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履歴書の空白期間は不利?ポジティブな表現で採用を掴もう

企業への応募・面接に必要な書類として履歴書がありますが、空白期間がある場合はどのように記入していますか?空白期間が長ければ長いほど、採用担当者の目を引くよう、工夫を取り入れて記入しなければなりません。しかし、工夫とひと口に言っても、具体的な対策を知りたいと考える方も多いはず。本記事では履歴書に空白期間を記入する際のコツについてご紹介します。これまでの履歴書に比べ、採用担当者の興味を引き出す書き方を取り入れ、不利となりやすい空白期間をポジティブな印象に変化させましょう。

目次

履歴書の空白期間は不利?

思いのほか転職活動期間が長引いてしまったり、なんらかの事情から空白期間が伸びたりすると、採用担当者はマイナスな印象を抱きます。「不利になるのかどうか」という点について結論から述べると、確かに不利になるケースも少なくありません。では、なぜ空白期間が転職活動において不利になってしまうのでしょうか。

空白期間へのイメージが合否を決める

空白期間は、言い換えれば「仕事をしていない時期」です。「仕事をしていない時期」が長ければ長いほど、「働く意思はあるのか」「仕事を探す気はあるのだろうか」といった懸念を生みます。そのため不利になると言われているのです。

空白期間で「なにを得たか」が重要

空白期間ができる理由は人によってさまざまです。たとえば「転職活動をしていたのにもかかわらず、思いのほか伸びてしまった場合」。当然働く意思もあり、仕事を探すための活動をしていたのにもかかわらず、うまく就職先が決まらなければ空白期間は自ずと伸びてしまいます。このように、人によってさまざまな理由が考えられる空白期間を「ポジティブ」な印象にするためには、「空白期間によって何を得たのか」が具体的に記入されていることが条件であると考えられます。

【理由別】空白期間をポジティブな印象にするためのコツ

空白期間と一口に言っても、その内容は人それぞれ。蓋を開けてみなければ、その理由を知ることはできません。では、採用担当者の目を引くような空白期間の書き方としては、どのような方法があるのでしょうか。ここではケース別に空白期間を「不利」ではなく、「ポジティブな印象」に変えるための方法についてご紹介します。

アルバイト・パートに出ていた場合

転職活動と並行して、アルバイトやパートに出ていた方も多いでしょう。転職活動はなにかと出費が重なるため、働かなければならないといった事情を抱えている人がたくさんいます。アルバイト・パートなど短期間でも働いていたために空白期間が生まれてしまった場合は、2パターンの書き方を意識してみましょう。ひとつめのパターンは、応募する企業に関連した職種に就いていた場合。この場合は応募する企業に関連性がある仕事であるため、空白期間のみならず、自己PR欄でも最大限アピールを取り入れて記入することができます。

■履歴書の書き方———————————–
平成●●年 ●月 ●●株式会社 入社
平成●●年 ●月 一身上の都合により退職アルバイトとして2年●●●●に勤務 
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■自己PR欄の書き方———————————–
御社へ応募する前に、関連した職種でバイトをしていたため、空白期間が伸びています。
なぜならあらかじめ御社に関連した作業内容に取り組み、即戦力につながるよう考えたからです。

事前にアルバイトやパートなどに取り組んだ理由が応募する企業にとって即戦力となれるよう活動範囲を広げたからといった理由であれば、空白期間をポジティブな印象へと切り替えることができます。一方、希望する企業とは全く関連性のないアルバイト・パートに出ていた場合はこのような表現が好ましいでしょう。

■自己PR欄の書き方———————————–
御社へ応募する前はコンビニでアルバイトをしていました。その理由は営業職に就く場合や部署の人達とのコミュニケーション能力を考慮し、自分に不足していると感じた能力を高めようと考えたからです。その結果、今では接客という仕事が好きになるほど人と関わることが生きがいと感じ、営業職でも通用するほどのコミュニケーション能力を蓄えることができたと自負しています。

このように、応募する企業とは直接的な関わりがなくても、どのようなアルバイト・パートをしたことで自分の能力をさらに高めることができたと伝えることで、空白期間の印象を好印象に変えて伝えることができます。

語学留学・資格取得などに取り組んでいた場合

語学留学や資格取得によって空白期間が生まれてしまうこともあります。そのような場合は語学留学・資格取得によってどのような力を蓄えることができたのか、苦労した点と乗り越えたと感じる点をプロセスと絡めて記入することで、ポジティブな印象へと切り替えられます。また、応募する企業に紐付く理由を織り交ぜると、「空白期間そのものが応募企業の即戦力となるためのスキルアップ期間だった」といった応募者の熱意として伝えられます。

■履歴書の書き方———————————–
平成●●年 ●月 ●●株式会社 入社
平成●●年 ●月 一身上の都合により退職
英語を学ぶためイギリスに2年留学
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ただし、語学留学は1年以上でなければ記入する必要はないとされています。1年未満の場合は自己PR欄に記入し、得たことや感じたことをアピールしましょう。

■自己PR欄の書き方———————————–
御社へ応募する前は語学留学(または資格取得)としてイギリスに行きました。御社がグローバルな企業であること、そして海外出張があると知り、即戦力となるよう、私に不足していると感じた語学スキル・海外でも通用するコミュニケーション能力を取り入れるために語学留学に出掛けました。

やむを得ない事情で空白期間が伸びた場合

家族の介護・看病、またはご自身の病気や入院など、やむを得ない事情で空白期間が伸びた場合もあります。このような場合は正直にその旨を記入しましょう。また、現在は回復したのか、再度長期間休んでしまう可能性はないかを具体的に織り交ぜることで、採用担当者も採用を検討しやすくなります。

■履歴書の書き方———————————–
平成●●年 ●月 ●●株式会社 入社
平成●●年 ●月 一身上の都合により退職
持病により3ヵ月入院
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■自己PR欄の書き方———————————–
空白期間については私の病気によって入院したことが理由です。
なお、現在は回復し、全く問題なく業務に励むことができます。

また、定期的に医療機関へ受診が必要な場合は以下のように記入すると良いでしょう。

■自己PR欄の書き方———————————–
空白期間は持病が悪化し入院していました。退院後は服薬を通じて現状まで回復し、業務に支障を来す心配もありません。
なお、1ヵ月に1回医療機関を受診しなければなりません。業務に差し支えのない範囲で受診したいと考えています。

採用につながらず転職活動期間が長期化した場合

思うように採用につながらず、転職期間が長期化した場合は特に理由を記入する必要はありません。ただし、これまでの職種で得た能力、これまでの職歴で誇りに感じる経歴などを、応募する企業に紐付けて記入することで、空白期間をポジティブな印象へと切り替えられます。

■履歴書の書き方———————————–
平成●●年 ●月 ●●株式会社 入社
平成●●年 ●月 一身上の都合により退職
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■自己PR欄の書き方———————————–
これまで営業担当として300人以上の顧客に営業・契約更新・新規開拓を行ってきました。企業の保険商品のメリット・デメリットを限られた時間で説明するためには、どのような工夫を取り入れるべきかを常日頃熟考し、月平均10件以上の新規契約・契約更新を獲得しました。「”万が一”は人生に必ず潜んでいる」、そして「入っていて良かった」と感じるタイミングが必ずあることを重点に説明を繰り返すことが大切だと感じています。数多くの保険商品を取り扱う御社の即戦力としてこれまでの経歴を活かせると自負しています。

空白期間を履歴書に書く際の6つの注意点

空白期間を履歴書に記入する際は、6つの注意点を意識する必要があります。応募する本人が空白期間を「不利」に感じれば、採用担当者もその空気を自然と感じ取ってしまいます。まずは自分自身の空白期間をポジティブな印象に切り替えることが重要です。そのうえで以下の注意点に留意した履歴書を作成しましょう。

空白期間を見た採用担当者の印象を考える具体的且つ簡潔に書く空白期間に得たことをポジティブに書く空白期間に得たことと志望動機に一貫性があるとGOOD自分でマイナスに捉え、嘘の内容は書かない「働きたい」が伝わるように書く

これまでの履歴書作成を振り返り採用担当者の印象を考える

これまでいくつかの履歴書を作成した場合は、どのような内容を記入していたのかを振り返りましょう。空白期間についても正直にあったことのみを記入し、ポジティブな表現を織り交ぜて伝えていなかったのではないでしょうか。事実をストレートに伝えることは全く問題ありません。むしろ、正直で素直な印象を与えるでしょう。とはいえ、素直な印象だけでは採用は掴めません。なぜなら、企業にとってプラスにはたらくとは思えないからです。つまり、空白期間をそのままに伝えても、マイナスな印象が拭えないのです。空白期間がある場合は、空白期間中に得たことや感じたこと、応募する企業にとってプラスになると感じた部分をしっかりと織り交ぜ、むしろ「空白期間があったからこそ今の自分がある」と胸を張って伝えられる工夫を取り込むことが重要です。

具体的且つ簡潔に書く

空白期間の理由がどのようなものであっても、具体的且つ簡潔に記入するよう努めましょう。言い訳するかのようにダラダラした内容であっては、採用担当者も「何を伝えたいんだろう?」と感じ、イメージ通りに伝えられません。まずは紙に空白期間中に取り組んできたことを箇条書きし、それぞれを結果→プロセス→結果になるようまとめましょう。そうすることで、空白期間中の取り組みだけでなく、得たことをポジティブな印象に切り替えて伝えられます。

空白期間に得たことをポジティブに書く

冒頭からお話ししてきたように、空白期間はできるだけポジティブな印象になるよう工夫を取り入れて記入することが大切です。採用担当者があなたの応募者を見て「空白期間があってもいきいきとしているな」「空白期間に何を取り入れてきたんだろう?」と興味を引くような内容にしましょう。自分自身で空白期間にデメリットを感じてしまえば、採用担当者にも伝わってしまいます。どれだけ良い印象を与えたくても意味のないものとなります。入社したいと心から思った企業であればあるほど、これまでの自分に自信を持てる履歴書を作成しましょう。

空白期間に得たことと志望動機に一貫性があるとGOOD

空白期間の書き方のコツでお話ししたように、志望動機や自己PRと空白期間に一貫性があると好印象を与えられます。「空白期間中は御社の即戦力となるよう、●●を取り入れ、スキルアップを意識しました」などと伝えることで、企業への熱意がアピールできます。

自分でマイナスに捉え、嘘の内容は書かない

履歴書にこれまでの職歴を記入する際、年月を見れば空白期間があったことは明らかです。だからといって自分でこれまでの空白期間をマイナスに捉える必要はありません。どのような活動でも必ず結果はあり、学んだことがあるはずです。些細な部分でも構わないので、空白期間中に取り組んできた正直な内容をポジティブに記入しましょう。

「働きたい」が伝わるように書く

履歴書には経歴、保有資格、能力、やる気、自分の長所といったさまざまな項目があります。たとえ空白期間中に取り組んできたことが応募する企業にとって無関係なことであっても、それらを活かし、「だからこそ御社で働きたい」という熱意を最大限アピールした内容に仕上げましょう。あなたが企業に応募した理由は「待遇」や「給与」だけではないはずです。企業リサーチを実施し、そのうえで魅力と感じた企業のカラーと、あなたの魅力を結びつけた履歴書を作成しましょう。

空白期間はさまざまな項目に結びつけることが採用をつかみ取るチャンス

空白期間を自分でどう捉えるかによって内容は大きく変化します。マイナスな印象を抱えていれば、どうしたって言い訳じみた内容になってしまうでしょう。そのような場合は、空白期間にどのような取り組みをしたのかを箇条書きしてみてください。そうすることで自分では気づけなかったポジティブな活動が自ずと見えてきます。それらを具体的且つ簡潔に記入することで、空白期間をポジティブに表現できます。まずは自分が何をし、何を得たのか、その点を振り返ってみることで、採用担当者の興味を引き出す履歴書に仕上がりますよ。

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