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安定志向の就活
キャリチェンする前は、食品メーカーで営業をしていました。就活の際に、安定志向だった私は人気だった食品メーカーを志望していました。
この会社を選んだのは、私の担当のメンターが、「営業は担当した店舗などの棚に、自社商品が並んだときにやりがいを感じるよ」と言われ、目に見えて自分の成果があらわることに引かれたからです。
職人気質の方々とのコミュニケーションは難しい
私が担当していた営業先は、主にスーパーマーケットや個人商店でした。営業先の担当者は、いわゆる職人気質の方が多かったです。特に料理人や食肉、鮮魚系には無口な方が多く、なかなか相手にしてくれませんでした。
忙しいせいか、担当者が「帰れ!」と怒鳴られたこともありました。また、商品の値段を聞かれて即答できず、価格表で確認していたら「もういらない」と言われ、やむなく帰るしかなく、上司に報告するとそれでまた怒られるということもありました。
私はそもそも売り込みが苦手だったので、この環境はかなりきつかったです。もちろん、優しく接してくださる方もたくさんいましたが、優しいお客さんだからといって商談を積極的にしてくれるというわけでもありませんでした。
厳しいノルマを達成できず、実績を出せないでいた私は、次第に営業所内での居場所もなくなっていきました。
ノルマが達成できずキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
未経験だったけど、一般事務の仕事に挑戦
営業そのものに嫌気し、事務系の仕事を視野に転職活動を始めました。未経験の分野に挑戦するのは勇気が必要でしたが、新しい気持ちで頑張れるので「もう一度自分のキャリアを築き直したい!」と思いキャリアチェンジすることにしました。
とはいうものの、どんな仕事をすればよいのか悩んでもいました。キャリチェンのコンサルタントの方が思い切って事務職はどうかといっていただき、全くやったことはありませんでしたが挑戦することができました。
今は土日は必ずお休み、ほぼ残業なしの定時帰りで働けているので、早めに帰って自分で料理をするようにしています。まだ食べてもらう相手がいないのは残念ですけど(笑