目次
バリバリの営業をしていました
前職はメーカーで営業をしていました。そんなに大きい会社ではなかったのですが、ルート営業でお得意様先ばかりだったので、入る前に感じていた営業のイメージとは違いつらいと感じることは少なかったです。
何度も通ううちにお客さんにも顔を覚えていただき、非常に良くしてもらえる方も多くいらっしゃって楽しくもありました。
1年ほどたって少しずつできることが増え、ますます仕事が楽しいと思えるようになっていきました。でも、出来ることや任せてもらえるお客様数が増えていくにつれて、残業することが多くなっていきました。日中は基本的にお客様先を周り、夕方から夜にかけて事務所へ戻って社内用の書類やお客様にお渡しする資料の作成、ご注文いただいた商品の手配などの事務作業を行なっているとあっというまに23時で、帰宅するのは終電でまた朝9時から働く、という生活を送っていました。
正直身体はキツかったのですが、それでも仕事に行きたくないと思ったことはありませんでした。
バリバリの営業からキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
家族の介護で退職することに
そんな生活にだいぶ慣れてきた頃、実家で同居している祖母が病気になり、両親が自宅介護をすることに。
祖母のことは大好きだったので、介護になってしまったときはとてもショックでしたが、できる限りのことはしてあげたくて、休みの日はできるだけ実家に帰るようにして介護を手伝うようにしていました。
土日は朝から晩まで実家での介護、平日はまた深夜まで仕事をし、体力にそこそこ自信はあったのですが、さすがに終わりの見えない生活に疲れが出てきてしまい、仕事でミスをするようになってきてしまいました。
そんなときに、今度は母が介護疲れから体調を崩してしまい、家のことが回らない状況に。私は一人っ子だったので手伝わないわけにはいかず、ちょうど繁忙期に入ったことにより仕事量もいつもの倍に。
精神的にも体力的にも追い込まれた私は、仕事か家族かどちらを取るか選択を迫られました。やはり、家族は何にも替えらないため、仕事は好きでしたが退職することを決めました。
家族のことでキャリアチェンジした体験談はこちらにもあります。
介護と仕事の両立(ワークライフバランス)
退職後は祖母の介護と母の看病、家の中のことを一手に引き受けて生活をしていました。程なくして母の体調は回復し、祖母も回復の兆しが見えたため私は再就職を考えるように。
ですが、またいつ家族の容態が変わるかわからなかったため、出来るだけ定時内で働ける仕事に就きたいと思っていました。そこで見つけたのがキャリチェンでした。
キャリチェンで転職した人の体験談を見ていると、残業なしで帰宅出来ている人がほとんど。半信半疑ながら私も入社しましたが、体験談にあることは本当でした。
しっかり決められた時間内に終わりますし、事務仕事で一定量のお仕事なのでスケジュールも立てやすく、帰宅後に母の手伝いや祖母の介護をする時間と心の余裕が持てるようになりました。なによりも私は家族が大事なので、キャリチェンでの転職はプライベートと仕事の両立という理想が叶う、とっても有り難いものでした。
キャリチェンにはとても感謝しています。