仕事で失敗したときや、職場の同僚との人間関係に悩んだとき、「自分にはなにもない」と落ち込んでしまう方も多いでしょう。
しかし、なぜなにもないという結果に至るのでしょうか。
この記事では、自分にはなにもないと考えてしまう人の特徴と理由について解説しています。
また、そんな気分をすっと解決させるような対処法もピックアップしています。
今夜から使える対処法をたくさん用意していますから、あなたの特徴に合わせた対処法を見つけて乗り切るヒントに役立ててくださいね。
目次
なにもないと感じてしまう その理由はなぜ?
人には唐突に「自分にはなにもないな」と落ち込んでしまう瞬間があります。
仕事や恋愛など、生活が充実しているときは思うことはないのに、ふとした瞬間にふっと「なにもない……」と落ち込んでしまうのはなぜなのでしょうか。
ここでは、なにもないと感じてしまう大きな理由として
- 仕事に苦手意識がある
- 自分の価値を見いだせていない
- 人も自分も愛せていない
- 自分を大事にしないあまり本当に何もない
- 職場に理解者や仲間がおらず孤独を感じている
- 人知れず大きなプレッシャーを感じている
の6つについて解説します。
仕事に苦手意識がある
適切な仕事をしていれば、誰だって得意不得意な作業ができるものです。
自分のできることなら率先して進められますが、一度でも苦手意識を持った作業内容だと、以前の失敗や恐怖心がフラッシュバックし、それ以上進めることができなくなったり、同僚に任せたりすることがあります。
「自分ができていれば誰にも迷惑を掛けることなく、仕事がスムーズに終わったのに」
など、自分の思いや行動1つで誰かに多大な迷惑を掛けてしまったと考えてしまう人ほど、「自分にはなにもない」といった考えに陥りやすいと言えます。
自分の価値を見いだせていない
職場で失敗したり、同僚とうまく馴染めなかったりすると、どうしても自分が引き金でいろんな人に迷惑を掛けているのではないかと考え落ち込んでしまいます。
このように、少しの失敗や人の顔色をうかがうばかりの人は、自分の気持ちだけでなく、自分そのものに対してとっておきの価値がああることを見いだせていない可能性があります。
自分のことを愛せていない
「自分にはなにもない」と考える理由としては、他にも自分の価値を見つけられていない可能性が考えられます。
価値を見つけられないということは、自分を愛せておらず、良さをも否定していることと同じです。
毎日が忙殺しすぎるあまりに、自分を労れていないかもしれません。
自分を愛することができるようになってはじめて人を愛することができます。
自分を好きになれれば、そんな自分を大切に、素敵に感じてくれる友人や同僚ができるのです。
自分を大事にしないあまり本当になにもない
自分をいたわることをせず、大事にしていないあまりに、本当になにもない可能性があります。
「なにもない」とはすなわちどういうことか。
それは、気持ちも体も大事にしないことによって、全てに対してどうでも良くなってしまっている状態を指します。
「取り柄も特徴も魅力もメリットもない自分なんてなんにもないんだ」
そう思い込みすぎるからこそ、自分の価値を見いだせず「なにもない」と塞ぎ込んでしまうのです。
職場に理解者や仲間がおらず孤独を感じている
「自分にはなにもいから」と思い込みすぎるあまり、同僚と仲良くすることにおこがましさを感じてしまい、理解者や仲間と呼べる人がいない可能性もあります。
自分のことを卑下しすぎるあまり、仲良くすることに怖さを感じてしまっている状態かもしれません。
人知れず大きなプレッシャーを感じている
仕事を任されたものの、「自分には乗り越えられるのか」といったプレッシャーが人一倍多く感じてしまうといった理由も考えられます。
失敗することによって、上司や同僚から冷たくされてしまうのではないかという不安が、ご自身の通常の精神状態を破壊し、「自分にはなにもないんだから乗り越えられるわけがない」「自分には向いていない」とふさぎこんでいる可能性もあります。
なにもないと感じてしまう人の特徴
「自分にはなにもない」と感じてしまう人の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、特徴を大きく分けて、
- 自分に自信を持てない
- 完ぺき主義
- 趣味や目標を持っていない
の3つについて解説します。
自分に自信を持てない
仕事に対して苦手意識を持っていたり、人づきあいが苦手だと感じたりする自分に対して、自信を持てない人は「自分にはなにもない」と考えてしまう特徴があります。
自己肯定感があまりに低すぎるあまり、ちょっとしたことでもネガティブを引き起こし、その結果「自分にはなにもない」と考えてしまうのです。
無理に自信を持たなくても良いのですが、ご自身の好きなところをひとつ見つけ、大切にすることを初めてください。
自分の良さを自分自身で大切にすることで、徐々に自信を持てるようになり、「自分なんて」「自分にはなにもない」といった考えから遠ざけてくれます。
完ぺき主義
「失敗することなんてありえない」「失敗したら周りからどう思われてしまうかわからない」など、常に完ぺきを求めるあまり自分を潰してしまう人も「自分にはなにもない」と落ち込んでしまう人に多い特徴です。
完ぺき主義な人はまじめな性格の人に多く見られ、また人の意見をまっすぐに受け止めてしまうといった特徴があります。
自分のなかの「ありえない」「すべき」といった考えが強い人ほど、自分を卑下し、落ち込んでしまうと言えるでしょう。
完ぺき主義でも構いませんが、ちょっとした手抜き感を持ち、強いこだわりを手放すようにしましょう。
以前であれば「今日は資料作成を完ぺきに仕上げてから帰宅する」というタスクを掲げていた場合、「今日は資料作成を終えて帰りたかったけれど、8割作ることができた。時間もなかったし、明日じっくり時間をかけて作って、ミスのない資料が作れるよう見直しをしよう」と切り替えるのです。
そうすることで、毎日頑張る自分をいたわることができ、さらには丁寧な仕事ができるようになります。
趣味や目標を持っていない
仕事が忙しかったり、毎日自分のことを労ったりする時間がない人ほど、趣味や目標を持っておらず、「自分にはなにもない」と考えてしまう特徴もあります。
生きていくうえでは、働かなければ食べていけません。
家賃や光熱費だって払えなくなってしまいます。
しかし、働くためだけに生まれてきたわけではありません。
働くことも重要ですが、それよりも自分の趣味や目標を持ち、楽しみ、充実した毎日を贈ることの方が大切です。
映画を観たり、バスタイムはお気に入りの入浴剤を使って入浴したりなど、些細な趣味で構いませんから、仕事を頑張った自分にひとつでもリフレッシュできることを持ちましょう。
また、目標を掲げることはこれからの自分の糧となり、力にもなり得ます。
「月収50万になれるよう一生懸命今の仕事をコツコツ頑張る!」「毎年夏には旅行に出掛ける!」など、仕事に対してだけでなく、生きていくなかでの目標を持つことで、自分を卑下する時間を減らすことができます。
なにもないと感じたときに取り入れたい対処法
「自分にはなにもない」と感じてしまう人の特徴や理由がわかったところで、どのような対処法があるかについて見ていきましょう。
対処法には大きく分けて10種類の方法を紹介しています。
今日からできることをピックアップしていますから、ぜひ今夜から取り入れてみてくださいね。
友人を頼る
「自分にはなにもない」と落ち込み始めたら、そのままの自分を引きずるのではなく、気心知れた友人にコンタクトを取り、遊びに出掛けたり、予定を作ったりしてみましょう。
そのなかで「私ってなにもないのかな」と相談することも良いでしょう。
友人はあなたがどうしてそう思うのか詳しく聞いてくれ、適切なアドバイスやあなたの良さを改めて教えてくれるでしょう。
落ち込み始めればどんどん落ちてしまうのが人間の感情です。
どこかでメリハリを付け、これ以上はやめようと切り替えられるよう、友人の力を借りてみましょう。
自分のやってきたことを全部認める
失敗したことも含め、今まで会社で働いてきたすべての時間を全部認めてあげましょう。
会社での頑張りは自分がよく知っているはずです。
誰かに褒められることもうれしいですが、自分の頑張りはまずは自分で認めて褒めてあげましょう。
そうすることで、自分にはなにもないと思うことが減り、自分でもできることをしっかりと見つめることができ、さらなるスキルアップや高い目標を目指すことができます。
趣味を持ちとことん楽しむ
趣味を持たなければ自分の疲弊した心や体を労ってあげることができません。
お金のかかる趣味じゃなくても、休日の日中は部屋をまるごと掃除をする、毎月月末に髪を切ってイメージチェンジをする、などどんな趣味でも構いません。
あなたがリフレッシュできることをどんどんと取り入れ、仕事のない時間を楽しく充実した時間に変える工夫を取り入れてみましょう。
徹底的に休む
気持ちが疲弊し、「自分にはなにもない」と感じ始めたら、徹底的に休みを取るのもおすすめです。
飽きるほど寝る、暇にうんざりするほどソファーでゴロゴロするなど、何もしない時間をあえて飽きるほど作ってみてください。
休みに満足し飽きてきたら、自然と仕事に対しての目標を見つけられるだけでなく、心と体がリフレッシュしたことによって、仕事があるだけでありがたいと思えるようになります。
運動をしてデトックスをする
汗をかくことは心身ともにデトックスすることにつながります。
現在は、わざわざジムへ通わなくても、専門知識に長けたトレーナーがYouTubeなどを使い、自宅で簡単にできるストレッチ動画などを配信しています。
運動不足な方は5分でできる運動からでもいいので試してみましょう。
動くことに心地よさを覚え、落ち込んでいた気持ちもリフレッシュできますよ。
職場の上司に現状を素直に打ち明ける
職場に明確な理由があって「自分にはなにもない」と感じてしまうなら、思い切って上司に相談する方法もあります。
上司は仕事を任せたり確認したりするだけが仕事ではありません。
従業員の状況を知ったり、働きやすい環境を考えたりする立場でもあります。
ただし、上司も仕事を多く抱え、さらには従業員の進捗状況も確認しなければならない立場。
唐突に相談するのではなく、メールや電話などで都合の良い時間を聞き、職場や仕事についてお話ししたいと内容を伝えてアポイントを取るようにしましょう。
あたたかいお風呂に浸かり熟睡する
すぐにできる対処法として、お風呂に入ることがあります。
お風呂に入り体を芯から温めることで、リフレッシュ効果を得られ、良質な睡眠がとれるようになります。
このとき、アロマキャンドルを付けて、ゆらゆらと揺れるキャンドルの灯を楽しみながら、好きな香りに包まれるのもおすすめです。
また、火の使用に危険性を感じる場合は、人気のある入浴剤を片っ端から取り入れてみるのも素敵なバスタイムを楽しめるようになりますよ。
価格としても高価なものではないため、給料日前でも取り入れることができます。
感情を書き出す
「自分にはなにもない」と落ち込んだ状況を、理由や気持ちとともに素直に書き出してみるのも効果的。
5W1Hという言葉をご存じですか?
これは、
When | いつ |
Where | どこで |
Who | 誰が |
What | なにを |
Why | なぜ |
How | どのように |
と6つの英単語の頭文字からできており、日記やブログ記事を書く際によく使われています。
紙やスマホのメモアプリなどに書き出す際も、5W1Hを使って細かく書き出してみましょう。
そうすることで、自分の現状や感情を俯瞰で見ることができ、どのような対処法が適切かを炙り出すことができます。
自分の気持ちを素直に紙に書き出すだけでも無心で書く時間が気分転換につながるため、深く思い悩んでいたことがストップします。
掃除をする
休日を迎えたら、部屋をまるごと掃除するのもおすすめです。
費用は洗剤くらいで済みますし、汗をかくためデトックスにもつながります。
実は部屋が散らかっていると人は集中しにくくなるといった悪影響を及ぼすことがわかっています。
というのも、部屋が物で散らかっていると、散らばったものに対して知らずのうちに気を取らています。
それにより、脳内のエネルギーを無駄に消費し、ミスを起こしたりうつ状態を引き起こしたりするのです。
脳のエネルギーを消費してしまえばモチベーションの低下にもつながるため、部屋が散らかっている人は徹底的に掃除をしてみましょう。
音楽や映画を楽しむ
仕事が終わり帰宅したら、スマホやパソコンで音楽を掛けるのもおすすめです。
あなたの気分に合わせた音楽や好きな音楽でもいいのでテレビを付けずに音楽だけを流してみましょう。
また、じっくり観なくても良いですから、映画を流すのもおすすめ。
落ち込んだ空気を音楽や映画でかき消すことができ、今まで悩んでいた状況を一気に変えてくれる効果が得られますよ。
匿名で相談してみる
誰にも相談できない、音楽もお風呂も嫌い、という方は、思い切って匿名で相談してみましょう。
Yahoo!知恵袋やSNS、公的機関の専門窓口などで、現状や気持ちを吐露してみるのです。
Yahoo!知恵袋やSNSに書くと、まれに辛辣な意見が書き込まれてしまいますが、解決策や適切な対処法を教えてくれる方もいるため、新しい視野を見つけ、新たな考え方ができるようになります。
リラックスできるものを取り入れることが解決の近道
「自分にはなにもない」と感じてしまう理由には、自分に自信を持てない人や完ぺき主義の人が、自分のことをないがしろにしてしまうから。
このような気持ちにならないときは、仕事もプライベートも充実し、自分がイキイキと過ごせているときです。
仕事での失敗によって落ち込んでしまう、人間関係がうまくいかず塞ぎ込んでしまう場合も人間なら誰しもが経験すること。
しかし、ずっと引きずっていても誰も救い出してはくれません。
「自分にはなにもないわ・・・・・・」「自分なんて・・・・・・」と落ち込んでしまったときこそ、自分の頑張りを認め、いたわり、気分転換できる対処法を見つけ、乗り越えてくださいね。