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転職活動が半年も…… ブランクが空くのは自分に問題アリ?理由や打開策とは

転職活動をはじめてから半年。それでも就職先が決まる様子はなく、不安しかないという方も少なくないのではないでしょうか。不安を取り除くためには、一般的な転職活動期間や改善点を知ることが大切です。本記事では、一般的な転職活動期間や転職活動がうまく進まない人の特徴・原因、改善点について解説します。記事を通じてこれまでの転職活動を振り返り、今日から早速改善点を取り入れ、転職活動を採用というゴールに近づけましょう。

目次

一般的な転職活動期間

半年も過ぎてしまった。ブランクができたせいで書類選考が厳しくなるかも――。このような悩みを抱えることの多い転職活動。離職してから半年も経過すると、面接時でもこの期間について問われることがあります。しかし、本当に不利になってしまうのでしょうか。そもそも一般的な転職活動期間とはどのくらいの月日を要するのでしょうか。

一般的には3ヵ月~6ヵ月

一般的な転職活動期間は約3ヵ月~6ヵ月と言われています。意外に思う方もいるかもしれませんが、もっと具体的に説明すると、さらに半年延びた1年ほど掛かる人もいます。その理由は、転職活動では欠かすことのできない転職準備が英起用していると考えられます。

転職活動のスケジュール

一般的な転職活動のスケジュールを見ていきましょう。

転職準備・書類作成2週間程度
求人応募・面接2ヵ月程度
内定1ヵ月半程度

参考:リクナビNEXT/一般的な転職活動の流れと期間

リクナビNEXTで紹介されているように、一般的な転職活動には必要な活動内容があり、それぞれ要する期間がある程度決まっています。

転職準備

転職活動のスケジュールで紹介した

  1. 転職準備・書類作成
  2. 求人応募・面接
  3. 内定

の3つでは、具体的にどのようなことを行っているのでしょうか。これまでの転職活動を振り返るためにも、しっかりチェックしていきましょう。

転職準備・書類作成

転職準備・書類作成ではおよそ2週間掛かると言われています。内訳としては

  1. 転職理由・就職における目的・条件の洗い出し
  2. 企業リサーチ
  3. 自己分析
  4. 書類作成

の3つを行います。「転職理由」「就職における目的」「条件」の洗い出しでは、現在転職活動を進めるに至った具体的な理由や、就職における目的の具体化、ある程度持った条件について優先順位を付けることが主です。「企業リサーチ」では応募したい企業を見つけたら、企業の求める人材や働き方、条件や待遇のチェック、通勤に問題がないかなどをくまなく調べます。「自己分析」ではこれまでの経歴や実績、ポジション(役職)に就いたことがある場合は、ポジションに就くまでのプロセス、保有するスキルの取得経緯、得意とすること、企業にとって即戦力となり得る自己PR部分を洗い出します。これらの結果を照らし合わせて応募するべき企業をあぶり出したら、「書類作成」を行います。書類作成は面接につなげられるよう、あなたの魅力を最大限に引き出しながら作成する必要があります。しかし、魅力だけを全面にアピールすれば、自慢のように見えてしまい、本質が読み取りにくくなってしまいます。書類作成では以下のポイントに留意して書き進めることが大切です。

  • なぜ志望したのか
  • 採用をした事でどんなメリットがあるか
  • 即戦力となるためにどんなスキルがあるか
  • 入社した後のビジョン

これらを、

  1. 転職理由・就職における目的・条件の洗い出し
  2. 企業リサーチ
  3. 自己分析

で洗い出した結果をもとに作成します。そうすることでこれまで以上に具体的な書類が作成できるようになり、採用担当者が書類を見た段階で、どのような人材かを把握することができます。

求人応募・面接

完璧な書類が作成できたら、求人応募に進みます。「求人応募・面接」ではおよそ2ヵ月掛かると言われています。一次面接、二次面接、最終面接など、いくつかの段階を踏んで面接を行う企業もあるため、2ヵ月〜3ヵ月掛かる場合もあります。面接日時を決めるに際して注意するべきことは、複数応募を行っている方の場合、ダブルブッキングなどが起こらないよう面接日を確認しながら決めるよう努めましょう。なお、一度決めた面接日をこちらの都合で変更する場合は原則一回までに留めましょう。何度もこちらの都合で面接日を変更すれば「働く意思が弱い」とみなされ、もっと強く志望する人を選考します、といった状況を招きかねません。万が一面接日を変更する場合は、そのような可能性を考慮してから必要最低限に留めましょう。面接が決まったら、書類内容に一貫性を持ち、書類の内容よりも具体的に説明できるよう準備を行い、面接当日を待ちます。

内定

面接が終了し、「内定」が決まるまでにおよそ1ヵ月半掛かると言われています。もっと早く内定を発表する企業もありますが、1ヵ月半程度見ておくと良いでしょう。

転職が半年も決まらない3つの原因と特徴

「転職が半年も決まらない……。なにか原因があるのかな」と不安になる方も多いはず。結論から言えば、一般的な転職活動期間では3ヵ月〜6ヵ月ほど掛かると言われているため、そこまで心配する必要はないでしょう。しかし、この先どうなるか不安、と考える方のために、ここでは転職活動がうまく進まない原因と特徴についてご紹介します。それぞれ3つありますから、これまでの転職活動を振り返りながら読み進めてみましょう。

原因①履歴書・職務経歴書の内容が不十分

冒頭でご紹介した書類作成の項目について、これまで行ってきていないことがないかを確認してみましょう。企業リサーチや自己分析が不十分であったり、転職理由や目的が不透明だったりすると、書類の内容がぼんやりとしたものになってしまいます。「どうして自社を選んだのだろう」という採用担当者の気持ちに対して、具体的な内容を提示することが書類作成では重要です。まずはご自身が採用担当者の立場になって、これまでの書類に目を通してみましょう。「この書類では面接したいと思えないな」と感じる項目があれば、冒頭で紹介した書類作成を取り入れ、改善を図りましょう。

原因②取り繕った内容で面接や志望動機に対応している

採用されたいがためだけに、ウソや取り繕った内容を書類や面接時に発言していませんか?採用担当者は企業において新しい人材を発掘する要であり、採用のプロです。そのため、ウソやどこにでも提出していそうな書類内容では、疑念や手抜き感を見抜いてしまいます。採用へつなげるためには、正確な情報や経歴を書き、本来のあなたをアピールするよう努めましょう。

原因③応募できる求人数が減少している

転職を重ねていると、応募できる求人数が減少してしまうといった原因も考えられます。企業リサーチや自己分析結果などをもとに、丁寧に行っていれば、その分だけ理想的な企業は絞られてしまい、なおのこと応募できる求人数は限られていきます。働かなくてはならない状況であっても「今は縁がない時期なんだ」と割り切り、スキルアップを求めて資格取得を狙ったり、これまでの能力をブラッシュアップする時間へと変えたりするのもおすすめです。そうすることで、転職期間のブランクについて採用担当者に問われても「企業と自分の双方がマッチすると思える企業が見つけられなかったため、スキルアップを求めて資格を取得していました」とポジティブな理由で返すことができます。

特徴①感情や勢いに任せて転職活動をしている

転職が半年以上経過しても決まらない人の特徴には、感情や勢いに任せて転職活動を進めているといった項目が挙げられます。待遇面や働きやすい環境、通いやすさなどで決めてしまい、すぐに応募してしまうのです。そのような転職活動では、決まるものも決まらず、かえって応募できる企業を減少させてしまいます。転職活動は半年程掛かることを念頭に、明確なスケジューリングを行い、丁寧に作業を進めていくことが大切です。手当たり次第に応募したり、興味本位で応募したりすることも控えましょう。

特徴②転職活動スケジュールを逆算して計算していない

転職活動ではスケジュールを逆算して進めていくことも大切です。6ヵ月掛かると分かったら、6ヵ月後の後半にゴールである入社日を仮定で決め、ゴールまでに必要な転職活動を進めていくのです。そうすることで効率よく転職活動が進められます。

特徴③転職活動への準備が浅い

転職活動を進めるにあたって、大切なのが準備期間です。転職理由や目的、企業リサーチなど、これらの準備を丁寧に行っていなければ、完璧な書類が作成できません。あなた本来の良さを伝えるだけが履歴書・職務経歴書の役割ではありません。企業にとってどのようなメリットをもたらしそうな人材かを知ってもらうための書類です。そういった意味をしっかりと理解したうえで、再度転職活動の準備に取り組んでみましょう。

採用への近道!短い期間で採用を勝ち取る方法

現在までで半年も掛かってしまった転職活動。本来では半年は許容期間ではあるものの、職務経歴書に半年ものブランクがあれば、誰だって不安を抱えてしまうものです。また、これ以上歳月を掛けないためにも、具体的な方法が分かれば、対策を打ちやすく、改善点を見つけ出しやすいはずです。ここでは、これ以上転職活動に歳月を掛けたくないと考える方へ、短い期間で採用を勝ち取るための方法をご紹介します。

転職に最適な時期を見定める

できるだけ短期間で採用を勝ち取るためには、転職に最適な時期を見定めることがポイントです。一般的に転職に最適な期間は、1月〜3月、7月〜9月と言われています。なぜこの時期が最適なのかというと、その理由は、ボーナスをもらった後に退職をする人や、1年、または半年ごとの事業計画に合わせて求人が増えることにより、転職市場が活気づくからです。中小企業だけでなく、大手企業や優良企業など、千載一遇のチャンスもこの時期に舞い込みやすい傾向にあるため、転職をする場合はこの期間に合わせて行うことがポイントです。万が一この期間内に転職ができなくても、それ以降はスキルアップを狙った資格取得や、これまで培ってきた能力のブラッシュアップなどを行い、応募者自身もブラッシュアップしていくことが大切です。

いくつかまとめて応募する

転職活動を進めるなかで、ダブルブッキングなどを恐れて1社ずつ応募していた方も少なくないのではないでしょうか。転職活動が3ヵ月〜6ヵ月掛かると言われているなかで、1社ずつ応募することは得策とは言えません。できれば2社以上応募し、採用へとつながるよう母数を増やすことが重要です。複数企業に応募すれば並行して選考が進むため、次につながる可能性が増え、効率よく転職活動を進められます。

転職活動における項目の最低期間を押さえる

転職活動では、

  1. 転職理由・就職における目的・条件の洗い出し
  2. 企業リサーチ
  3. 自己分析
  4. 書類作成

の4つの項目が重要になるとお話ししました。どの項目も中途半端な活動では書類が雑なものになりやすく、書類選考もまともに通らなくなってしまいます。採用への道を少しでも短くしたい場合は、これらの項目を今一度見直し、徹底的にブラッシュアップしていくことが大切です。

まとめ

転職活動に掛かる期間は一般的に3ヵ月〜6ヵ月。これまで1社に絞って応募していた方の場合、複数企業応募することで並行して進められた転職活動ですから、大幅なタイムロスをしていたことに気づけたのではないでしょうか。できるかぎり短期間で採用へとつなげたいのであれば、これまでの転職活動を振り返り、改善していくだけでなく、転職に最適な期間をピンポイントで狙うことが大切です。また、入念な自己分析、企業リサーチ、転職活動する目的や理由などを明確にすることで、具体性のある書類を作成でき、採用担当者の興味を引くことを可能にします。これまで書類選考すら通らなかった方、書類選考が通っても面接時の志望動機がうまく話せなかった方を含め、転職活動をこれ以上伸ばしたくない方は、本記事を参考資料のひとつとして活用し、短期間での採用を勝ち取ってくださいね。