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資格を取るために猛勉強していた学生時代
高校生のときに観ていたドラマの影響で、私は弁護士を目指していました。大学受験もすごく頑張って、見事に第1志望の大学の法学部へ入学することができ、いよいよ私の夢への一歩が始まったという気持ちでワクワクしていました。
1年目から単位をフルで取れるように授業を組み、少しでも勉強ができるようにバイトもせず、サークルにも入らず、とにかく勉強漬けの日々でした。こう言うと根暗な感じがするかもしれませんが、大学内では同じ授業を取ってる子と友達になることが多く、法学部以外の授業にも出ていたので、割と友達は多かったんです(笑)
もちろん、勉強第一ではあったのですが、息抜きに遊びに行ったり、20歳を超えてからはお酒が飲めるようになって飲み会とかにも参加していて、私にとってはとても充実した4年間でした。大学卒業後は本格的に弁護士資格を取るために他大学のロースクールに進み、夢を叶えるために一歩ずつ、でも着実に道を歩けていると考えていました。
だけど、思い描いていた夢と現実にはやっぱり差があって。弁護士への道は本当に狭き門で、合格率もかなり低いのでいくらいろんな勉強をしてきたからといっても、合格することは至難の業でした。
家族も友達も応援してくれていたので、それを励みに3回ほどチャレンジしましたが、とうとう合格することはできませんでした。
夢に向かって挑戦したいたけどキャリアチェンジすることになった体験談はこちらにもあります。
キャリチェンがあったからこその自立
弁護士になる夢を諦めて、いざ就職するとなったときに、恥ずかしい話、私はバイトを含めて働いた経験がなかったので就活することにとても躊躇いを感じました。
すでに働いている友人にアドバイスしてもらったり、実際に求人をネットで検索しても応募することにとても身構えてしまって。働いた経験がないことにコンプレックスも感じていたので、書類で落とされたらどうしようとか、何度もある面接にきちんと受け答えができるのか、とても不安でした。
かといって、この歳になって、フリーターとして働いて、家族に甘え続けるというのも嫌だったので、しっかり自立のできる正社員として働きたかったんです。
そんな悶々と考えていたときに見つけたのがキャリチェンでした。書類選考はなく、しかも面接は1回だけ。私が不安に思っている部分を払拭してくれたのはキャリチェンだったんです。
これしかないと思ってすぐに応募。バイト経験のない私でもキャリチェンは暖かく迎え入れてくれました。パソコン自体は論文を書くときに触っていたぐらいなので、タイピングはできるものの、仕事として扱っていくことには不安がありましたが、キャリチェンはその不安すら取り去ってくれる研修制度があったのでそこで基礎を覚えることができました。
そんな私でも、キャリチェンのお陰で正社員として働けています。苦労や心配をかけてしまった家族には、初任給でちょっと良いレストランでのディナーをプレゼントすることもできました。いま私は自立した社会の一員として働けているのはキャリチェンのおかげだと思っています。