就職活動や転職活動をしていると、応募先企業に履歴書を提出する必要があります。
そんな履歴書ですが、書類選考を通過するためには、しっかりとした履歴書を提出する必要があるでしょう。
ここで、「コンビニにおいてある履歴書でも問題ないのか」と疑問に思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、全く問題ないです。
しかし、コンビニの履歴書を使用する場合には、いくつかの注意点があるので、今回の記事で詳しく解説します。
この記事を読んで分かることは、以下のとおりです。
・コンビニにおいてある履歴書の種類
・コンビニの履歴書を選ぶ際の注意点
・履歴書を購入できる場所
・書類選考が通りやすくなる履歴書の書き方
目次
履歴書をコンビニで買っても大丈夫なのか
結論から言うと、転職活動をする際の履歴書は、コンビニで購入しても問題ありません。
履歴書は色々なところで取り扱いをしているので、どこで買ったら良いのか迷ってしまうのも当然のことです。
しかし、履歴書を取り扱っているお店がコンビニでも文房具屋であったとしても、履歴書自体に大きな違いはないので、一番買いやすい場所で買うと良いでしょう。
また、履歴書には様々な種類が存在するため、現在の状況に合った履歴書を買わないと、後で後悔してしまうことになるので後ほど解説します。
コンビニの履歴書がNGな企業もある
履歴書をコンビニで購入する際の注意点の一つとして、「応募先企業が履歴書を指定している可能性がある」ということです。
企業によっては、自社が作成した履歴書のフォーマットに従って入力し、PDFや送付で送るやり方を導入している企業もあります。
他にも、企業の説明会で履歴書をもらう方法もあるため、応募先企業が履歴書を指定している場合は、ルールに従うようにしましょう。
コンビニにおいてある履歴書の種類とは
コンビニに置いてある履歴書は、1種類だけではありません。
履歴書を取り扱っているほとんどのコンビニでは、用途別で履歴書がおいてあります。
なので、あなたの今の状況を理解したうえで、自分に合った履歴書を購入するようにしましょう。
間違った履歴書を購入してしまった場合、再度新しい物を購入しなければならない可能性があるため、無駄な出費になってしまいます。
コンビニにおいてある履歴書の種類は、以下のとおりです。
・転職などの中途採用に使われるJIS規格の履歴書
・一般的な履歴書
・新卒者・第二新卒者向けの履歴書
・パート・アルバイト向けの履歴書
転職などの中途採用に使われるJIS規格の履歴書
転職して中途採用で入社を考えている人は、「JIS規格の履歴書」を購入すると良いでしょう。
「JIS規格の履歴書」の特徴は、「学歴・職歴」の記入欄が大きく設定されているため、今までの経歴をアピールできます。
また、志望動機と自己PRが1つの枠でまとめられているため、志望動機と自己PRが同じような内容になってしまう人は、この履歴書を選ぶと良いでしょう。
一般的な履歴書
一般的な履歴書とは転職する人だけではなく、新卒やパート・アルバイトと幅広い場面で利用できる履歴書です。
そのため、どれを選べば良いのか迷ったら、一般的な履歴書を選んでおけば失敗することはないでしょう。
また、一般的な履歴書の特徴としては、JIS規格の履歴書と比べると自己PRの枠が狭いため、履歴書に記載するアピールポイントを少なくできます。
しかし、逆に考えると自己PRのスペースが狭いため、書類選考で面接官に自分のことを伝えきれない可能性があるため注意しましょう。
新卒者・第二新卒者向けの履歴書
新卒や第二新卒者向けの履歴書は、職歴欄が狭いことが特徴的です。
いままで社会人として経験が無かったり、勤務した企業が少ないと考えられているので
狭くなっています。
その代わり、自己PRや志望動機の欄が大きく確保されているため、応募先企業で活かせるスキルや志望意欲を細かく伝えられるでしょう。
パート・アルバイト向けの履歴書
パート・アルバイト向けの履歴書は、一般的な履歴書と差ほど違いはありません。
しかし、多くの場合で自己PRや志望動機の欄が通常よりも狭いため、自分の伝えたい気持ちをしっかりと伝えることができないでしょう。
アルバイト・パートであれば書類選考は比較的通りやすいですが、正社員や契約社員として選考を進めたいのであればアルバイト・パート向けの履歴書は避けたほうが無難です。
履歴書をコンビニで選ぶ際の注意点とは
前述した通り、履歴書をコンビニで購入することは問題ありません。
しかし、問題ないからと言って、なんとなく履歴書を購入してしまうと、後で後悔してしまう可能性があるため気を付けましょう。
履歴書には、使用用途によって仕様が違ったり、発行している会社によって記入の仕方が違ったり様々な種類があります。
そのため、自分に合った適切な履歴書を選ぶことが大切です。
履歴書をコンビニで選ぶ際の注意点は、以下のとおりです。
・事前に履歴書の指定があるのか確認しておく
・履歴書のサイズは「A4サイズ」を選ぶようにする
・自分の目的に合った履歴書を選ぶようにする
・使いやすい履歴書を選ぶようにする
事前に履歴書の指定があるのか確認しておく
応募したい企業が決まったら、まず最初に履歴書・職務経歴書を送付すると思います。
そして、履歴書・職務経歴書をコンビニで購入する前に、「応募先企業に履歴書の指定がないのか」を確認しておきましょう。
先ほどもお話ししましたが、企業によっては自社で発行し履歴書のみで対応していたりします。
また、コンビニで売っている履歴書の種類を指定される可能性もあるため、確認してから購入するようにしましょう。
履歴書のサイズは「A4サイズ」を選ぶようにする
一般的な履歴書のサイズは、A4サイズです。
しかし、履歴書によってはA3サイズが二つ折で履歴書・職務経歴書が一枚になっていたり、A4サイズが二つ折で履歴書・職務経歴書が一枚になっているものもあります。
そのため、応募先企業から履歴書の指定を特にされなかった場合は、一般的なA4サイズの履歴書と職務経歴書を選ぶようにしましょう。
自分の目的に合った履歴書を選ぶようにする
履歴書には、使用用途ごとにデザインされた種類があることを先ほどお伝えしました。
なので、よっぽどの理由がない限りは、自分の現在の状況に合った履歴書を選んで購入するのが良いでしょう。
転職活動で中途採用として選考を進める際に、新卒・第二新卒向けの職歴欄が少ない履歴書を選んでしまったり、アルバイト・パート向けの志望動機や自己PR欄が狭い履歴書を選んでしまうのは避けたほうが良いです。
なぜなら、採用担当に一般的な常識がないと判断されてしまい、悪い印象を与えてしまう可能性があるからです。
使いやすい履歴書を選ぶようにする
履歴書を作成している会社は沢山あります。そのため、作成している会社によって履歴書の特徴は異なります。
履歴書によっては、転職活動をしている人が履歴書を書きやすくするために、履歴書の正しい書き方ガイドや自分の年齢から中学・高校・大学が分かる入学卒業年月の早見表が記載されていたりするでしょう。
また、履歴書を作成した後に企業に郵送する場合は、封筒が同梱されている履歴書を選ぶと、手間が省けます。
このように、自分が使いやすいと感じた履歴書を選ぶと、履歴書の作成をスムーズに取り組めるでしょう。
履歴書をコンビニ以外で購入する方法とは
履歴書をコンビニ以外で購入することも可能です。
もし自宅の近くにコンビニがなかったり、自分に適した履歴書がコンビニにおいてなかった場合は、こちらで紹介する方法で履歴書を購入してみると良いでしょう。
履歴書を購入する方法は、以下のとおりです。
・スーパー
・文房具屋
・100円ショップ
・ショッピングモール
スーパー
スーパーにも履歴書が置いてあるケースが多いです。また、履歴書を取り扱っているスーパーであれば、文房具コーナーに置いてあることでしょう。
しかし、スーパーは履歴書に力を入れているところが少なく、バリエーションも多くはありません。
一般的な履歴書やアルバイト・パートなどの履歴書を購入したいと考えている人は、訪れてみるのも良いでしょう。
文房具屋
文房具屋では必ずと言っていいほど、履歴書を取り扱っています。
また、取り扱いしている履歴書の種類も豊富なことが多いため、お近くに文房具屋がある場合は一度訪れてみるのも良いでしょう。
自分が欲しい履歴書が決まっているのであれば、訪れる前に文房具屋に在庫の確認をしておくと、取り寄せしてくれるかもしれません。
100円ショップ
100円ショップにも履歴書を取り扱っているところがあります。コンビニやスーパーで履歴書を購入すると高いもので300円程度するものもあります。
しかし、100円ショップで購入すると3分の1程度の金額で購入できるため、節約になるでしょう。
また、100円ショップであれば、郵送用の封筒や黒いボールペンなど履歴書を書く上で必要な道具がほとんど揃うため、一度で全ての用事を済ませられることもメリットの一つとして挙げられます。
ショッピングモール
ほとんどのショッピングモールでは、文房具屋・100円ショップ・スーパーのどれか1つがテナントに入っていることでしょう。
そのため、お近くにショッピングモールがあれば、履歴書はほぼ確実に入手することができます。
また、大型ショッピングモールの場合は、取り扱いしている履歴書の種類も豊富な可能性が高いため、自分に適した履歴書を見つけやすいです。
コンビニの履歴書でも書類選考が通りやすくなる書き方とは
自分に合った履歴書を見つけることができたら、次は履歴書に自分の情報を記入していきます。
どんなに履歴書が自分に合っていたとしても、字が読みにくかったり、読みにくい文章だと書類選考を通過するのは難しいです。
そのため、こちらでは書類選考を通過しやすくなる書き方や注意点をお伝えします。
書類選考が通過しやすくなる書き方は、以下のとおりです。
・字は見やすいように丁寧に書く
・修正テープは使わない
・誤字脱字はしないようにする
字は見やすいように丁寧に書く
履歴書を自分で記入する場合は、採用担当に分かりやすい綺麗な字で書くようにしましょう。
近頃は、文章を書くにも全てスマホやPCでできてしまうため、自分で文字を書くのが苦手な人が沢山います。
そのため、履歴書に書く際に字が汚くなってしまう人は、最初に鉛筆で下書きを書いてから、ボールペンでなぞると良いです。
修正テープは使わない
履歴書は、一度間違えてしまうと企業に提出できない物になってしまいます。
そのため、履歴書を間違えてしまった場合は修正テープを使用せずに、他の履歴書を使用するようにしましょう。
また、先ほどと同様に、ミスを防ぐためには、一度鉛筆で下書きがしてからボールペンでなぞるようにするとミスを防ぐことができます。
誤字脱字はしないようにする
どんなに気を付けて書いていたとしても、ミスは誰にでも起こりうる事です。
履歴書で多いミスは、誤字脱字です。送り仮名を間違えていたり、誤った漢字を使用していたりと些細なミスをしてしまいがちです。
そのため、鉛筆の下書きの時点で間違いがないのかの確認を何度もしておきましょう。他の人と一緒に確認するとよりミスを減らすことができます。
コンビニの履歴書についてのまとめ
今回は、コンビニの履歴書についてまとめました。
転職活動で使用する履歴書は、コンビニで売っているもので問題ありません。
しかし、履歴書には様々な種類があるため、自分に適した履歴書を選ぶ必要があります。
最後に、コンビニで履歴書を選ぶ際の注意点をまとめておくので、参考にしてみてください。
・事前に履歴書の指定があるのか確認しておく
・履歴書のサイズは「A4サイズ」を選ぶようにする
・自分の目的に合った履歴書を選ぶようにする
・使いやすい履歴書を選ぶようにする
これらの注意点を参考に、応募先企業に良い印象を与える履歴書を選ぶようにしましょう。
キャリチェンでは、専門のキャリアコンサルタントが女性のキャリアアップやキャリアチェンジをご支援いたします。
転職にまつわるささいなご相談から、自己分析などキャリアプランの作成、面接練習などの具体的な選考対策まで幅広くサポートいたします。
土日休みで残業もほとんどないお仕事も多数ございますので、「定時で上がってアフターファイブを楽しみたい!」など
プライベートとの両立を叶えたいという方は是非お問い合わせください。
今なら、LINEから3分ほどで簡単にお申し込みいただけます。
是非お気軽にご相談ください。