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未経験の女性でもなれる!?気になる施工管理の給料や将来性を徹底解説

施工管理は、いわゆる建築現場の現場監督のこと。建設現場にいる職人さんや業者さんなどをまとめる、リーダー的存在です。

女性の場合、建設現場での仕事と言うと「果たして未経験でも建築業界の現場で仕事をこなせるのか」「体力的にきついのではないか」と心配になるかもしれません。

でも施工管理は実際に工事をする作業員ではなく、現場の管理を行う監督官の役割を果たします。体力仕事メインではないため、女性でも仕事をこなせます。

施工管理の仕事の給料や将来性はどうか、興味が湧いたらぜひここで詳しく知って、就職先の選択肢に入れてください。

目次

未経験から施工管理の仕事に就くことはできる?

全く未経験で資格がなくても、知識や経験を必要とする施工管理の仕事に就くことはできるのでしょうか。

また、施工管理の仕事を一生涯の仕事にしても大丈夫かどうか、についても詳しく解説します。

施工管理は将来性がある

建設物の工事は、景気や時代に関係なく、人の生活がある限り必要です。

新規建設だけでなく、建物の老朽化による建て替えなども必要なため、需要がなくなるということはありません。

需要が高いことから、歳を重ねても安心して働ける会社を希望する人に人気です。

施工会社から定期的に管理を発注されますし、そこへ近年の日本の建設業界は高齢化が進んで若い担い手が減り、人手不足が状態化しています。

そのため、施工管理の需要はなくなることがないどころか、ますます今後も需要が増えると考えられますし、いつも仕事があるという安定感は女性には嬉しいポイントです。

女性特有のスキルを活かせる

施工管理の仕事の女性には無理ではないか、と不安な方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

肉体労働をする作業員ではなく、作業員の仕事のスケジュールを管理したり安全を確保するために様々な手配をするのが仕事です。

女性特有の気配りが仕事の武器になります。

女性の比率は施工管理の仕事は5%と低いですが、働き方改革で女性でも働きやすい職場環境を推進する企業も増えているため、今後はますます活躍する女性は増えるでしょう。

細かい所などを気付くことができる

女性ならではの細やかな視点で、建築現場で危険なところに気づくことができるのは、会社にとって非常にメリットです。 安全管理などで力を発揮することができるでしょう。

現場は安全第一ですので、その一番大事な点で力を発揮できるのは強みといえます。 

トラブルの事後処理がうまい

施工管理の現場では思わぬトラブルが起きて、作業員同士のトラブルもあれば住宅メーカーの担当者との間に摩擦が起きることもあるでしょう。

人間関係のトラブルは男性よりも女性の方が間に立ちやすく、男性中心の職場だからこそ和ませる力があります。

また、天候によってスケジュールが遅れた場合の調整、資材の発注で足りない分の追加などの細かいトラブルは全て施工管理者が対処することが一般的です。

男性よりも女性の方が客観的かつクールに処理がうまいことがありますので、トラブル処理に関しては女性の優れた能力で処理することができます

資格がなくても挑戦できる

施工管理は資格がなくてもできる仕事ですが、経験を積み重ねていくと30代や40代になると次第に大規模建築物の施工管理を任されるようになります。

その時に必然的に1級施工管理技士の資格を取得している方が優先的に施工管理者や監理技術者になれますから、将来のために資格取得の勉強をしておいたほうがいいです。

建設工事現場には、施工管理技士の2級以上の資格保持者を1名以上は置くことが法律で定められているため、企業は施工管理技士の資格取得を勧めています。

いずれにせよ、責任あるポストにつき大きな仕事をこなすようになれば、年収や肩書が変わりますので、ぜひ取得しましょう。

一般住宅だけでなく、商業施設、公共施設など、行政の建物の施工管理を任されるようになるためには資格がある方が有利です。

工事を建築計画通りに進め、作業員が安全に働けるように、管理能力や責任感が最も必要とされます。

未経験から施工管理に転職する時にアピールすべきポイント

たとえ未経験であっても、施工管理の職に転職することは可能です。

施工管理職としてのビジョンや熱意、そして適正のある人物かどうかアピールすることが重要なポイントです。

そこで、転職で成功するために必ずアピールして欲しいポイントを紹介しますので、面接で上手く伝えましょう。

熱意をアピールする

施工管理として仕事をしたい熱意を伝えるため、施工管理の仕事をなぜやりたいのか、施工管理として会社にどう貢献できるか、具体的にどのような業務に携わりたいかといったことを明確にしておきましょう。

志望動機は採用を決定づける大事な要素のため、できればプロのアドバイザーの助言を受けるのが好ましいです。 

「なぜその会社の施工管理職でなければならないのか」という点も、具体化する必要があります。

ただ施工管理の仕事をしたい、という理由だけでは他の会社でも良いわけですから、応募先でないといけない理由をアピールする必要があります。

まずは会社の概要をきちんと読み、どのような建築物を建てているのか徹底的に調べましょう。

そして自分が知っている建築事業の中でも、応募先の建築会社の施工管理をしたいという具体的な志望理由を見つけ出して、アピールできると熱意が面接官に伝わります。

そして、今まで自分が経験してきたことを施工管理にどう活かせるのか、を説明します。

これは自己分析がしっかりできていれば難しいことではありません。

未経験でキャリアを積んでいないからこそ、学生時代のことやアルバイト、パートの仕事での経験をうまく伝えてください。 

そして自分の人間性の中のどのような強みが、施工管理の仕事に転職したら行かせるのかしっかり述べましょう。

志望理由は会社に貢献して自分のキャリアも積み重ねていきたい、という熱意を持っていることを分かってもらえれば成功です。

志望理由の例

「私が御社を志望したいと思った理由は、建築の中でも特に住宅に興味があったからです。御社は今まで多数の建築実績があり、オーダーメイドの戸建て住宅を得意としています。

その家に住む家族の人たちのライフスタイルに合った家づくりでお客様が喜ぶ様子が目に浮かび、施工管理者という仕事を通して、お客様に感動を与えることができると思いました。

お客様にとって一生に一度の買い物ですので、満足いただけるように施工管理していきたいと思い応募いたしました。」

\施工管理の仕事内容を詳しく解説/

施工管理の仕事内容をわかりやすく解説!未経験や女性でもなれる?

コミュニケーション能力をアピールする

施工管理の仕事は、作業員や各住宅メーカーとの綿密な連携と深いコミュニケーションが必要不可欠です。

社内の人間だけでなく、外注先の人とも年齢や立場を超えて、力を合わせて意思疎通をスムーズに、安全に作業を進めていく必要があります。

施工管理は様々な立場の人と円滑に会話をしなくてはならないため、リーダーシップがあり、チームをまとめるコミュニケーション能力が高い人が向いてるため、その能力の高さを積極的にアピールしてください。

未経験者でも、過去に具体的にコミュニケーションをうまく取れた経験があれば伝えましょう。

施工管理未経験者が取得すべき資格

施工管理は技術職です。1級の施工管理技士の資格をもっていたら、スキルアップできます。経験値が豊富になれば、高卒であっても年収を稼ぐことは可能です。

さらに、施工管理技士の資格を持っていれば、女性は結婚や出産などのライフイベントで生活設計が変わっても、再度転職しやすいのが利点です。

スキルアップすれば収入もアップする上、他の建設企業からの仕事の要請もありますので、人手不足の建設業界の中でも、資格が必須である施工管理技士は売り手市場なのが魅力的とされています

施工管理技士の資格取得には、国家試験である施工管理技術検定に合格することが必須です。

1級と2級があり、未経験から1級施工管理技士合格までの最短は、およそ3年といわれていて、1級の方がより大規模な工事に関われるというのが特徴です。

電気工事、造園工事、土木、建設、建築、管工事、建設機械の6分野があり、受験には実務経験が必要で、大学や専門学校で指定学科を卒業した場合は、3年以上の実務経験が必須となります。

試験の難易度は、合格率が約30~40%であることから、決して簡単とはいえません。

試験に合格すれば、希少性の高い職につけますので、しっかり勉強して試験に望みましょう。

未経験から施工管理になる場合の給料

国税庁の発表によると、建設業の平均年収は、約500万円です。

施工管理職は現場を管理する重要な仕事のため、建設業界では平均年収以上で比較的高い相場と考えてください。

経験の豊富さが必要とされて責任が大きく大変な仕事である分、年収は年齢が上がるほど高くなる傾向にあります。

施工管理職の年収の金額帯は経験年数や資格の有無によって変わってきますが、正社員の場合は約400万円~600万円とされています。

20代の頃が最も低く、まだ見習いなら平均年収は約350万円程度、そして人の指導的立場になってくると30代で約440万円程度になり、徐々に給料は上がっていきます。

40代だと約550万円程度にまで上がり、50代は変わらず、60代になっても平均年収は下落しにくく、手に職がある施工管理の良さといえるでしょう。

施工管理の仕事の平均年収・・・約474万円※

1都3県の施工管理の平均年収

東京都・・・約524万円

神奈川県・・約497万円

千葉県・・・約493万円

埼玉県・・・約473万円

平均年収が高い地方は関東で、最も高いのが東京です。

学歴別施工管理の平均年収

大卒・・・・・・約560万円

短大・高専卒・・約440万円

高卒・・・・・・約400万円

大卒の年収が最も高いですが、それ以上に施工管理技士の資格の有無が年収に大きく関わってきます。

※参考:国税庁「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」

「業種別及び給与階級別の給与所得者数・給与額」

※参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査」

\施工管理に必要な資格を知りたい/

施工管理の資格とその種類、概要、難易度について紹介

まとめ

施工管理の仕事は求人募集に未経験歓迎と書かれているケースが多いことからも、未経験でも積極的に採用してもらえることが伺えます。

ただし未経験でも施工管理者になれるとはいえ、立場の異なる職人や作業員たち、そしてメーカーの担当者など様々な関係者を取りまとめるリーダーシップやコミュニケーション能力が必要です。

計画通り安全に作業が進む現場づくりが求められますので、危険が潜む建設現場では女性ならではの気配りやきめ細やかさをうまく活用できるという点をアピールしましょう。

建物全体の工期と完成度建物全体の工期と完成度は施工管理次第ですので、やりがいのある仕事としてオススメの仕事です。