「このままフリーターでいて大丈夫だろうか」と不安になることはありませんか?
年齢を重ねていくと、次第に同世代との収入の格差ができはじめ、世間体も気になり、このままの生活ではいけない、就職したいと誰でも思うものです。
もしスキルや経験がないフリーターの自分が就職などできるだろうか、と疑問に思っていたら、ぜひこの記事を読んでフリーターでも就職できるという自信と就職への近道を手に入れてください。
目次
フリーターの定義
フリーターとは「フリーアルバイター」から生まれた言葉です。
一般的には正社員就職ではなく学生や主婦を除く若年者、年齢も限定されて15歳から34歳のうち、パートやアルバイトで働いている、もしくはこれから働きたいと考えている無職の人もフリーターとなっています。
また、完全に失業していても、求職中の仕事の形態がパートやアルバイトの者も、フリーターに含まれます。
フリーターの割合は日本の総人口の1%程度で、正規雇用者の割合が30%弱程度ですので、正規雇用者のほうが圧倒的に多いのが日本の雇用の現状です。
1.就業者のうちパートやアルバイトの人
2.完全失業者のうち、求職がパートやアルバイトの人
3.非労働力人口で家事や通学をしていない人うち、就職内定していない、求職がパートやアルバイトの人
フリーターは、バブルのような好景気の時代には、自由に働く明るいイメージでした。
しかし、就職氷河期以降、就職したくても出来ない人という世間からはあまり良くないイメージを持たれてしまっています。
そういった負のイメージからも、正社員への就職を考えている人が少なくありません。
\フリーターとは?/
フリーターの就職を成功させるポイント
フリーターでも就職を成功するためのポイントがいくつかありますので、そこを押さえておきましょう。
なりふり構わず手当たりしだいに探していた方には目からウロコですよ。
正社員になりたい理由を明確にする
面接では、なぜ就職せずにアルバイトを続けているのか、なぜ今フリーターから正社員になろうと決心したのに、正社員になることにしたか、質問がされます。
高卒か大学中退か既卒かによって、質問される内容が異なってきます。
しかし、 やりたいことが見つからなかった、あるいは就職活動で希望の就職先に落ちて仕方がなかったなどの回答は、好印象は与えられません。
もちろん採用する側としては、働く意気込みが感じられない人を採用したいとは思いません。
このような表現では、働く意気込みが伝わってこないため、共に働く同僚として歓迎することはないでしょう。
継続して働けることをアピールする
採用する側としては、フリーター歴が長いと、「会社に就職してもまたすぐに辞めるのではないか」と懸念してしまいます。
フリーターは、労働者として経験やスキルを持っていないので、熱意、個性、そして将来の成長の可能性を示すことが最も重要です。
やりたい仕事を明確にする
自分に向いている仕事を明確にするには、仕事に対する自分の価値観、適性をきちんと把握しておくことが大切です。
それには自己分析を行うことが、大変重要になります。
自己分析を行うことによって、第三者の目で客観的に自分に向いている仕事がはっきします。
そしてどのような分野の仕事が向いているのかが明確になり、仕事選びに大いに役立つでしょう。
自分が漠然と好きなことややりたいことと、実際に向いている仕事とは異なる場合があるということを覚えておいてください。
譲れない条件を決める
就職では希望がいくつもあると、なかなか仕事を絞ることができません。
そこで例えば、職種の他に給与や勤務地、休日、出社の服装など求人情報に記載されている項目に着目してください。
自分では譲れない条件がいくつもあると希望の仕事は見つかりません。
また、逆に条件を緩めすぎて自分に向いていない仕事についてしまうといけませんので、三つから四つ程度に絞りましょう。
譲れない条件を決めておくことは、就職先が見つかりやすく、自分にとって好条件の環境で働くこととのバランスをとるのに大変有効です。
フリーターの就職におすすめの職種
フリーターの就職が不安な理由に年齢の問題があります。
20代よりも30代の方が就職するのは厳しく、また職種によっては男女で就職のしやすさも異なってきます。
履歴書が最大のハードルになっているフリーターにとって、就職活動は手当たり次第にやってもなかなか内定はもらえません。
そこで30代フリーターでも、就職が比較的しやすいとされる、おすすめの職種を紹介します。
営業職
営業職は、専門分野における資格やスキルがなくても、社会の一員として丁寧な言葉遣いや、最小限の社会的マナーを身につけていれば就職しやすい職業です。
中でも、営業職に向いている人の特徴は、明るく人と接するのが好きで、コミュニケーション能力が高い人です。
つまり、人と話をすることが好きな人は、営業職が適任と言えます。
会社内部の成績が良ければ、正社員にも登用されやすいです。
学歴よりも能力を重視される傾向ですので、向上心があれば努力に応じて収入を増やすことも可能でしょう。
販売職・接客業
販売職・接客業は商品を販売し、サービスを提供する仕事です。
仕事の分野は比較的多く、飲食店、アパレル、電化製品の販売などの仕事があります。
特別な資格は必要ありませんし、営業と同様に社会の一員としてマナーや言葉遣いにも気を配る必要がありますが、お客様により近い距離でサービスを提供できます。
明るい方に適していて、基本的なコミュニケーションスキルとわかりやすい説明力が必要ですが、商品の販売だけではなく、お客様におすすめの商品を探すというセンスも必要です。
事務職
事務職は基本的には、パソコンを操作できれば大丈夫な仕事です。
書類の作成や整理、電話連絡、その他ありますが、事務は資格がいらないことが多いですので未経験のフリーターでも問題ありません。
事務は一般事務、経理事務、人事事務など様々な種類があります。
基本的にはお客様とのやり取りがないため、コツコツと仕事を進めていくのが得意であればお客様へのサービスが苦手な方におすすめです。
\事務職の仕事を知りたい/
介護職
介護職は高齢者や支援が必要な人をサポートする仕事です。
介護となると資格が必要だと思われますが、実際には資格や経験がなくてもやれる仕事が多く介護職員に就職できます。
特に高齢化社会においては、大きな貢献をする仕事として求人が増え続けています。
具体的には、施設の清掃、食事の提供、シーツの交換が主な作業です。
介護の仕事が向いているかもしれないと思うなら、未経験で働いている時に「介護職員初任者研修」を取得しておきましょう。
\高卒から正社員目指すには/
\未経験でIT業界に転職するなら/
フリーターから正社員に就職する方法
就職活動に不慣れなフリーターの方は、まずは就職サイトからの応募を考えてもいいですが、この方法では自分で書類を作成して自分であらゆる情報を収集しなくてはなりませんし、採用面接は練習する必要があります。
そこでおすすめなのが、就職を支援してくれる就職エージェントやハローワークの活用です。
自分になるべく適した求人が紹介され、履歴書の書き方や面接のコツまで教えられ、フリーターが正社員に就職する方法として大変効率が良いといえます。
求人サイトを使う
就職や転職を考えるとき、まず最初に見るのが求人サイトでしょう。
フリーター向けの就職サイトも多く、職種や就職先に特化した求人サイトも多く、自分に合った就職サイトを見つけることができます。
ただし、種類が多すぎて悩む方もいらっしゃるかもしれません。
このような場合には、よく知られている求人サイトで検索して、気になる職種と求人情報数を見て登録しましょう。
ハローワークを使う
ハローワークの役割は、求職者を人材を求める企業に紹介することであり、就職困難な人の救済策としての役割を果たしています。
フリーターが就職を探すのにおすすめの公的機関です。
そのため、求人情報は多くあり、中には他の求人サイトにはのっていないものまであります。
職業紹介の他にも、就職相談や面接対策のサポート、雇用保険の手続きなどの業務も行っていますので、とても心強いです。
\ハローワークとは/
転職エージェントを使う
経験のないフリーターの方が何の相談もなく就職活動を始めるのは大変困難です。
そこで転職で利用して欲しいのが転職エージェントで、プロの就職活動アドバイザーが一人ひとりをサポートしてくれます。
特にフリーター歓迎する求人を多く扱う、若者向けの転職エージェントがおすすめです。
フリーターには高卒や新卒だけでなく、長い間ニートだった30代の人も含まれますが、様々な状況の方にも寄り添ってサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーは就職や転職で本人の希望や適性に合わせて、カウンセリングや応募書類の書き方や志望動機などを、よく聞かれる面接対策のアドバイスなども行ってくれます。
特にフリーターの方が、就職や転職をするのにおすすめなサイトは、キャリチェンです。
キャリチェンでは、就職したいフリーターの方を親身になってサポートしてくれますのでまずは無料相談から始めましょう。