本記事を読んでいる方の中には、下記のような問題で悩んでいる方も多いのではないでしょうか？
「自分の話ばかりされてつまらない」
「黙って聞くのがストレスになる」
「話したくない」
自分の話ばかりする人と一緒にいるとストレスが溜まります。人間関係が悪化したり、体調を崩したりすることも。
それでは、自分の話ばかりする人にはどのような特徴があるのでしょうか？本記事では、自分の話ばかりしてしまう人の原因と具体的な対策方法について解説していきます。
本記事を読んでいただければ、自分の話ばかりする人に振り回されることなく、ストレスフリーで生活することができるでしょう。
目次
「自分の話ばかりする人」の特徴7選
自分の話ばかりする人には以下のような特徴があります。
- 周りに注目されたい
- ナルシストである
- 自己中心的
- プライドが高い
- 寂しがりや
- 他人の話には興味がない
- 会話の途中でも気にせず割り込む
それぞれについて解説していきます。
①周りに注目されたい
自分の話ばかりする人は周りに注目されたいと感じる人が多いです。
決して気遣いができないわけではありませんが「自分を知って欲しい」「理解して欲しい」気持ちが現れてしまい、自分のことを話すことでアピールしてしまうのです。
②ナルシストである
自分の話ばかりする人はナルシストの方が多いです。
自分が一番好きで、みんなが自分のことを必要だと考えているため、自分の話をすることに躊躇がありません。人の話を聞く気はなく、自分の話を心ゆくまで話します。
③自己中心的
自分の話ばかりする人の特徴として「自己中心的」が挙げられます。
世間では自己中心的な人は自分自身のことしか考えることができない人と言われています。他人との約束を無視したり、決められたルールを破ったりすることも。
自分のために時間を割いてくれているという感覚がないので、気が向くままに話します。周囲の様子を伺えないことが自己中心的な人の特徴と言えるでしょう。
④プライドが高い
プライドの高い人は自分の話ばかりする傾向があります。
自分を大きく見せるために、自分の情報を積極的に開示します。時には話の内容が誇張してしまうことも。そのため、自分の話しばかりしてしまい、相手に嫌がられてしまいます。
プライドが高い人の中には、実は自分に自信がない人も多いことから、余計におしゃべりになってしまうのでしょう。
⑤寂しがりや
自分の話ばかりする人は寂しがりやの一面もあります。
寂しがりやの人は、いつもどこか寂しさを感じてしまったり、独りでいるとなんとなくモヤモヤするような感情を抱えています。そんな寂しさを紛らわせるためにコミュニケーションを取ろうとします。
しかし、自分を知って欲しいという気持ちが強いあまり、自分のことばかり話してしまい嫌われる原因になってしまうことも。
⑥他人の話には興味がない
自分の話しばかりする人の中には、他人の話には興味がない人がいます。
人の話を聞くことが苦痛な人は、自分の話をたくさんして、相手に話す時間を与えない人もいます。人に話をさせないので、自分ばかりが話すことになり相手には「自分のことばかり話す人だ」と評価されてしまいます。
⑦会話の途中でも気にせず割り込む
自分の話ばかりする人の特徴として、会話の途中でも気にせず割り込むことが挙げられます。
話を割って入ってくる人は、頭に浮かんだことをすぐに口に出す性格の人が多いです。突然話し出したり、突拍子もないことを話したり、普段から注目されることが多く自分の話ばかりしているように見えるのは、思ったことをすぐに口に出してしまうためです。
会話の途中で割り込むのは周囲の人の気分を害することから、敬遠される原因になってしまうでしょう。
「自分の話ばかりする人」の原因7選
自分の話ばかりする原因7選は下記の通りです。
- コンプレックスがある
- 寂しがりやで注目を集めたい
- 話すことでストレス発散をしている
- 周囲から認められたい
- 相手のためになると思って話している
- 相手の話しを聞くことが退屈
- 沈黙した状況が耐えられない
それぞれの原因について話していきます。
①コンプレックスがある
自分の話ばかりする人はコンプレックスを抱えているケースが多いです。
社会生活の中でいろいろな劣等感を抱えている人が多く、話すことに対するコンプレックスが強いといえるでしょう。
- 無視された経験がある
- 褒められたことが少ない
このような経験がコンプレックスを引き起こし、自分の話ばかりするようになります。
②寂しがりやで注目を集めたい
寂しがりやの人は自分の話ばかりする人が多いです。
承認欲求が強く、いつでも自分が中心でいたいという気持ちが強いのが特徴です。
- 自分の話を聞いて注目して欲しい
- 私にもっとかまって欲しい
かまって欲しいため、自分がいかにすごいのかなど、自分を大きく見せるような会話が多いです。
③話すことでストレス発散をしている
自分の話ばかりする人は会話をすることでストレス発散をしています。
話すことで、自分の頭の中の情報を外に出し、モヤモヤした気持ちから解放されのです。しかし、そのような際に、負担がかかってしまうのが話の聞き役です。
悩んでいる人は辛い経験を話して発散するので、濁流のように言葉が出てきてしまい結果的に自分の話ばかりになってしまいます。
④周囲から認められたい
自分の話ばかりする人は周囲から認められたいという欲が強いです。
成功体験がなく自尊心も低いため、周囲から認められるように話をまくし立ててしまうのです。
- 自分が周りよりいかにすごいか
- 人と比べて自分の方が価値が高い
結果、自分の話ばかりになり周りから人が離れていく原因になります。
⑤相手のためになると思って話している
自分の話ばかりする人の中には、相手のためになると思って話す人がいます。
相手のためになると思って話す人は、アドバイスだから相手も求めているだろうと考えてしまいます。本当は必要とされていないなかで、対策などを話してしまうため、聞き手に対してストレスを与えてしまうことも。
悪気があって話している訳ではないので、対処が難しいことが特徴です。
⑥相手の話しを聞くことが退屈
相手の話を聞くのが退屈だからという理由で、自分の話ばかりする人もいます。
価値観が合わない部分が多く、話を聞くことが苦痛な人は自分の話をしてその場を乗り切る人が多いです。
- 相手の話を聞くのが退屈
- どうしても面白くない
このような時はあえて、相手に嫌われるように自分の話ばかりして早く切り上げたいという心理状態になってしまいます。
⑦沈黙した状況が耐えられない
自分の話ばかりする人の中には、沈黙が耐えられないため話し続けてしまう人もいるでしょう。
- 沈黙が嫌だから私から話そう
- 相手に嫌われたくない
このような心理状態の人は、自分の話ばかりしてしまう傾向にあります。
緊張によって早口になることも原因の1つであり、まくし立てるような喋り方になるため相手にストレスを与える原因になります。
「自分の話ばかりする人」の対処法7選
自分の話ばかりする人の対処法は7つです。
- 聞き流す
- 距離を置く
- 話を遮る
- アドバイスをする
- 反応しない
- 褒める
- 関係を切る
それぞれ解説していきます。
①聞き流す
聞き流すことが自分の話ばかりする人への対処法になります。
聞き流すことで、相手の話に興味がないということを示すことができます。具体的には、相槌を最小限にして、返答も簡単なものがいいでしょう。
- ああ
- そうなんだ
- へー
このような返答を行うことで、自分の話ばかりする人も聞いてもらえないのでいずれ離れていくでしょう。
②距離を置く
自分の話ばかりする人に対して、距離を置くという対処法も有効です。
物理的な距離を取ることができれば、話しかけることもなくなります。また、SNSやメールなどで連絡を取ってくることもあります。この時はブロックや連絡先の削除等の対策を取りましょう。
物理的にも精神的にも距離を取ることで、自分の話ばかりする人への対策になります。
③話を遮る
話を遮ることも、自分の話しばかりする人に対して有効な策でしょう。
自分の話をしたい人が一番嫌うことは、会話を遮られて別な話をされることです。
- 話は変わるけど
- そう言えば
- 実は
このような言葉で相手の話を遮りましょう。相手は自分の話が遮られたことに対して、不快感を示して離れていくでしょう。
④アドバイスをする
自分の話ばかりする人はアドバイスをされることを嫌います。
話をするのは、アドバイスが欲しいからではなく自分の話に共感して欲しいからです。話の途中で、悩み事を相談してきた場合にこのように言うと良いでしょう。
- 〇〇はこうした方がいいよ
- それじゃだめだよ、こっちの方がいいよ
- アドバイスしてあげる
このように会話することによって、相手が話しにくい雰囲気を作ることができます。アドバイスすることは、自分の話ばかりする人の対策になり得ます。
⑤反応しない
自分の話ばかりする人の対策として、反応しないのも有効な対策でしょう。
話している内容がつまらないことを暗に示せるのが、反応しないという対応だからです。具体的な例として、相手が話している時にこのような反応をしてみましょう。
- 相手と目を合わせない
- 何か作業をやりながら聞く
- 相槌を入れない
あなたの話を聞く気がないという反応を取ることによって、話し手は話す気持ちがなくなり、離れていくでしょう。
⑥褒める
相手との関係を悪くしたくないのであれば、あえて褒めるという選択肢もあります。
自分の話ばかりする人に対して、褒め言葉は逆効果ですが以下のようにテンプレート化すると良いです。
- すごいねー
- そうなんだー
- おもしろいね
あくまで聞き流すような褒め方をすることで、相手は上辺だけを褒められているような気持ちになります。
自分の話ばかりする人には上辺だけの褒めも有効だと言えます。
⑦関係を切る
自分の話ばかりする人との関係を切ることをおすすめします。
人生の中で、自分の話をする人に時間を使うのはもったいないです。自分が好きだと思う人に時間を使う方が幸福になれるでしょう。
思い切って、SNSアカウントやメールアドレスを削除することで、満足度の高い人生か送れるようになります。
自分の話ばかりしてしまう場合の対処法3選
自分の話ばかりしてしまう場合の対処法は3つです。
- 端的に話すことを意識する
- 聞き上手を目指す
- 沈黙を怖がらない
それぞれ解説していきます。
①端的に話すことを意識する
自分の話ばかりしてしまう人は端的に話すことを意識しましょう。
結論から話し、理由から自分の考えを語っていき、具体例や体験談などを短文で入れると説得力が出るのでおすすめです。
短い文章で会話を終えれば、自分の話ばかりすることはなくなります。
②聞き上手を目指す
自分の話ばかりしてしまう人は、聞き上手を目指しましょう。
相手の話を聞くことを意識すれば、自然と相手に気持ちよく話してもらえるようになります。具体的には、うなずく回数を増やす取り組みなど、話を聞いている態度を示していく事が重要です。
③沈黙を怖がらない
沈黙を怖がらないことが、自分の話ばかりしてしまう対策になります。
自分の話ばかりする人は沈黙を恐れている人も多いです。気まずい雰囲気になりギクシャクすることを嫌うためです。
気まずい空気になることを恐れずに、一度話を止めてみましょう。自分の話ばかりすることの対策になります。自信を持って沈黙を受け入れましょう。
まとめ
本記事では自分の話ばかりする人の原因と対策について解説しました。
自分の話ばかりする人は嫌われる原因になります。上記で解説した対策を実践していただければ、好かれる人になれるでしょう。
自分のことばかり話すことをやめれば、人間関係を円滑にすることが出来ます。また、自分の話ばかりする人に嫌気が指している場合も、本記事で解説した内容を実践してみましょう。
