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【履歴書写真】最適な服装・メイク・髪型とは?撮り方からサイズ、マナーも解説

転職活動では、写真付き履歴書の提出が必ずと言って良いほど求められます。

「履歴書写真には、どんな写真を貼れば良いの?」「結構前に撮った写真だけど使用しても良いの?」と迷う方もいるでしょう。

現在は、スマホの無料アプリを使って、簡単に履歴書写真を作ることもできます。しかし、自分で撮影するとなると、さまざまな疑問が湧いてくる方も多いようです。

今回は、履歴書写真に注目して、サイズや期限など基本的な事柄から、アプリや写真館で撮影することのメリット・デメリットを紹介していきます。

また、服装・表情・メイクなど撮影時に気を付けるべきポイントも男女別でお伝えします。良い写真を撮影し、転職活動を有利に進めていきましょう。

目次

【基本のルール】履歴書写真のサイズや期限など

まずは、履歴書写真の基本ルールを知っておきましょう。

サイズは縦4cm×横3cm

証明写真のサイズは、縦4cm×横3cmが一般的です。履歴書の大きさがA4でもB5でも、履歴書に貼る写真のサイズは同じであることがほとんどです。

パスポート用・マイナンバー用に撮影した写真など、サイズが違う写真を履歴書用サイズに切ることはNGです。

写真背景は白、グレー、青

写真背景は、顔が引き立つ色が無難です。白、グレー、青などを選択しましょう。

とくに、証明写真には青が良く使われます。白色の背景は、顔を明るく見せてくれます。背景がグレーの場合は、高級なイメージをもたせてくれるでしょう。

期限は撮影日から3ヶ月以内

履歴書写真の期限は、撮影してから3ヶ月以内です。長くても半年以内に撮影した写真を使用しましょう。3ヶ月の期限内であれば、髪型が少し変わっていても大丈夫です。

写真の裏にはフルネームを記載

もしも履歴書写真が剥がれてしまったときのために、履歴書写真の裏に、必ずフルネームで名前を書いておきましょう。

書く際、ボールペンはにじむ可能性があるので、油性マジックを使用しましょう。

帽子やサングラスはNG

履歴書写真は、顔を確認するためのものです。そのため、顔が隠れてしまう帽子やサングラスなどの装飾品はNGです。

撮影は正面方向から

撮影のアングルは、正面から撮影するのがマナーです。また、上目遣いになったり見下ろす角度になったりしないように注意しましょう。

POINT

履歴書写真で見られている点は、ルールを守って働ける人か、入社後のどんな働きぶりを見せてくれそうかという2点です。基本のルールを守って撮影し、採用担当者に好印象を持ってもらいましょう。

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履歴書写真の撮り方【アプリ・スピード写真・写真館のメリット】

最近では、マイナンバーカードや運転免許証の証明写真もスマホ撮影がOKとなっているため、履歴書の写真もアプリで良いのか気になっている方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、履歴書写真もスマホのアプリで撮影しても問題ありません。

ここでは、アプリやスピード写真、写真館で撮影するメリットやデメリットをそれぞれ紹介します。

それぞれのメリットデメリットを比較して、自分に合った撮影場所を検討しましょう。

アプリで撮影しコンビニで印刷

【メリット】

スマホアプリなら、自宅で簡単に撮影ができ、自分が気に入るまで何度でも撮影ができるのも大きなメリットでしょう。

自分自身でデータの加工ができるので、明るくしたり肌補正を行うことも可能です。

ただし、加工アプリを使って顔を大幅に変えるようなことはNGなので、気をつけましょう。

また、アプリならコンビニの印刷料金のみしかかからないため、金額が安いこともメリットです。

転職活動は一社だけで内定が決まることは少なく、何社も応募する方がほとんどでしょう。何十枚も印刷するので、金額が安いことはとても大きなポイントです。

【デメリット】

自分で撮影するのは意外と難しいことがデメリットでしょう。室内での撮影は、背景として適した場所を確保することや、照明を調整することが難しいです。

自撮りする場合には、顔と体をバランスよく写真に収められるように画角も工夫しましょう。アプリで撮影したのがすぐに分かるようなクオリティだと、採用担当者に「手抜き」だと思われてしまう可能性もあります。

履歴書の写真の質が低く手抜きに見えると、志望度が低いと感じ取られてしまうかもしれません。

スピード写真

【メリット】

スピード写真はその名の通り、早い・安いことがメリットです。値段も800円程度のため、お手頃な金額で撮影が可能です。必要な時にいつでもさっとコストを押さえて撮影できます。

また、最近では印刷した写真と一緒にデータ写真を受け取れる機械もあります。データで写真を管理したい場合や、PDFで提出を求められた際にも対応できるため、より便利に利用できます。

【デメリット】

スピード写真はやり直しと焼き回しがきかない点がデメリットです。決められた回数しか撮影ができないため、失敗してしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。

撮影、現像後に身だしなみの乱れに気づき、後でもう一度撮り直すことになってしまったということもあるでしょう。

また、クオリティはまずまずで、少しのっぺりとした写真となってしまいます。自分ではいいと思っていても、他人から見たら髪型の乱れや表情、姿勢など気になるポイントやミスがある場合もあります。

スピード写真で撮る際は「客観的にどのように見えるか」を意識して撮影してくださいね。

写真館でプロによる撮影

【メリット】

写真自体の仕上がりのきれいさが大きなメリットです。また、撮影時に身だしなみや姿勢など、カメラマンからきれいに映るためのアドバイスをもらうことができます。また、やはりライティングやヘアメイク、写り方の指導をプロが行うことで、仕上がりの美しさが異なります。

表情についてもカメラマンがうまく引き出してくれるため、印象の良い証明写真が撮れるでしょう。追加料金を払えば、撮影データをもらうこともできます。

就職活動専門の写真館であれば、業界や業種に合わせて写真の雰囲気を変えて撮影してくれることも。業界や業種によって、好まれる髪型やメイクが異なりますが、写真のプロはそれを把握しています。

就職活動の写真のプロが準備から写真撮影を行うことで、印象の良い写真の仕上がりになります。

また、修正や加工技術も素晴らしいです。自分で加工や修正を行うと別人のような仕上がりになる恐れもありますが、プロであれば自然な加工を施してくれるため「証明写真なのにナチュラルに盛れる」という嬉しい仕上がりを叶えられます。

【デメリット】

プロによる撮影料金は高いことがネックです。データの加工は追加料金もかかるため、さらに費用がかさみます。

また、撮影に時間がかかることもデメリット。写真館を利用すると、大体撮影時間に60分ほどはかかります。撮影は事前予約も必要となるので、気軽に撮影できない点もデメリットです。

履歴書写真で気を付けるべきポイント【服装や髪型など】

最後に、履歴書写真を撮るときに気を付けるべきポイントを確認しておきましょう。これを頭に入れて撮影に挑むことで、印象の良い写真になります。

女性の気を付けるべきポイント

髪型

前髪や横の髪を耳に掛けて、なるべく顔が良く見えるようにしましょう。そうすることで、表情をよりはっきりと見せることができます。髪をまとめる際は、結ぶ場所を耳より少し上にするのがおすすめです。

ロングヘアの場合には、ポニーテールやハーフアップのように顔まわりの髪の毛をすっきりまとめられるような髪型にするのがおすすめです。

前髪は眉上にカットするか、横に流すか、耳にかけるかで、顔まわりをすっきりさせましょう。前髪をあげて眉毛が出る場合には、眉毛もしっかり整えると、より顔の印象が明るくなります。

また、髪の毛を染めている場合には、根元が伸びていないかチェックしましょう。

カチューシャ、シュシュ、リボン、バレッタ、大きめのピンなどはビジネス的には適していません。そのような髪飾りはたとえシンプルなものであったとしても避けるのが無難です。

服装

黒や紺色の落ち着いた色合いのジャケットを着用しましょう。ジャケットを着ていることによって、しっかりとしたイメージを持たせることができます。

メイク

履歴書写真の撮影では、メイクは必要です。血色の良くなるようなカラーのチークやリップをつけて、健康的な顔色を演出しましょう。

しかし証明写真の場合には、撮影時のフラッシュで顔が暗く写ってしまったり、色が飛んでしまったりすることがあります。撮影時の色飛びも計算して、血色感やベースメイクの濃さを変えてくださいね。

また、業種にもよりますが、あまり派手なメイクは敬遠されてしまいがちです。ナチュラルメイクで撮影しましょう。

事務系の職種は「この人ならば安心して仕事を任せられる」という安心感と信頼感があるメイクを、アパレルや航空系なら華やかさや流行感を演出するといいでしょう。

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表情

口を閉じて、口角をきゅっと上げましょう。やさしいイメージを持たせることができます。あらかじめ笑顔を作ってから微笑むと、リラックスした自然な笑顔の表情が作れます。

姿勢

姿勢は、猫背にならないようピンと背筋を張って正面を向きましょう。背筋の良さは、誠実さを伝えることができます。ワキの下に少し空間をもたせると、姿勢を正すことができます。

男性の気を付けるべきポイント

髪型

男性の髪型は、短髪の方が良い印象を与えられます。髪が長めの場合には、前髪を分けて横に流し、目が隠れないようにしましょう。程よくワックスを使って、自然なスタイリングをするのがおすすめです。

服装

ワイシャツは白色がオーソドックスです。ボタンダウンのシャツは、アパレル業界志望の場合には個性を出すために有利ですが、そうでない場合は避けましょう。

スーツは黒またはネイビーが無難です。ネクタイは派手だと悪目立ちしてしまうため、派手でないものを選びましょう。

また、シャツのボタンはしっかりと留めネクタイをまっすぐきっちり締めることで、きちんとしているイメージにつながります。

メイク

Tゾーンのテカリをあぶらとり紙などで、抑えておきましょう。メイクをする場合は、ナチュラルなメイクに留めましょう。眉毛を濃く書きすぎると目立ってしまうため、書くときは地毛の薄い部分を少し補う程度にしておきましょう。

表情

女性と同様に、口は閉じましょう。口角はきゅっと上がっていると優しい印象を与えることができます。あらかじめ笑顔を作ってから、微笑むとリラックスした自然な笑顔の表情が作れます。

姿勢

姿勢は、猫背にならずにピンと背筋を張って正面を向きましょう。お尻をぐっと後ろに引き、膝の上に手を置きます。背筋を伸ばして、まっすぐな姿勢を保ちます。

写真に映る胸より上の位置ばかり気にしていてもいい印象を与える写真を撮ることはできません。写真には映らない部分の姿勢を引き締めるのも意識しましょう。

POINT

メイクや服装、髪型を整えると印象は大きく変わります。履歴書写真は、採用担当者にとって第一印象となるものです。身だしなみをきちんと整え、好印象を与えましょう。

履歴書の写真を提出する際の注意点

証明写真を履歴書に貼る際には、貼りつける前に写真の裏側に自分の名前を記入しましょう。履歴書にしっかりと写真を貼ったとしても、どこかで剥がれてしまう可能性があります。たとえ剥がれてしまっても、誰の履歴書の顔写真なのかが一眼でわかります。採用担当者への思いやりとして、名前を記入しておきましょう。

また、写真を貼り付ける際には枠線で綺麗に切り取り、剥がれないように糊付けしてください。綺麗で印象のいい写真が撮れたとしても、履歴書に貼り付けた写真がガタガタで「汚い」「業務が雑そうだ」のような印象を与えてしまっては元も子もありません。

履歴書に写真を貼り付ける際は、「写真が曲がっていないか」「剥がれないようにしっかりと貼り付けられているか」「綺麗に切り取れているか」をしっかりと確認した上で提出してくださいね。

履歴書写真の確認事項

履歴書写真は、書類選考を印象付ける重要なものです。撮影時と提出前には、以下の項目をしっかりと確認してくださいね。

✔︎自然な髪色・メイクかどうか

✔︎髪型に乱れはないか

✔︎前髪は顔にかかっていないか

✔︎服装は適切かどうか

✔︎男性はネクタイが曲がっていないかどうか

✔︎女性は血色がいいナチュラルメイクになっているか

✔︎背筋を伸ばし、真っ直ぐ正面を向いた姿勢になっているか

✔︎自然な笑顔になっているか

履歴書写真の良くある疑問

ここからは、履歴書写真の良くある疑問をお伝えします。

眼鏡をかけたままでもOK?

履歴書の写真は、眼鏡をかけたまま撮影しても構いません。眼鏡の有無が選考に影響を与えることはありません。ただし、清潔感のある身だしなみである必要があります。眼鏡自体は問題ありませんが、眼鏡をかけることで暗い印象を与えてしまうのならば、眼鏡は避けましょう。

眼鏡をかけることで知的さや真面目さをアピールできます。反対にコンタクトは明るい印象を与えることができます。そのため与えたい印象に合わせて、コンタクトと眼鏡を使い分けるのもいいでしょう。

ただし、眼鏡の有無はかなり印象を変えます。書類の写真と面接時の印象が違いすぎると、面接官も同一人物なのか戸惑います。できれば統一するのがいいでしょう。

写真と面接で髪型が変わってもいい?

写真と面接時で髪型が大幅に変わって見た目の印象に変化があった時は、証明写真も撮り直すのが無難です。実際に会った時の印象が異なると、相手を戸惑わせてしまうことも。ロングヘアからばっさりとショートカットにした時など、印象が大きく変わる際は、写真も撮り直すのが無難です。

同じ写真を使ってもいい?

同じ写真を使い回すのはNGです。応募した企業で不採用だった場合に、履歴書が戻って来ることがあります。「もったいないから写真をもう一度使いたい!」と考えてしまいますよね。気持ちはわかりますがしかし、貼ったものを剥がしてしまうと、写真がぐちゃぐちゃになってしまいます。使い回すと雑な印象を与えてしまうので、使い回しは避けましょう。

スマホのアプリは使ってもいい?

スマホの証明写真アプリを使っても問題ありません。ただし、加工で誰かわからないほど盛るのは避けてください。実際に会った時に印象が異なりすぎると、相手を戸惑わせてしまいます。スマホのアプリを使用する際は、肌や写真のトーンを明るくするような加工で止めておきましょう。

私服で撮影してもいい?

「私服で撮影してください」という私服指定がない限り、スーツでの撮影が無難です。就職、転職というビジネスの場ではマナーとしてスーツを着るのが基本です。スーツで写真を撮ることで、真面目で知的という印象も与えられるので、スーツを選んでくださいね。スーツ着用が当たり前と考えている企業は多いため、スーツ着用が無難です。

背景の色の指定はある?

写真の色の指定は特にありませんが、白やグレー、水色などの無難な色を選ぶのがおすすめです。柄やイラストがない背景であればなんでも構いません。ご自身の顔写りがいい背景の色を選んでくださいね。

まとめ

履歴書写真のサイズや期限、背景、服装、髪型、メイクなど基本的なマナーや撮影方法の比較を紹介しました。

撮影方法は、スマホアプリで撮影しコンビニから印刷する方法と写真館でスタジオ撮影する方法があります。

それぞれ一長一短ですので、自分にとって良い方法を選択しましょう。

履歴書というのは、転職活動において第一印象を左右するとても重要なものです。履歴書や職務経歴書などの書類が通過しないことには面接に進むことはできません。

書類審査が落ちてしまう…という方は、転職エージェントであるキャリチェンの利用がおすすめです。

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