女性が多い職場と聞くと、「めんどくさい」「陰湿ないじめがありそう」「怖い」といったイメージから苦手意識を持つ方が多いのではないでしょうか?しかし、女性が多い職場は本当に働きにくいのでしょうか。
今回は、女性が多い職場は疲れると言われている理由やメリット・デメリット、気をつけるべきポイントなど紹介します。先入観だけで判断するのはもったいないので、メリット・デメリットを知った上で決めてくださいね。
目次
女性が多い職場は疲れる?
「女性が多い職場は疲れる、人間関係が大変」というイメージがありますが、なぜなのでしょうか。デメリットとしてあげられる理由を一つ一つ見ていきましょう。
妬まれる
女性が多い職場では、妬まれることが多々あります。どこの職場にも、マウントを取りたがる女性が一定数存在します。そのため、彼氏との惚気話をしてしまうと、僻みから妬まれてしまうこともあるのです。
そのため、自分の幸せな話をしないようにしたり、幸せそうな雰囲気は控えたりした方が無難です。また、女性の場合は「新卒で若い」「可愛い」「モテる」というだけでも嫉妬の対象になってしまうことがあるので、気をつけようがなく難しいものです。
男性に媚びる人がいる
女性の多い職場では、男性に媚びる人がいることも多いです。自覚があるかないかはわかりませんが、相手が男性と女性とでは明らかに態度が変わる人ってみたことがあるのではないでしょうか?
自分と他人とで態度を変えられると、自分が無下にされているように感じて、嫌な気分になってしまうでしょう。
どこにでもいるお局さま
女性の中で一番影響力があり存在感もあるお局さまは、どこの職場にも必ず存在します。お局さまと一言で言っても人によって性格は異なりますが、やっかないな人だとコミュニケーションを取るだけで気を使い疲れてしまうでしょう。しかし、反対に仲良くなれれば仕事がしやすくなる存在でもあります。
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派閥ができやすい
女性が多い職場では、派閥ができやすいのも特徴です。学生の頃、女性は友達と一緒にトイレに行ったりクラス移動をするなど、いつもグループで行動していることが多いでしょう。これは会社に入っても同じで、女性は大人になってもグループをつくる傾向があります。
そのため、女性が多い職場では、グループが派閥になるのです。派閥同士の争いになってしまうと、人によっては板挟みになってしんどい思いをする場合もあり、注意が必要です。
悪口や自慢話が多い
本音と建前を上手に使い分ける傾向にある女性は、陰で悪口が多くなりがちです。また、「相手よりも自分の方が上」と感じたくて自慢話をする人も多いです。
悪口や自慢話と上手く付き合っていければ害はないですが、聞くだけで疲れてしまうような人にはきついかもしれません。
ファッションチェックされる
女性は相手の持ち物や服装、髪型やネイルなどに、良くも悪くも敏感です。服装がいつも一緒だったりださかったりすると陰で悪口を言われる可能性があります。また、反対にいつも高級なものばかりを身につけていると嫉妬から悪口を言われる…なんてこともあるでしょう。
いちいち言われたくない方は、周りに合わせて持ち物を選ぶ必要があります。
恋愛やプライベートの話をしたがる
人にもよりますが、恋愛や家族のことなどプライベートの話を根掘り葉掘り聞きたがる人もいます。特に、ランチタイムの逃げられない時に聞かれると、うまくかわすことができずに嫌な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
幸せをアピールしてしまうと妬まれる可能性があり、逆に正直に話すと見下してくるような人もいるので、加減が難しいものです。
女性の職場が疲れると言われる原因は、「妬まれる」「男性に媚びる人がいる」「お局さまがいる」「派閥ができやすい」「悪口や自慢話が多い」「ファッションチェックされる」「恋愛やプライベートの話をしたがる」という面があるためです。
女性が多い職場のメリット
女性が多い職場が疲れる理由を紹介しましたが、逆に女性が多い職場だからこそのメリットもあります。
社内が華やかになる
男性ばかりの職場より、女性がいる方が社内の雰囲気が華やかになりますよね。女性はファッションに良くも悪くもとても敏感なので、意識して身だしなみを整えるからではないでしょうか。
また、女性ならではのコミュニケーション力が、社内の明るさにつながっている事実もあります。企業によっては、男性社員のモチベーションを保つために女性を募集する場合もあるようです。
気が利く優しい人も多い
人にもよりますが、女性の方が細かい部分に気がつく傾向があります。書類を綺麗に管理することや、疲れた時にお茶を入れる、お土産のお菓子を配るなど、気が利く行為をするのは、やはり女性が多いですよね。
このように、女性が多い職場は社内の雰囲気を明るく、和やかにしてくれるという面もあるのです。
生理痛のつらさをわかってくれる
女性にしかわからない生理のつらさをわかってくれるので、生理で体調が悪い時に相談しやすいでしょう。
また、女性同士ならどうすれば生理痛が良くなるのかもわかっているので、あたたかい飲み物を入れてくれる、休ませてくれるなどの思いやりは嬉しいものです。男性ばかりの職場では、女性の体のことは相談すらしにくいこともあるのではないでしょうか。
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出産・育児の際には女性同士見方になってくれる
出産や育児の際には、急遽休まなければいけなくなることもあり、肩身の狭い思いをしがちです。男性の中には、妊娠中のつわりやトラブル、育児中の子どもの急な発熱などに理解が無い人もいます。そのため、心無い言葉をかけられる場合もあります。
しかし、すでに出産や育児を経験済みの女性がいれば、知恵や経験から相談に乗ってくれたり助けてくれたりするでしょう。また、出産経験がなくとも、こう言った時の女性の仲間意識のようなものは強く、つらさをわかってくれ味方になって励ましてくれることが多いでしょう。
女性の多い職場には、「社内が華やかになる」「気が利く優しい人も多い」「生理痛のつらさをわかってくれる」「出産・育児の際には女性同士見方になってくれる」というメリットがあります。
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女性が多い職場で気を付けること
女性が多い職場についてメリットやデメリットを解説してきましたが、女性が多い職場で気持ちよく過ごすためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここでは、対処法を紹介します。
派閥に巻き込まれない
派閥ができることは多いですが、一方で派閥に属さずに中立の立場でうまく過ごしている人もいます。派閥に入ってしまうと派閥争いになった時に巻き込まれてしまいますし、板挟みになって苦しむ場合もあります。巻き込まれるのを防ぐためには、誰の側にも付かず派閥に属さないようにするのがおすすめです。
内緒話は絶対に言わない
内緒話は盛り上がるため、女性が多い職場では「内緒のはずが全員知っていた」なんてことがよくあります。誰にも言わないと信じて内緒話を打ち明けてくれた場合、相手からの信頼関係が崩れ、トラブルになるでしょう。そもそも、女性が多い職場だけではなく、内緒話は言わないのが鉄則です。
噂話を広げない
内緒話と同じく、噂話も女性にとって盛り上がります。しかし、噂話は内容が間違っていたりただの憶測だったりすることが多いです。噂話を広げることは信頼を無くすことにつながる可能性があることを知っておきましょう。
謙虚な姿勢でいる
謙虚な姿勢はどこでも大切ですが、女性は他人の言動をよく見ているので、特に注意が必要です。謙虚さが足りず相手に不満を抱かせてしまったとしても、直接注意してくれるはほとんどありません。そのため、自分の気づかないうちに関係が悪くなっていた…なんてことになりかねないのです。日頃から謙虚に対応しているか、意識しておきましょう。
トラブルメーカーを見つける
入社したらすぐにトラブルメーカーを見つけましょう。どこの職場にも、トラブルメーカーは存在します。いち早くトラブルメーカーを見つけて関わり方に気をつけることで、比較的平和に過ごすことができるでしょう。
女性が多い職場では、「派閥に巻き込まれない」「内緒話は絶対に言わない」「噂話を広げない」「謙虚な姿勢でいる」「トラブルメーカーを見つける」ことに注意すると良いでしょう。
まとめ
女性が多い職場はどうして疲れるイメージがあるのか、その理由や女性が多い職場のメリット、うまくやっているために気を付けるコツなど紹介しました。
いかがでしたでしょうか?女性が多い職場は、噂話が好きだったり嫉妬深かったりと、女性特有の難しさがあることが分かったかと思います。
しかし、女性はとても共感力の高い生き物です。自分が困ったときや辛いときには、女性が多い職場の方が助けてもらいやすいのです。女性の体や心の悩みは、どうしたって男性には理解できません。職場で悩みを相談できる人がいることは、とても心強いものです。
ぜひ、メリットデメリットを両方把握した上で、選択してみてくださいね。
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