仕事のストレスが大きい為、朝仕事に行くのが無理、辛い、どうしても足が玄関に行かない・・・そういう状態で悩んではいませんか?
自分ではこれくらい大丈夫だと思って無理をしていると、心や体に後々大きな影響を与えてしまうかもしれません。
この記事では、仕事が無理だと感じている方に向けて、まずどうすべきなのか、そもそも無理と感じる原因はどのようなことがあるのかについて説明しています。
そして、そういう時の対処法についても解説していますので、悩んでいる方はまず一度ご覧になってみてくださいね。
目次
仕事が無理だと感じたらまずすべきこと
仕事が無理だと感じたらまずすべきことは、自身の健康上で問題が出ていないのかを確認する事です。改めて自身を見つめなおしてみると、様々なサインが体に現れていたりします。
例えば、体重が以前と比べて大きく増減していないか、睡眠の質と量は十分か、頭痛やめまい、吐き気などがないか、疲れが取れていない状態が続いていないかなどです。
一つでも当てはまる場合は要注意ですので、まずは自身で確かめてみて、家族や友人はもちろん、必要に応じて会社の健康管理部門や心療内科に相談する事も手です。
また、上記に当てはまらなくてもなんとなく無理、辛い、メンタルに負担がかかっている気がするという場合もあるでしょう。
自分ではなかなか客観的に自分の状態が分からない、という事も多いものです。そういう時は、ネットなどにあるストレスチェックを利用してみましょう。
簡単な質問に答えることで、どれくらいストレスを感じている状態なのかを教えてくれます。健康に働き続ける為にも、早めにストレスのサインを見つけて状況を確認しておくとよいといえます。
なお、「仕事が辛くて、ストレスが限界…」と感じた時にチェックして欲しい、ストレスの症状とストレスが溜まりやすい働き方についてはこちらの記事で詳しく書いています。良ければ参考にしてみてくださいね。
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仕事が無理!と感じる原因
それでは、仕事が無理と感じる原因について説明していきます。心当たりがある人は、後述する対策と合わせて、原因を取り除くことを心掛けてみるとよいでしょう。
人間関係に問題がある
職場は一日8時間いるとすると、そこで接する人たちとはもしかすると家族や友人よりも長い時間を一緒に過ごしているかもしれません。
その中で嫌な人や苦手な人がいても、接しないわけにはいかないということも多いでしょう。
仕事上はコミュニケーションを取らざるを得ないからこそ、そんな中にどうしても無理な人がいれば、会社に行くこと自体が大きなストレスとなります。
また、特に上司との関係が悪い場合、ますます逃げられないことから無理、辞めたいという感情が大きくても不思議ではありません。
仕事のスケジュールに問題がある
人間関係が良好でも、仕事のスケジュールに問題があり、ストレスを過大に抱えている場合があります。仕事量やノルマが自分の能力以上に与えられ、もしくは押し付けられたりして、それをこなすことが出来ないことに対して大きなストレスを感じてしまうのです。
真面目な人ほどその傾向は強く、実力以上の仕事でもできない事に対して自分を責めてしまったり、またノルマが大きく果たせないことで上司に責められたりすると、ますます精神的に無理という状態になってしまいます。
理不尽なことで怒られる
人から怒られるのが好きという人はいません。たとえ自らのミスだったり能力不足が原因だったとしても、怒られることは誰しも嫌ですし精神的にも堪えるものです。
それが理不尽な事、納得できない事で怒られると、通常以上に大きなストレスを感じてしまいます。そして、そのような人と仕事で顔を合わせるとなると、「もう無理!」となってしまっても仕方がないのかもしれません。
仕事が合わない、急な変化
自分が担当する仕事がどうしても合わない場合も、無理と感じる原因の一つです。
人には向き不向きがあります。必ずしも好きな仕事ができるとは限りませんが、時には自身が全く好まず、また能力的にも向いていない仕事をしなければならないこともあるでしょう。
ずっと事務の仕事をしていて好きだったのに、できない営業の仕事をしてノルマに追われる日々に代わってしまったりすると、環境の変化と自身の能力がついていけない事で無理と感じてしまう事もあります。
無理しない働き方をするためにすべきこと
ライフワークバランスが叫ばれ出して久しいですが、無理をしない働き方をするためにすべきことについて紹介していきます。
どんな働き方が心地いいか考える
まずは自分にとってどんな働き方が心地いいか考えてみましょう。いくら給料が高くて条件が良かったとしても、職場の雰囲気が悪かったり、ストレスで体調を崩して働けなくなってしまったら元も子もありません。
価値観は人それぞれですが、どれくらいの時間働きたいのか、有給休暇は取りやすいか、家庭と仕事のバランスは取れているかなど、働き方を今一度考えてみましょう。
好きな事、得意なことを考える
改めて、自分の好きな事や得意な事を考えてみることも大事です。努力をしているのに仕事がうまくいかない、成果が出ない、思うように仕事量をこなせないといった場合は、自分の適性に今の仕事が合っていない可能性が考えられます。
もちろん好きな仕事だからと言って何もかもうまくいくとは限りませんが、仕事は一つではありません。自分を追い込み過ぎず、幅広い視野で自分と世間を見ることで無理をせずに自分の長所を活かせる働き方を探せます。
完璧を目指そうとしない
常に完璧を目指すのではなく、ある程度のラインで納得する習慣を身につける事も重要なポイントです。
もちろん仕事の内容にもよりますが、多くの場合は100点満点ではなく、70点~80点くらいで上司に一旦見せることで、やり直しの負荷が減ったり、最終的なアウトプットの質も高まります。
完璧を目指し小さい事でも悩んだりバタバタとすると余裕がなくなり、精神的に追い込まれてしまいます。常に完璧を求めるのではなく、時には力を抜いてリラックスする事で、全体的な仕事の質も上げることができます。
仕事が無理な時の対処法
それでは仕事が無理だと感じている時の対処法をお伝えしていきます。
仕事の量を整理し、できない場合は伝える
まずは仕事の量ややるべき事を整理しましょう。特にキャパオーバーとなって無理という場合には、今やるべき仕事を書き出し、それぞれの期限や重要度、所要時間などを見える化します。
整理した上で、自分一人ではできないという場合は、その旨を上司に相談し、対処してもらいましょう。責任感の強い方は自分の仕事を全て自分で対応しようとして、抱え込んでしまう傾向があります。
責任感があることは素晴らしいのですが、組織で大事なのはあなたがその仕事をするのではなく、会社として完了させることです。要は、誰がやってもアウトプットが出ればそれでいいのです。
少しきつい言い方をすると、一番困るのは一人で抱えてキャパオーバーしてしまい、結果的に仕事が完了できなかった場合です。きちんと無理だと伝えることは決して甘えているわけではありませんので、まずは整理した上で上司に伝えましょう。
もちろん、整理に時間がかかってしまう、急を要するような場合は整理前でも上司に相談する事が大事です。
休息する
もう無理だと感じていても無理して頑張っていると、どこかで限界が来て突然倒れてしまったり、出勤できなくなったりしてしまいます。
限界となる前に、しっかりと休息を取ることが精神的に安定する為には必要です。十分に睡眠をとることはもちろん、仕事中も適度に休憩を取ったりストレッチしたりすることで休憩後には再度仕事に集中することが出来ます。
辛い、きついと感じ始めたら、思い切って一日や数日間休みを取ることもよいでしょう。一定期間仕事から離れることで、自分を見つめなおすいい機会にもなります。
また、休みに限らず家族や友人に話を聞いてもらうだけでもストレス発散になったり、考えを整理できたりもします。
転職をする
今の仕事が辛い、辞めたいという場合は転職をするのも一つの手です。仕事が無理と思い追いつめられると視野も狭くなりがちですが、会社は世の中に数多くあります。
今いる世界だけを見るのではなく、他に目を向けて飛び込んでみることで、想像できないようないい環境に身を置けるかもしれません。仕事内容はもちろんですが、休暇や福利厚生も会社によって大きく違います。
一つの会社に身をささげたいという考えも素晴らしいですが、体調をくずしたり自分の価値観に沿った働き方が出来ずに思い悩むくらいなら、転職して環境を変えてみることもよいでしょう。
無理をしないで働く事はできる?
この記事を読んでくれている方の中には、仕事が辛いのは当たり前、お金をもらっているのだから無理をしても仕方がないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?そもそも、人が働くことは何らかの目的を達成するための手段でしかありません。生活をしていくため、自己実現のため、その手段として仕事をしているのです。
それなのに、仕事で頑張りすぎて無理をしてしまい、体を崩してしまうと本末転倒です。仕事をしても無理をしない生き方は可能です。
これまで紹介してきたように、仕事内容や人間関係、自身の能力等様々な要因により現状無理だと感じている方でも、対応策はあります。
時には少し妥協して給料が下がったりすることがあるかもしれませんが、自分の人生の幸せを考えた際には、必ずしも間違った選択ではないでしょう。仕事という手段の中で、無理をしない生き方が出来れば理想的ですね。
無理をしないで働くことはできるという事をお伝えしてきましたが、具体的な体験談も一つご紹介します。生の声が見たいという方は是非参考にしてみてください。
\体調不良で働けないと思ったら/
まとめ
いかがだったでしょうか。仕事がもう無理と感じたら、それは体が発するSOSのサインかもしれません。放っておいて頑張りすぎると、心身ともにぼろぼろになって取り返しのつかない事にもなりかねません。
今まで紹介してきたように、周りの人に相談する、休みを取る、働き方を変えるなどして、仕事で無理しないようにしていきましょう。
キャリチェンでは経験豊富なスタッフが一人一人に合った仕事を紹介できるよう、常にきめ細やかなサービスをしています。
あなたの人生を豊かにする仕事を一緒に探していけるよう全力でサポートしていきますので、良ければ選択肢の一つにしてみてくださいね。