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災厄のお局様が私の指導係
私は百貨店の販売店員からキャリチェンしました。前職の職場の百貨店、私のフロアはかなりの縦社会でした。私も学生の頃体育会でしたし、ある程度の先輩後輩の関係は覚悟していましたし、先輩からはあまり嫌われたことがなかったのであまり心配していませんでした。
私の指導係の先輩は「お局様」の一人で厳しいことで有名でした。一つ上の先輩に「あっ、ドンマイ。この一年は頑張って辛抱して」って言われ、「げっ、マジで」って思いました。でも、自分より常識もある方だし、大丈夫だろうと思いつつも、とても不安でした。
これって理不尽じゃ、、、
初めから怒られながら教わることになりました。別段、私が何をしたわけでもなく、怒られ続けました。「あーこんな感じの人、学生時代のバイト先にもいたなー。」と思い、その態度はあまり気に留めずお仕事のやり方を学んでいきました。
そんな感じでしたが、仕事を覚えてくるとわけのわからない理由で怒られることが多くなってきました。例えば、包みづらい商品のラッピングを教わる時にお局様が「ここの位置に置いて」と言った位置で既にズレていたので、もう一度「ここですね？」と確認しました。案の定、仕上がりは曲がってしまったのですが、仕上がりを見てあの人は「あなたが最初に曲げて置くからこうなっちゃったんでしょう。もう直せないからいいや。」と言いました。
私が事情を説明すると「非常識なのはあなたの方で、１０年以上この会社に勤めている私の何が間違っているっていうの？」と言われました。
あちらとしては私が言うことはなんでも言い訳だとしか認識されず、休憩室で「こんなこともできないんだけど、口だけは動くゆとり」と陰口を言われているのを私は立ち聞きしてしまいました。
こんなことが何度も続くようになりました。次第に、周りからの評価も下がり、同僚も私とひとくくりにされたくないのか、私から少しづつ離れていきました。
人間関係が難しくキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
ゆとり、ゆとりって
私は精神的なストレスがすぐに、ジンマシンなど、体調を崩してしまうタイプでしたが、病欠で休むのも「これだから、ゆとりは打たれ弱いんだよ」と言われそうで、とても言いづらかったです。
確かに、私はゆとり世代の典型かもしれません。しかし、自分なりには頑張ったつもりです。でも、何をしても頭ごなしに全てが否定されます。あの人たちには「私の世代は『ゆとり』のできないし、やる気のないやつ」という固定観念があるため、私が何をしようとも無駄でした。
私が仕事で不思議に思うことや間違っているのではないのかと思うことを聞くと、「私たちの頃はこうだった。こうするのが当たり前だった。」と言われると「いや、知りませんが」と思い、全く共感できません。
理由も言わず、「ただやれ」と言われ、それが間違っていると、何故か私のせいになり、私が怒られる。全く納得がいきませんでした。こんな環境で働いてられないと思い、転職を決意しました。
体調不良になってしまったのでキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
大企業が働きずらいという先入観
私の常駐先は誰もが知ってる大企業です。大きい企業であればあるほど、ハラスメントとかが頻繁しているのかもという勝手なイメージを持っていました。
しかし、そんなことは全くありませんでした。むしろ、私のことを歓迎してくれる職場で、もちろん、お仕事の内容は求められることはもちろんありますが、今ではやりがいに感じています。
職場に行くことがことが楽しみになったことがキャリチェンして一番良かったことです！！
