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就活は夏になる前にやめたかったんです
新卒1年目で入った会社はアパレル会社でした。
特別そこのブランドが好きだったわけではないけれど、夏になる前に就活を終わらせたかったんです。
スーツが暑かったし、正直単位も危なかったので・・・。
そんなことを考えながらだったので、全然就活を真剣にやっていなかったし、いま振り返ってもエントリーシートも証明写真も、かなり適当でした(笑)
でも、1社だけ内定が出て時期も6月半ばだったので早く就活を辞めたい一心でそこの会社に決めてしまったんです。
「ラッキー、暑い中スーツを着て憂鬱になりながら歩き回らなくていいんだ」って思って・・・
アパレルからキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
まさかこんなに気力・体力がいるなんて
アパレル店員さんって、華やかに見えるし、正直お客様と話してればいいんだろうなぁって軽い気持ちでした。
でも実際は毎日くる洋服の検品や掃除、売れるための売場作り、毎週ある早朝ミーティングや勉強会など、重たいダンボールの山を片付けたり、セールやイベントのときは連勤で立ちっぱなしの声出しっぱなしなど、接客以外にも凄く体力のいる仕事だったんです。
それに早朝ミーティングから遅番だった日には、8時に集合し1時間のミーティングが終わってから4時間の空き時間があって、12時からの遅番で店舗へ出勤。だから拘束時間が12時間以上。
毎週土曜日がそんなスケジュールだったので、すごく時間がもったいなかったですし、 元々そんなに体力もなかったのでどんどんプライベートな時間は寝て過ごすだけ。
事故で膝も壊していたので身体的にすごく辛かったです。
しかも、その会社は何かにつけてノルマもあったし、達成できなければ嫌味を言われて売り場にすら立たせてもらえず。
どんどん自信をなくした私は倉庫の整理や掃除など、積極的に裏方に回るようになり、毎日ただただ自分自身の情けなさを感じながら時間が過ぎることだけを考えていて、本当に苦痛で仕方ありませんでした。
ノルマが達成できずしんどくてキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
キャリアチェンジしてからはメリハリが出ました。
このままじゃ身体も壊してしまうし、何より長く続けられないと思って転職を決意しました。 転職先は具体的な業種は決めていませんでしたが、サービス業を始めてから憧れのあったオフィスワークで探していました。
事務職に転職してからは定時で終わることも多く、当然ですがノルマもなし。
自分の裁量で仕事をすることができるので、無駄な時間を使わず、土日休みで連休もカレンダー通りにあるのでしっかり休めて、体調を崩してしんどいなんてことはなくなりました。
プライベートの時間もしっかり確保できるので、仕事を終わりに彼氏や友達とごはんにいったり、 休みには旅行に行ったり。仕事とプライベートをきっちり分けられるので充実した毎日を送ることができています。
心が満たされているから仕事へのやる気も出てくるし、あんなに毎日仕事に行きたくないと泣いていた日々が嘘のよう(笑)これもキャリチェンのおかげですね。 あのとき決断をして本当に良かったと思っています。