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なんとなく・・の就職でした
短大を卒業後、特に働きたい業界の希望がなかったので、内定をもらえた中で1番ネームバリューのある会社へ就職をしました。
その会社はファストファッションの会社で、私は店舗に立つ店員として働いていました。仕事内容としては商品の陳列・在庫管理・接客・レジが主で、接客はお客様が探している商品棚への案内や、お求めになっているサイズの在庫確認などでしたので、いわゆるアパレルのお姉さんたちのようにしっかりお話ししながら商品をすすめていく、ということではなかったのでとても楽でした。
ディスプレイを考えたり、イチオシの商品も社歴の長い人や店長、本社からの指示ということがほとんどだったので、自分で何かを考えて動くということが苦手だった私には、当時はとても合っていると思っていました。
繁華街にあるファッションビル内の店舗だったので来客数も多く、ひたすら品出しやレジだけで毎日を過ごしていましたが、そういったことも苦にはなりませんでした。むしろ時間が経つのが早いと感じていたほどです。
何事にも消極的な自分が嫌だったけど、なかなか変えられませんでした
しかし、人間は不思議なもので1年程経つとルーティンのように感じ、あんなに時間が経つのが早く感じていたのがだんだんと遅く感じるようになり、毎日毎日品出しをしてはレジを打ってという仕事がつまらなく感じるようになっていったんです。
わがままですね。けれども、自分の中でお店のためにこうしたい、ああした方がいいのでは、というようなアイデアがあるわけでもなく、自分はこうなりたい!という前向きな気持ちがあるわけでもなく、なんとなくモヤモヤを感じながら仕事を辞めるわけにもいかないので淡々と仕事をしていました。
そんな消極的な私だったので、当然お給料も上がらないし、新しい仕事を任せてもらえるということなく、ただ年次を重ねるだけでした。同じように短大卒業後に就職していった友人とたまにあうと、自分はこうしたい!こうなりたい!という希望を持った話を聞くととても羨ましくなりました。
また、そういった話をしている友人たちは輝いてみえ、学生時代とは違うんだな、となんだか自分だけ取り残されている気分にもなりました。いまさらながら、適当にやっていた就活、仕事内容を考えずにネームバリューだけで決めてしまった就職に後悔するようになってしまったんです。
キャリチェンで変わったのは意識だった体験談はこちらにもあります。
自分を変えたくて
販売業にはそんなに興味はなかったですし、そんな自分を変えたくて転職することを決意。たまたま見つけたキャリチェンに惹かれて応募しました。
これから先も働き続けることを考えると、同じように販売業やサービス業は自分には合っていないと思ったので、事務職での転職を希望していた、ということもあります。キャリチェンなら、ほとんどパソコンに触ったことがなくても、事務職にチャレンジすることができ、ExcelやWordなどの研修を受けられる、というところに魅力を感じて研修にも積極的に参加しました。
働き始めた1週間はとても不安でした。でも、基礎をキャリチェンの研修で学べていたということもあり、詳しい業務内容も入社してから教えてもらうことができたので、今転職から半年程経ちますがバリバリ働けています、仕事をしていくうちにこうしたらもっと効率が上がるかも、この仕事に関連する資格が取れたら面白いかも、と前職ではまったく考えなかったことが自然と考えられるように。少しずつ自分が変わっていってる気がします。
これもキャリチェンのサポートがあってこそかな、と思っています。