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新生活を応援できる家電量販店で働くのは楽しみでした
私は、大学を卒業後に家電量販店で販売員として店舗勤務をしていました。
大学生の時は飲食店でアルバイトをしていたので、人と接することが好きで、接客業をしたいと考えていました。ファッションやメイクに周りの友達と比べて、あまり興味がなかったので、アパレルではなく家電量販店を選んだのです。
家電量販店いいらっしゃるのは新生活をする、大学生や新婚の方などが多いイメージだったので、そうした方のサポートができるのではないかという意味でとてもワクワクしていました。
家電量販店からキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
働き始めて気づかされることが多かった
働き始めて初めて気が付かされることも多くありました。例えば・・お客様の要望に耳を傾けて、お客様が欲しい商品を販売することが重要だと思っていましたが、会社の売りたいものを売らなければ評価されないというのがその一つです。
もちろん利益のある商品を販売する必要性というのは理解していました。が、インカムで「いま入ってきたお客様に接客にいけ」とか、商品を説明している最中に「売る商品はわかっているんだろうな」とか、常に威圧されていました。
私からすると指示を受けるというより、命令をされているような感覚でとても嫌な気持ちでした。数字を残せない日には、上司からは「なぜ売らないのか?」という叱責をうけました。本来のお客様のためになる商品を販売したいという思いは、こうして入社してすぐに砕けてしまいました。
社員全員が日々の厳しいノルマ達成に必死になり、お客様が店内に入ってくると取り合いになり、雰囲気は殺伐としていましたし、私が販売すると「俺なら重点商品を販売したけどな」と小言を言われることもありました。
ギスギスとした職場の空気はお客様やアルバイトの目にも明らかだったと思います。
ノルマノルマで思った仕事ができずキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
接客につかれてしまってキャリチェンすることに
正直、ノルマのプレッシャーが付きまとう接客業はこの先不安だったので、キャリアチェンジすることにしました。
事務職はどの会社も派遣社員を取ることも多いようで、中途採用の正社員はスキルを重視され、他の会社では書類選考で落とされてしまいましたが、キャリチェンは人柄採用というだけあって、特別なPCスキルのない未経験の私を採用してくれました。
今は家電量販店の時にお客様に紹介していた商品をつくる会社で一般事務として働いています。これまでとは正反対のお仕事にキャリアチェンジできたのはキャリチェンのおかげです。