ビジネスの場面で飛び交うカタカナ用語。用語の意味がわからなければ「会議の内容が全くわからない…」なんてことになる可能性もあります。特にIT業界ではカタカナ用語を使うことが多いので、IT業界への転職を考えている方はこの機会に是非覚えてくださいね。
\ベンチャー企業に行くのに不安はない?/
目次
ベンチャーの人がよく使うカタカナ用語ってうざい?
ベンチャーの人がよく使うカタカナ用語は「いちいちカタカナ使わないでわかりやすい日本語で言ってよ」と思うかもしれません。意識高い系だと揶揄されがちなカタカナ用語ですが、結局自分が覚えないと仕事になりません。
この記事ではベンチャーの人がよく使うカタカナのビジネス用語をまとめました。「あの人何言ってるの?使っている言葉がわからない!」とならないためにも、今回紹介する用語を是非覚えてくださいね!
カタカナのビジネス用語一覧
【あ行】
アグリー
同意する、という意味で、「私はアグリーです。」「社内の6割にアグリーされる」などでいます。ビジネスの場においては、否定する際はディスアグリーよりも「アグリーできない」「アグリーできかねる」という言い方をする場合が多いです。
アサイン
任命する、という意味です。「○○プロジェクトにアサインされた」「あの案件には〇〇さんをアサインしよう」などの使い方をします。
アジャイル
機敏な、頭の回転の早いなどの意味があります。入念な計画をして開発を進めるのではなく、「仮定を立てる→実践する」という細かい単位の反復を繰り返しながら臨機応変に対応していくことを指します。「この案件はアジャイルで進める」という使い方をします。
アジャスト
アジャストは英語の「adjust」から来ている調整、調節という意味の言葉です。何かを調節する時に使われ、「打ち合わせの日程をアジャストする」「チームメンバーをアジャストさせる」のような使い方をします。
イシュー
課題、問題点を指す言葉です。今考えるべき問題を見定める時に使用しますが、特に改善の余地がある問題のことを指します。「まずはイシューの特定をしよう。」「イシューを取り上げよう。」などのような使い方をします。
エーエスエーピー(ASAP)
「as soon as possible」の頭文字を取った言葉で、日本語で言うところの「なるべく早く」「なるはやで」「大至急」という意味です。相手に何かをお願いする時に使われることが多いです。
主に関西を中心に、「アサップ」と呼ぶ人も。「この資料はASAPで仕上げてください」「ASAPで折り返しください」のように使います。
NR(エヌアール)
訪問など社外に出てそのまま直帰すること。「NoReturn(ノーリターン)」の略語で「直帰する」という意味です。
会話の中で「今日はNRします」という使い方はあまりされず、主に会社の予定表で使います。予定表の中に「NR」と記載されていれば、それは「直帰」を指します。
OKR(オーケーアール)
「Objectives and Key Results」の略で、簡単に言うと「目標と成果」を管理する目標管理方法のことで、大きな目標を実現するために、達成しなければいけない成果を指します。
Objectives(目標)とKey Results(成果)は分けて考えられます。Objectives(企業の目標)が「アプリダウンロード数、月100万を目指す」の場合のKey Results(成果)は「○月までに新機能をリリースする、デザインをリニューアルする」などになります。
オンスケ
英語の「on schedule」の略で予定通りにプロジェクトが進行すること。企画進行が押してしまう場合には「オンスケでは難しそうです。」案件が順調に進んでいる場合には「この案件はオンスケで進んでいます」などと使います。
【か行】
カバレッジ
カバレッジとは、全体に占める割合のことを指します。主にプログラムをテストする時に使われる言葉で「カバレッジを分析する」「全体のカバレッジはどれくらい?」などのような使い方をします。
キャパ
「キャパシティ」の略で、容量のことを指します。人に対して使うことも多く、「○○さん、今月キャパ厳しそうだね。」「今週、まだキャパある?」などと使います。またキャパの限界を超えてしまうことを「キャパオーバー」といいます。使い方は「キャパオーバーしそう」「キャパオーバーに気をつけて」などです。
キャズム
キャズムとは「深い溝」という意味。新しい商品やサービスを浸透させる際に発生する溝のことを指すマーケティング用語です。「乗り越えるべき壁」という意味で使います。
「このキャズムを乗り越えられるかが、我が社の運命を決める」という使い方をします。
クラウドソーシング
仕事を依頼したい企業や個人が、インターネットを通じて仕事を依頼したりデザインを募集したりするためのウェブサービスのことを指します。
「この案件のデザインはクラウドソーシングで発注しよう」「クラウドソーシングで依頼をする」のような使い方をします。
グローバルスタンダード
「世界標準」「世界基準」と訳され、国際的に通用するレベルや理念を指します。
「グローバルスタンダードな視点を持つべきである」「グローバルスタンダードなシステム製作をしなければならない」のような使い方をします。
クロージング
クライアントなどの相手に対して、距離を狭めていくこと。また、契約まで繋げるまでのアプローチの意味を持ちます。「この案件はクロージングが難しい」「諦めずに営業したおかげでクロージングできた」などと使います。
ケイパビリティ
ケイパビリティには大きく分けて二つの意味があります。一つ目は企業が持つ強みのことで、ライバル企業に勝てる組織的な能力のことを指します。二つ目は個人の実行する能力のことを示します。
KPI(ケーピーアイ)
企業目標を達成するために設定したプロセスの目標のこと。最終的な目標を達成するための中間目標とも言えます。
最終的な目標が「アプリの売上を〇〇万円アップさせる」の場合、その目標を達成するためのKPIは「営業数を上げる」「アクティブユーザー数を増やす」などが挙げられます。
KGI(ケージーアイ)
最終的な目標の数値のこと。企業目標から落とし込まれた目標数値であるKPIなどが実際に達成されたかどうか判断する基準のことを指します。KGIは企業の最終目標として設定されるため、多くの場合は「今年度の売上〇〇万円」と会社全体の大きな目標として掲げられます。
コアコンピタンス
コアコンピタンスとは、「自社の強み」という意味です。企業の中核(=コア)となる強みのことを指します。他社には真似できない自社ならではの価値を提供し、競合商品を上回るレベルの能力のことです。
コストリダクション
コストリダクションとは、費用削減のことです。コストカットとも呼ばれますが、製品企画の段階から全てのコストを見直し、カットを検討すること。「コストリダクションをしたことによって、業績が上がった」のような使い方をします。
コミット
「約束」の意味や、「関わり」の意味です。責任を持って、目標を達成する際に、「〇〇%達成にコミットします。」などと使います。某企業のCMの「結果にコミット」というフレーズをイメージするとわかりやすいですね。
コモディティ
どの生産者・販売者が扱う製品も品質や特性にほとんど違いがないような商品のことを指し、コモディティ化とは市場が画一化している状況を指します。
「市場がコモディティ化している」のような使い方をします。
コンピテンシー
コンピテンシーとは、優秀な成果に繋がる行動特性のことを指します。仕事ができる人のルーティンといえばわかりやすいでしょうか。
営業成績が一位の人の営業メールの送り方や事務作業の方法、営業のクロージング方法を分析し、人材育成に生かすことがができれば、会社全体の売上に貢献できます。人事評価の際は、成果をあげている人のことを「コンピテンシーモデル」と呼ぶこともあります。
コンティンジェンシープラン
予期しない事態に備えて備えておく緊急時の対応対策です。予期しない事態の緊急時の対策を文書に落とし込みマニュアル化したもののことを指します。
「売り上げ不振になる前にコンティンジェンシープランを考えよう。」のように使います。
コンセンサス
意見の一致という意味があります。全員または、複数人の意見が一致しているという意味で使われます。
「新しいプロジェクトはメンバーからコンセンサスを得た」「新しい企画は顧客のコンセンサスを得た」のような使い方をします。
コンバージョン
ウェブサイトにおける最終的な成果のことを指します。
最終的な成果とは、サイトを訪問した人が商品を購入したり、商品購入ページをクリックしたりと、サイトのユーザーが目標としているアクションをすることを指します。
「ユーザーのコンバージョン率が○%上がった」「このサイトのコンバージョンは商品購入だ」などの使い方をします。
コンペティター
競合相手という意味があります。「ライバル」と同義語で使われ、多くの場合競合他社のことを指します。
「コンペ」という言葉はプレゼンの大会の際やゴルフの大会の際などによく使われているため、馴染みがあるかもしれません。
【さ行】
サマリー
「まとめ」「要約」などの意味があります。膨大な話の内容の要点だけまとめたもの。
短い文章で簡潔にまとめたいという方がよく使うでしょう。
「ミーティングのサマリーを準備する」「サマリーだけ提出する」などの使い方をします。
シュリンク
シュリンクとは「縮む、縮小する」という意味。「市場がシュリンクしている」「需要がシュリンクしている」など、縮小していくことを指します。
シナジー
シナジーとは、相乗効果という意味があります。相乗効果の意味で、単体で行うよりもいい効果を得られる状態を指し、企業のM&Aもシナジー効果を狙ったものだと言えます。「シナジーを狙う」「シナジーをもたらす」などの使い方をします。
ジャストアイデア
ただの思いつきのこと。「ジャストアイデアで恐縮ではございますが、○○○○はどうでしょうか?」などと前置きの言葉として使います。「思いつきですが」と言うよりもスマートな印象を与えることができます。
シェア
「分担する」「共有する」という意味と、商品やサービスの占有率(マーケットシェア)の意味の二つの意味を持ちます。
「共有する」という意味では、SNSでリツイートをするように、情報や物を共有するという意味で使います。また、サービスの占有率の意味では「市場シェアを取りに行く」のような使い方をします。
スキーム
計画のこと。事業計画のことを、事業スキームと呼びます。「商品の販売スキームを考える」「事業スキームを考える」などの使い方をします。
スケール
物事の大きさや規模を意味します。IT業界でよく使われるのは「スケールする」という使い方で、事業の規模を拡大する時に「スケールする」という意味で使われます。事業の拡大をせずに現状を維持することを「スケールダウン」と言います。反対の縮小するという言葉として「シュリンクする」が使われます。
スコープ
スコープとは範囲の意味です。「仕事のスコープを決める」のような使い方をします。プロジェクトの作業の範囲を決めた定めたもののことを指します。
ステークホルダー
企業の利害関係者のこと。活動を行うことで、影響を受ける利害関係者のことを指します。
セグメント
市場で同じ分類にされる層のことで、マーケットの中で、同じニーズを持った人達、同じ購買意欲の人達を指します。広告配信などで使う言葉で、「Facebook広告のセグメントにより~」などと使う。
【た行】
タイト
時間的、計画的に余裕がないという意味です。「タイトなスケジュール」「タイトすぎるから難しそう」などの使い方をします。
ディシジョン
意思決定、決断という意味があります。ビジネスでは、重要な意思決定をすることを指すことが多いです。重要な局面で使われます。
「早急なディシジョンを下すべきだ」「社長のディシジョンは絶対的だ」のような使い方をします。
デフォルト
「デフォ」と略されることもあります。よく使われる意味としては「スマホやパソコンの初期設定」と「日常生活における標準、定番」という二つの意味があります。
「デフォルト設定では使いにくい」「デフォルトのフォーマットで提出をお願いします」のような使い方をします。
ドライブ
車を運転することをドライブすると言うように、前進するという意味で使います。また「もっと頑張れ」という意味で、目標達成していない状況からギアをかけるときなどに使うこともあります。
「ノルマ達成のためには、ドライブをかけて!」という使い方をします。
ドラスティック
変化に対して極端で過激な、思い切ったなどの意味があります。ドラスティックは悪い意味で使われることはほとんどなく、いい意味で使われることが多いです。「猛烈ないい変化」という意味で使われます。
「ドラスティックな改革が必要だ」のような使い方をします。
【な行】
ナレッジ
知見のこと。その会社に蓄積された独自のノウハウをナレッジと呼ぶことが多いです。組織にとって有益な情報をまとめて、迅速に対応できるようにまとめておくことをナレッジといいます。
「ナレッジ管理をしなければいけない」「今後はナレッジを蓄積していこう」などと使います。
ノーティス
注目、通知という意味があります。IT業界では、順調に処理が進んでいることの通知として使われます。急なお知らせや納期が短い仕事の場合には「ショートノーティスですが、明日までに納期お願い致します。」のような使い方をします。
【は行】
バジェット
バジェットとは、予算や経費の意味を持ちます。「バジェット不足だから、無駄を省くべきだ」「バジェット次第で企画が変わる」のような使い方をします。
バッファ
余裕を持たせること。スケジュールがきつきつのときに、人員に余裕をもたせるなどの意味で使います。「今月はバッファある?」とは「今月はまだ余裕がある?」という意味です。
ハレーション
ハレーションとは、悪影響を周囲に与えることという意味です。問題が起きた際に周りに悪い影響を与え、二次的なミスや被害を生むことを指します。
「部下のミスがハレーションを生んだ」のような使い方をします。
バリキャリ
バリキャリとは、恋愛や結婚よりもキャリアを重視して、バリバリ働くキャリアウーマンのことを指します。「あの女性はバリキャリだよね」「バリキャリを目指したい」という使い方をします。バリキャリの反対にはゆるやかなキャリアを目指すという意味で「ゆるキャリ」と呼ばれます。
ビートゥービー(B to B)
「B to B」とは、企業間取引のこと。「business to business」の略で、企業と企業の取引のことを指します。「これはB to B向けのサービスだ」のように使います。
「B to C」という言葉もあり、これは「business to Consumer」の略です。こちらは企業と個人の取引のことを指します。
さらに「C to C」という言葉もあり、これは「Consumer to Consumer」の略で、顧客と顧客の取引という意味です。メルカリやバイマなどに代表される、個人と個人の取引サービスを指す言葉です。
ビジネスモデル
ビジネスモデルとは、企業が行う事業の仕組みや方法のことを指します。簡単にいうと、企業が利益を出すための仕組みのことです。「これからの時代を生き抜くには、ビジネスモデルの変革が絶対条件だ。」のような使い方をします。
ファクトベース
正確なデータや事実を読み取り、そのデータを元に意見を主張すること。「ファクトベースで簡潔に説明する」「ファクトベースで考えられていないから説得力に欠ける」のような使い方をします。
フィジビリ
実現可能性を表す言葉です。「実験的に」という意味があります。「フィジビリで試してみることで、実装するかどうか決定しよう」のような使い方をします。
フィックス
フィックスとは「確定」「修正」「固定」の意味があり、変更されない、変化しない最終決定をすることを意味します。「スケジュールをフィックスさせた」「書類をフィックスした」などの使い方をします。
フェーズ
段階、局面のこと。プロジェクトの進捗や段階を指します。「今は認知を広げるフェーズです。」「次のフェーズに移るべきだ。」などで使います。
フィジビリティ
「実現可能性」「実行可能性」という意味です。新たな挑戦の際、成功するかどうか検討する際に使用する言葉として使われています。「フィジビリティを検討する」「フィジビリティーが高いので、新規事業を始めることを決断した」などの使い方をします。
フィードバック
フィードバックとは、相手の行動に対して改善点や評価を行うことです。フィードバックを行うことで、改善点を洗い出し、次の機会に生かし、スキルアップすることができます。
「先日のプレゼンのフィードバックを下さい。」「フィードバックの時間を設ける。」のような使い方をします。
プライオリティ
プライオリティとは、優先順位を表します。優先してやってほしいことを「プライオリティが高い」と言います。逆に優先しなくてもいいことを「プライオリティが低い」のように使い方をします。
ブラッシュアップ
ブラッシュアップとは「上を目指す」「磨きをかけてよくする」という意味があります。今あるものを磨きをかけていい状態を目指すことを指します。
「この企画をブラッシュアップしてほしい」「ブラッシュアップできるはずだ」のような使い方をします。
フラット
フラットとは、「平らな」「平等な」「上下関係のない」という意味を示します。「意見を主張しあえるフラットなチームにしたい」「フラットさが重要だ」のような使い方をします。
ブルーオーシャン
ブルーオーシャンとは、競争相手がいない未開拓の市場のことです。新しいビジネスを始める時に「ブルーオーシャンを狙う」「ブルーオーシャンの市場を探す」などの使い方をしま。ブルーオーシャンの反対語は「レッドオーシャン」で、競争相手が多い市場のことを指します。
ペルソナ
より鮮明に設定されたターゲット像のこと。典型的なユーザー像を描くため、特徴や性格など細かい設定を描きます。「この商品のペルソナは東京在住の30代の主婦です。兄弟構成は兄一人、趣味は漫画を読むことで、子供を保育園に預けた後に漫画を呼んでいる設定。」など、細かい設定を洗い出します。。
ボール
「ボールを持つ」「ボールを投げておいて」のような使い方をします。仕事の責任をボールに例えた言葉で、責任の所在を表す時や仕事を他の人に渡す時に使われます。
ボトルネック
ボトルネックとは、全体の中で最も問題になっている部分のことを指します。水の入った瓶の底に物が詰まると、瓶の首元の部分が詰まって出てこないことから、ボトルネックと言われるようになりました。
「この問題のボトルネックは〇〇だ。」「このボトルネックを解決しなければ、何も始められない。」などの使い方をします。
【ま行】
マイルストーン
マイルストーンとは、プロジェクト管理に使われる言葉で、プロジェクトの中間地点目標のことを指します。マイルストーンを設定することで、プロジェクトの重要なポイントや進捗、結果を管理しやすくなります。
似たような言葉に「スケジュール」がありますが、マイルストーンは「スケジュールの中の工程を示す」と覚えておくと、違いがわかりやすいでしょう。「マイルストーン払いをする」「マイルストーンを確認する」のような使い方をします。
マター
マターには「担当」「問題」「責任」という意味があります。また「責任を負う」「重要である」という意味も含まれます。「この案件は〇〇さんマターです。」「これは社長マターだ」のような使い方をします。
マーチャント
インターネット上で商品を販売したり提供したりする人や企業のことを指します。店舗用控えのことを「マーチャントコピー」と呼びます。
マネタイズ
マネタイズとは、Webサービスの収益化を指す言葉です。「このアイデアのマネタイズ方法を考えるべきだ」のような使い方をします。
メイクセンス
メイクセンスとは、「理解する」という意味です。「〇〇さんの意見をメイクセンスした。」のような使い方をします。
メソッド
メソッドとは「方法」「方式」という意味があります。「営業のメソッドを伝授する」「このメソッドを習得するべきだ」のような使い方をします。
【ヤ行】
ユーザー
ユーザーとは、利用者という意味です。実際にサービスを使う人、買う人のことを指します。「ネットユーザー向け」「ユーザー目線が大切だ」のような使い方をします。
ユーザビリティ
ユーザーから派生している言葉に「ユーザビリティ」があります。ユーザビリティとは、利便性を示す言葉で、利用者の使いやすさを示します。「ユーザビリティの高いサイトだ」「ユーザビリティを高めるべきだ」のような使い方をします。
【ら行】
リソース
リソースとは「資源」という意味を持ちます。ビジネス上では人材や費用のことを指します。「リソースが不足している」「リソースを確認する」のような使い方をします。
リテラシー
リテラシーとは、特定の分野の知識という意味で使われます。「ITリテラシー」「メディアリテラシー」のような使い方をします。
リスクヘッジ
リスクヘッジとは、危機を回避するための手段の意味。想定できるリスクに対し、リスク回避の手段を見出すことです。「リスクヘッジはできているのか」「〇〇に対するリスクヘッジはどんな手段を考えているのか」のような使い方をします。
リスクマネジメント
リスクマネジメントとは「危機管理」のことです。「管理職はリスクマネジメントスキルが必須だ」「リスクマネジメントができていないとプロジェクトが頓挫する可能性がある」のような使い方をします。
リスケ
リスケは「リスケジュール」の略語で、スケジュールの組み直し、計画変更と言う意味があります。「○日の会食はリスケでお願いします」「この企画の実施はリスケにしましょう」のような使い方をします。
リバイズ
リバイズとは、「修正する」「訂正する」の意味です。「資料を訂正、修正する」「プレゼンの内容をリバイズする」のような使い方をします。
ロールプレイ
ロールプレイとは、研修の中でよく使われる言葉で、実際の現場を想定しながら当事者の役割を演じ、学びながらスキルを身につける学習方法です。「ロープレ」と略して使うことも多いです。実際の現場を想定して練習することで、実践時に戸惑うことなく仕事を全うしやすくなります。
ローンチ
ローンチとは、新製品や新サービスを発売することです。立ち上げること、発売することという意味があります。「競合会社が来月新サービスをローンチする」「来月のローンチに向けて準備を急ぐべきだ」のような使い方をします。
ロングテール
ロングテールとは、売れ筋ではないニッチな商品が売れることを指します。「ロングテール理論」SEOの世界では「ロングテールキーワード」などと呼ばれます。
【わ行】
ワークショップ
ワークショップとは、参加者が主体となる体験型のセミナーの意味です。「企業主体の〇〇のワークショップが開催される」「ワークショップ形の新人研修を開催予定だ」のような使い方をします。企業の場合、新人研修の際に使われることが多い言葉です。
ワークスタイル
ワークスタイルとは「働き方」の意味です。「自分に合ったワークスタイルを確立すべきだ」のような使い方をします。
ワークシェアリング
ワークシェアリングとは、「仕事をシェアする」という意味。仕事を分担すると考えるとわかりやすいです。「ワークシェアリングの考え方が大切だ」「ワークシェアリング型の企業だ」のような使い方をします。
ワークライフバランス
ワークライフバランスとは「生活と仕事の調和・調整」という意味があります。仕事と私生活の両方の調和を取り、バランスよく過ごすことを指します。
「ワークライフバランスの取れた生活を心がけるべきだ」「ワークライフバランスの充実をはかるべきだ」という使い方をします。
まとめ
いかがでしたか…?すんなり覚えられそうな用語からなかなか覚えにくい用語までたくさん紹介しましたが、どれくらい覚えられましたか?一度に覚えられなくても少しずつ意味と使い方を覚えていきましょう。
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ビジネス用語・カタカナ語についてのよくある質問
ベンチャーやIT業界では、本当にカタカナ語が多用されているんですか?
はい、されています。カタカナ語を多用することで賢いアピール、意識高い系のアピールをしているように思えますが、それは違っていて、ただみんなが使っているから、わかりやすいからと言う理由で使っている人が多いです。
当たり前のように周りが使っているので、自分も同じように使っているだけ。特に意味はありません。
どうやったらカタカナ語を簡単に覚えられますか?
カタカナ語は使っているうちに自然と覚えていた、という人が多いです。カタカナ語は基本的に英語に基づいている言葉が多いです。言葉の由来を考えるとスッと覚えられるかもしれません。
一番いいのはわからない言葉に出会ったら即調べることです。繰り返し調べて意味を知る、意味を覚えたら実際に使ってみると覚えられるでしょう。
カタカナ語を使用するときの注意点はありますか?
どんな言葉でも相手に伝わらないと無意味です。覚えたカタカナ語を使いたいからといって、その言葉の意味を知らない人に言っていてもあなたの言いたいことは伝わりません。
言葉は伝わらないと意味がないということを覚えておきましょう。
あまりよくわからないのですが、これらのビジネス用語は覚えないといけませんか?
全て覚える必要はないかもしれませんが、ビジネス用語はできるだけ覚えておくべきでしょう。一つ一つ覚えていきましょう。
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