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総務職に役立つ!おすすめの資格8選

総務と一口に言っても、仕事内容は多岐にわたるため、さまざまな業務があります。

そんな総務職に就くためには、特別な資格が必要なのでしょうか。

今記事では、総務に資格は必要なのかどうか、そして総務職に役立つ、おすすめの資格を8個紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

目次

そもそも総務に就くのに資格はいるの?

総務の仕事に就くために、資格は必要ではありません。

総務とは、会社にある機器や設備、備品などを管理、書類作成、株主総会や取締役会、社内行事などの企画や運営、福利厚生に関する業務、電話やメール、来客の対応など、会社のさまざまな業務を担当する仕事です。

そのため、「縁の下の力持ち」と言われています。

そんな総務という仕事は、資格がなくてもなることができます。しかし、資格の勉強を通して身についた知識は仕事をする上で役立ちますし、キャリアアップにもつながります。

また、転職をする時にも資格があればスキルの証明ができるため有利になることもあり、資格を取得するメリットは大きいでしょう。

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総務職に役立つ!おすすめの資格8選

それでは、実際に総務職で役立つ資格とはどのようなものなのか見ていきましょう。

中小企業診断士

中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断や助言を行う専門家のことで、国家資格となっています。

試験内容は1次試験、2次試験、実務補習か実務従事という3段階になっていて、一つ一つクリアしていかなければなりません。

1次試験の合格率は15~25%前後、2次試験の合格率は20%前後となっているので、難易度が高いことがわかります。

中小企業診断士の勉強をすることによって、企業の経営に関わる知識を身につけることができます。

企業と金融機関とのパイプ役になったり、中小企業における施策や活用支援などができるようになったりと、仕事の幅が広がります。

企業の現状分析や、成長戦略について関わりたい場合におすすめの資格と言えるでしょう。

社会保険労務士

社会保険労務士は、労務や人事のスペシャリストとして働くための資格で、国家資格となっています。

社会保険労務士には受験資格があり、学歴、実務経験、試験合格の3つに分けられているので確認が必要です。

試験は、労働基準法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法などの法律の理解や、労務管理、社会保険に関する一般常識などが出題されます。

合格率は、平成30年度は6.3%で、過去10年間では10%に近い年度もあれば2%台という年度もあり、変動が見られますが、難易度の高い試験であることがわかります。

社会保険労務士の資格がないとできない業務があるので、資格を取得することで対応できる仕事の幅が広がります。

衛生管理者

衛生管理者とは、労働者の健康障害や労働災害を防止することを目的とした資格で、国家資格となっています。

労働者が50人以上いる職場では、衛生管理者を置く必要があり、会社が衛生管理者を置かなかった場合には罰則があります。

また、会社の規模によって置く人数は変わってきます。

受験資格には実務経験が必要で、第一種衛生管理者か第二種衛生管理者を選んで試験を受けます。

2019年度の合格率は、第一種衛生管理者が46.8%、第二種衛生管理者が55.2%となっています。難易度はそこそこと言えるでしょう。

第一種免許は全ての業種に対応できますが、第二種免許には対応できない業種があります。確認して選びましょう。

キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとは、個人のキャリア形成に関する専門家のことです。

労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことのできる国家資格です。

取得するには、学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。

2021年の学科・実技同時受験者の試験結果では、キャリアコンサルティング協議会の受験者の合格率は48.4%、日本キャリア開発協会の受験者の合格率は52.2%でした。

従業員のキャリア形成を考えたり、キャリア形成に関する制度を整えたりしたいと考えている場合は、学ぶ価値のある資格でしょう。

マイナンバー実務検定

マイナンバー実務検定は、マイナンバー制度に関する法律や中身の理解度を認定する資格で、財団法人全日本情報学習振興協会が主催している民間の資格検定です。

難易度によって1級、2級、3級の3つに分かれており、3級は一般の社会人レベル、2級は企業・官公庁の管理・指導者レベル、1級は企業・官公庁の実務者レベルとされています。

残念ながら合格率は公表されていません。マイナンバーを取り扱うことも多い総務の業務に活かせる資格です。

日商簿記検定

日商簿記検定は、日本商工会議所が1954年からはじめた検定試験です。会社のお金の動きである会計について学ぶことができ、一般的に経理職に役立つ資格です。

簿記の資格にはさまざまな種類がありますが、日商簿記検定は知名度が高く、受験者数も最も多い簿記検定です。

検定は、1級、2級、3級、簿記初級、原価計算初級とわかれており、ビジネスレベルで使うには、2級を目指すと良いでしょう。

2級の合格率は10%~20%前後で、勉強時間は独学で200時間は必要と言われており、難易度の高い検定であることがわかります。

しかし、日商簿記検定は社会人を対象としており、実際の経理業務に活かせる問題を出題しているため、即戦力になる武器として役立つことは間違いないでしょう。

「総務には関係ないんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、簿記を学ぶことで会社の経済活動の流れが理解できるようになります。

自分がやっている仕事が会社の役にどれだけ立っているかがわかるようになり、やりがいを感じられるようになります。

ビジネス・キャリア検定

ビジネス・キャリア検定は、事務系職種に必要な知識の習得と実務能力の評価を行うことを目的とした唯一の公的資格です。試験は、8分野44試験の中から自分にあったものを選べます。

総務の場合は、「企業法務・総務」の試験に挑戦することがおすすめです。企業法務・総務の合格率は、2級企業法務(組織法務)が64%、2級企業法務(取引法務)が53%、2級総務が66%となっています。難易度はそこそこでしょう。

ビジネス・キャリア検定は、勉強する事で専門的な知識を身につけられるので、管理職を目指す方や、総務の仕事を体系的に学びたい方におすすめの資格と言えるでしょう。

メンタルヘルス・マネジメントⓇ検定

メンタルヘルスマネジメント検定は、大阪商工会議所が発行する公的資格で、精神状態を良好に保つための知識や対処方法を習得できる検定となっています。

働く上でストレスや悩みをかかえたり、精神疾患を患ったりする人が増加しているため、注目されている資格です。総務では社員の悩みを受けることも多いため、あると役に立つでしょう。

検定は、Ⅲ種の「一般社員が自らをセルフケアするためのコース」、Ⅱ種の「管理職が部署や部下のメンタルヘルスの対策を推進するためのコース」、Ⅰ種の「人事労務管理スタッフや経営幹部のためのマスターコース」の3種類。

合格率はⅢ種が66.7%、Ⅱ種が43.3%、Ⅰ種が15.6%となっています。

POINT

総務職に役立つおすすめの資格は、「中小企業診断士」「社会保険労務士」「衛生管理者」「キャリアコンサルタント」「マイナンバー実務検定」「日商簿記検定」「ビジネス・キャリア検定」「メンタルヘルス・マネジメントⓇ検定」です。

総務に必要なスキル

資格以外にはどんなスキルが必要なのでしょうか。ここでは、総務に必要なスキルを3つ紹介します。

事務処理能力

事務処理とは、書類作成や書類整理などのことです。どのような仕事であっても事務処理は必要となってきます。

書類やデータに間違いがないか最終的にチェックしたり、事務処理を依頼されたりすることの多い総務では、より正確により効率的に事務処理を行うスキルが求められます。

スケジュール管理能力

スケジュール管理能力はどんな仕事でも必要ですが、総務ではより重要になります。総務は他部署と連携して仕事を行うことが多い仕事です。

スケジュール管理ができないと、他部署に迷惑がかかったり、企業全体の進捗状況に影響してしまったりするためです。

書類作成の締め切り、各部署への連絡の締め切りなど、総務ではやるべきことの優先順位を見極めて、効率的に仕事こなすことが求められます。

幅広い業務を行う総務だからこそ、スケジュール管理をしっかりと行い、期日までに終わらせる処理能力が必要なのです。

パソコンスキル

総務ではパソコン操作の基本的なスキルは必須です。メールの問い合わせへの対応や書類作成など、パソコンを使う機会が多くあります。

ExcelやWordなどの基本的なスキルは学んでおいた方がいいでしょう。

また、パソコンスキルが高ければ仕事を効率化することも可能なので、自主的にスキルアップを行うことも重要です。

POINT

総務の仕事は、資格以外の部分では「事務処理能力」「スケジュール管理能力」「パソコンスキル」が求められます。

\総務の仕事に向いている人の特徴とは?/

総務の仕事に向いている人の特徴は?仕事のやりがいについても紹介

まとめ

総務の仕事に就くのに資格は必要なのか、総務に役立つおすすめの資格、総務に必要なスキルなど紹介しました。総務に就くのに、絶対必須な資格はありません。

しかし、今記事で紹介した資格を取得することで、業務に役立つため取っておくと良いでしょう。

資格以外にも「事務処理能力」「スケジュール管理能力」「パソコンスキル」の3つのスキルは前提となります。まずは、これらのスキルを身につけておくことが大切です。

また、キャリチェンでは、未経験からでも可能な求人をご提案することも可能です。総務の仕事に就きたい方は、ぜひご相談ください。