紹介します。
目次
バリキャリとは?
バリキャリとは「バリバリのキャリアウーマン」の略語です。プライベートよりも仕事やキャリアを重視して生きている女性のことで、男性と対等かそれ以上に仕事をこなすことを揶揄して生まれた言葉でした。
しかし、現在では、ネガティブな意味ではなく、ポジティブな意味として親しまれています。
「責任ある仕事を任されたい」「常にスキルアップしたい」「もっと稼ぎたい」と仕事に熱心に取り組み、熱心に仕事をこなしながらも、常に自分磨きを怠りません。仕事もこなしながら外見の美しさを保っていることから「女性が憧れる女性」でもあります。
バリキャリの年収はいくら?
世間では、年収500万以上稼ぐの女性のことをバリキャリと呼ぶことが多いようです。正社員として勤務している女性の平均年収は、20代女性で319万円、30代女性で375万円、40代女性で401万円、50代以上428万円となっています。20代女性で500万円以上稼いでいるのは全体の3.9%、30代女性でも9.6%です。
女性で年収500万を超えるのが難しい理由は、女性は結婚、出産の時期と責任のある仕事を任される時期時期が重なりやすいことが原因です。仕事が面白くなってきた時期に、仕事かプライベートかどちらを選ぶかの選択を迫られてしまうのです。
仕事よりも、結婚や出産、育児を重視する女性が多いことから、年収500万以上稼ぐバリキャリ女子の数は少なくなってしまいます。
バリキャリは死語?
バリキャリの女性のように、プライベートを犠牲にしてまで働きたくないという女性が増えています。「バリキャリは死語になっている」と言われるほどです。バリキャリが死語になってきている理由の一つに、「バリキャリ」と反対関係である「ゆるキャリ」を目指す女性が増えてきていることが挙げられます。
ゆるキャリとは?
ゆるキャリとは、ゆるやかなキャリアを目指す女性のことです。ゆるキャリは、仕事に手を抜くのではありません。家庭を大切にし、自分の趣味を楽しみながらマイペースで働きます。
「仕事もプライベートも充実させたい」「家庭と仕事をうまく両立させたい」女性のことです。プライベートの充実よりも仕事を優先するバリキャリ女子の対義語として使われます。
バリキャリ女子の割合
バリキャリ女子の割合は、働く女性の全体の2割程度にとどまっています。
働く女性が増えたとはいえ、バリキャリとして働いている女性がまだまだ少ないことがわかります。
政府としても女性役員の割合を増やすべく、女性活躍推進案を掲げています。女性管理職の割合は増えたとはいえ、まだまだ役員になって活躍したいと考えるバリキャリ志望の女性が少ないのが現状です。
バリキャリ女子の割合が多いのは、高収入の専門職、管理職などです。
企業の男女比率で女性の割合が多い企業では、バリキャリ女子の割合が高い傾向があります。
バリキャリ女子とゆるキャリ女子との違い
バリキャリ女子とゆるキャリ女子は、人生において優先したいものの比重が異なります。
プライベートの充実や両立を優先するゆるキャリ女子、仕事の充実を優先するバリキャリ女子では、人生計画や目標がそもそも異なるため、一言で比較するのが難しいです。
怖い?バリキャリの女性の特徴とは
バリキャリの女性は、圧倒的に仕事ができることから怖そう、強そうという印象を持たれることがあります。
上から目線で怖そう、テキパキしすぎていて怖い、完璧すぎるなどの印象を持たれてしまうことが多いです。
ここからは、バリキャリ女子の特徴をまとめました。
論理的な考え方ができる
女性は感情的になってしまいがちと言われますが、バリキャリ女子は論理的な考え方ができます。物事を順序よく筋道を立てて考える力があります。
コミュニケーション能力が高い
高いコミュニケーション能力を生かして、様々な仕事をテキパキとこなします。明るくハツラツとしている人が比較的多いです。
仕事に打ち込むことができる
とにかく仕事に打ち込むことができるタフさとストイックさを持っています。休日でも、仕事が入ればすぐに駆けつけることも。とにかく仕事第一で努力できます。
プレッシャーに強い
責任のある仕事を任されても、プレッシャーに負けず、テキパキと仕事をこなします。
常にスキルアップを目指している
バリキャリ女子は、常にスキルアップとキャリアアップを目指しています。ビジネス書を読んだりセミナーに通ったりと、スキルアップに余念がありません。
おすすめのオンライン書店
オンライン書店であれば、いつでも簡単に書籍を手に入れることができます。
また、レビューも載っているので、購入の失敗もしにくいです。
ビジネス書のみでなく、語学や、趣味など様々な書籍を手にすることによってより自身をスキルアップさせることができます。
honto電子書籍ストア
ジュンク堂・丸善・文教堂などの大型書店と連携しているhonto電子書籍ストアでは、他の書店では手に入らないような希少な本も扱っています。
電子書籍のメリットを最大限に活かすことができるサービスであり、暗闇や満員電車でも読書が楽しめるようになるでしょう。
ブックツリーという自分の関心ある本が見つけられる機能も搭載されています。
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タダ本
タダ本とは、5,800円の年額を支払うことで毎月15冊まで本を無料で読むことが可能になるサービスです。
対象商品は約20万冊あり、110円以下のコミック・本が全て無料で楽しめます。
毎月お買い物クーポンが配布されているため、有料本もお得に購入できるでしょう。また、買取サービスを利用すれば、不要な本の高額売却も可能です。
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時間の使い方が上手
バリキャリ女子は時間の使い方が上手で、効率よく多くのタスクをこなしていきます。時間の使い方が上手だと、仕事と共にプライベートもそれなりに充実している女性もいるようです。
時間管理に欠かせない腕時計
バリキャリ女子の強い見方になってくれる腕時計を紹介します。
これで時間管理はばっちりです。
chiandchi
chiandchiは2013年に設立された台湾に拠点を置くデザインスタジオで、必要不可欠な形状とシンプルな性能の商品を販売しています。
中でもシンプルなデザインの腕時計はビジネスの場に最適で、無駄のないデザインから見る人にスマートな印象を受けるでしょう。
ユニセックスなデザインなので男女ともに利用可能で、プレゼントの品としても人気を集めています。
\ シンプルで性能抜群! /
SKAGEN(スカーゲン)
時計ブランドとして知られておりSKAGENは、デンマークの街のスカーゲンの海岸線からインスピレーションを受けて誕生しました。
長い歴史を持っており、時が経っても色褪せない商品を作り上げています。
腕時計のデザインは多岐にわたりますが、女性に人気のシリーズにはシンプルかつ女性らしさが表現されたものが多いです。
\ 女性らしい時計を! /
バリキャリ女子のプライベート事情とは?
仕事を優先しがち
繰り返しになりますが、バリキャリ女子はプライベートよりも仕事を優先します。平日は朝早くから夜遅くまで仕事、休日も仕事をしたりスキルアップの時間に当てたりします。仕事を優先するあまり、恋愛に割く暇がないことが悩みなこともあるようです。
美意識が高い
美意識が高いバリキャリ女子が多いです。仕事同様、自分磨きを怠らないバリキャリ女子が多いもの。髪の毛やネイル、肌の手入れまで完璧に整えていて、女性らしさを保っているのも女性が憧れる理由の一つです。
バリキャリ女子のファッションは、カチッとしていて、綺麗めなスタイルが多いです。細身のパンツスーツや女性らしいタイトスカートなどを好みます。バリキャリ女子の中には、美意識が高く、見た目は女性らしいのに、中身はおじさん?と思われるような「チャック女子」と呼ばれる女性も多いようです。チャック女子とは、女性らしい見た目とは裏腹に、内面はおじさんのようにサバサバした女性のことを指します。
バリキャリ女子はモテるけれど結婚できない?
男性と肩を並べて仕事をするバリキャリ女子はモテないと思われがち。ですが仕事ができて、美意識も高いバリキャリ女子を尊敬し、素敵だと思う男性も多いのです。
バリキャリ女子が結婚できないと言われているのはモテないからではなく、恋愛や趣味よりも仕事を優先してしまうことが多いからです。恋愛に時間を割くくらいなら仕事を優先したいと考えることから「結婚しない」という選択肢をとる女性が多いようです。
バリキャリを目指すには?
これまでバリキャリ女子の特徴について詳しく説明してきました。しっかり仕事をこなして自分の力で稼いでいるバリキャリ女子ですが、バリキャリを目指すにはどのような働き方をすればいいのかを紹介します。
専門職で働く
医師、薬剤師、弁護士、公認会計士などの国家資格が必要な専門職は、平均的な年収よりも高い傾向にあります。国家資格が必要な医師や薬剤師、弁護士、公認会計士などは、社会人になってから目指すのは難しいです。
医師や弁護士などの難易度の高い国家資格を必要とせず、高収入を狙える専門職には、IT系技術職、経営コンサルタント、営業職があります。
IT系技術職と一口にいっても、様々な仕事があります。年収500万を超える仕事は、プログラマー、システムエンジニア、情報処理サービスなどの仕事です。
経営コンサルタントは、企業が生き抜くための企業方針や計画を戦略を立てる仕事です。企業の状況を調査し、分析して、戦略プランを立案する業務。コンサルティング会社に勤めるのが一般的です。
成果に応じてインセンティブが支払われる営業職に就いているバリキャリ女子もいます。営業職は、成果によっては高収入を狙うこともでき、自分の頑張り次第で報酬が変動するため、やりがいを感じられます。
手に職をつけるにはどうしたらいい?と悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
管理職として働く
企業の管理職として働くのも、バリキャリ女子を目指す方法です。会社によって年収は異なりますが、係長以上の役職に就くのが理想です。
管理職として働く上で大切なことは、女性が活躍しやすい企業を選ぶことです。昔に比べて女性が活躍できる時代になっているものの、やはり女性だからという理由で男性と同じようには昇進を目指すのが難しいという現実もあります。今の会社で管理職を目指せるかどうか知りたい場合は、今働いている会社に女性の管理職がどれくらいいるのかを確認しましょう。
女性が活躍できる会社に転職する
管理職を目指すのが難しそうな場合は、女性が管理職になりやすい会社に転職を考えるのも一つの手です。女性が働きやすく、管理職を目指しやすい会社を見極めるには、女性管理職比率や女性役員比率を参考にするのがいいでしょう。また、面接の際に実際に女性が管理職についている例はあるかを聞いてみるのがおすすめ。先輩の女性管理職が多い会社は、管理職を目指しやすい環境であることが多いですよ。
バリキャリだけじゃない!今後の女性の働き方とは?
女性の働き方は、ここ数十年で大きく変化してきました。そして、女性の働き方にさまざまな選択肢が生まれました。そうなった結果、女性も男性と同じように働く女性も増え、仕事と家庭を両立させながら働く女性も増加しました。
ここからは、これからより増えていくと予想される、女性の新しい働き方についてご紹介します。
パラレルワーカー
パラレルワーカーとは、本業だけに依存せず、複数の仕事やキャリアを持つ労働者のことを指します。本業と副業を両立させながら働くことです。
複数の仕事をこなし、収入源を複数に分けることで、収入が安定すると言うメリットがあります。また、自分のペースで仕事がしやすいため、仕事とプライベートを両立したい、自分のペースで仕事がしたいという方におすすめです。
ダブルワーカー
ダブルワーカーとは、本業の他に仕事を掛け持ちして働くことです。ダブルワークをすることで、視野が広がって新たな仕事のアイデアが浮かんだり、収入が増えるというメリットがあります。
バリキャリ女性を目指したい、年収をあげたいなら
「バリキャリを目指したいけれど、今の職場環境では難しそう」「年収をあげたいけれど、今よりも仕事の時間を増やしたくない」などキャリアに不安を感じる女性は多いのではないでしょうか。
キャリチェンは、そんな女性に特化した転職支援と転職先紹介のサービスです。
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平日休みを獲得しながら、年収を100万円以上アップさせた事例などもありますので、ぜひご覧ください。
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