転職活動をしていると、さまざまな企業の面接を受ける機会があると思います。
その場合、面接時間が長い場合もあれば短い場合もあるでしょう。そして、長い面接の場合は自分に興味を持ってくれているから長い時間話せたと感じますよね。
逆に、面接時間が短かった場合は、自分に興味が無いからすぐに終わってしまったと不安に思ってしまうかもしれません。
そこで、今回は予定の時間よりも早く終わった面接について詳しく解説していきます。
この記事を読んで分かることは、以下のとおりです。
・面接が早く終わる理由
・面接が早く終わるって採用・不採用それぞれの特徴
目次
面接が早く終わっても不採用とは限らない
結論から言うと、面接が早く終わったとしても不採用だとは限りません。
面接官が、応募者が求めいている人材像と一致したと分かったら、面接の途中でも採用だと判断し予定よりも早く面接を終了する可能性が考えられます。
そのため、面接が早く終わったとしても面接で不採用になったと判断はできないのです。
しかし、予定よりも早く終わった面接で、面接中の面接官の態度が冷たかったり簡易的な質問しかされなかったりした場合は面接の途中で不採用だと判断されてしまっているかもしれません。
その場合は、不採用だと判断されて予定よりも早く終わってしまっている可能性があるため覚えておきましょう。
面接が早く終わる理由とは
面接が早く終わってしまった場合に考えられる理由について解説していきます。
面接が早く終わる理由については大きく分けると、面接の途中に採用が決まった場合・面接の途中に不採用が決まった場合・会社の都合の3パターンに分かれます。
こちらでは、それぞれのパターン別で詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。
【採用される場合】
・企業の求めいている人物像とマッチしたから
・スムーズに進んだから
・書類選考から採用されることがある程度決まっていたから
【不採用の場合】
・会社の社風と合わないと感じたから
・メールの対応などが悪かったから
・面接官が応募者に興味が持ってなかったから
【会社の都合の場合】
・選考している人数が多いから
・多くの人材を募集しているから
・面接の所要時間を長めに設定しているから
採用される場合
面接の途中に採用が確定したため、想定時間よりも早く面接が終わる可能性も考えられます。
こちらでは、面接で採用されることを前向きに考えて早く終わった場合について解説します。
面接で採用が決まって早く終わる場合は、以下のとおりです
・企業の求めいている人物像とマッチしたから
・スムーズに進んだから
・書類選考の時点で採用されることがある程度決まっていたから
企業の求めいている人物像とマッチしたから
面接の途中で面接官が応募者に対して企業の求める人物像とマッチしたと感じてもらえたら、これ以上質問する必要がないと判断され、想定した時間よりも早く終わらせる可能性があります。
その場合、面接官が終始笑顔だったり話が盛り上がったりと、面接官が良い印象を受けているようなポイントがいくつか見られるでしょう。
なので、後ほど詳しく話しますが、採用されている可能性の高い面接のポイントにいくつ当てはまっているのかを確かめてみると良いです。
スムーズに進んだから
面接官の質問にほとんどの回答で簡潔に答えることができたら、面接時間は早く終わることでしょう。
その場合、面接官からの質問に対して的確な回答ができているため、面接官から質問されなおすようなことはなくスムーズに終わります。
的確な回答で面接がスムーズに進むと面接官からは優秀な人材だと判断される可能性が高いため、採用される可能性が高いと言えるでしょう。
書類選考の時点で採用されることがある程度決まっていたから
書類選考から採用されることがある程度決まっていた場合は、簡易的な質問だけで面接が終わるため、面接時間が早く終わる可能性があります。
例えば、会社の役職者からの推薦だったり、今までの経歴や実績から即戦力として活躍できると判断されたりした場合は、書類選考の時点で採用だと判断されている可能性があるでしょう。
書類選考の時点で採用されることがある程度決まっている場合は、面接を効率的に行うためにも面接時間が早く終わります。
不採用の場合
残念ながら不採用だと判断されてしまい、面接が早く終わってしまう可能性もあります。
その場合は、面接が盛り上がらなかったり企業の求めている人材像とはかけ離れていたりしていると判断されると、面接の途中で不採用だと判断されてしまうかもしれません。
面接で不採用だと判断されてしまい面接が早く終わる場合は、以下のとおりです。
・会社の社風と合わないと感じたから
・メールの対応などが悪かったから
・面接官が応募者に興味が持ってなかったから
会社の社風と合わないと感じたから
面接途中で会社の社風にあってない人材だと思われてしまったら、面接を想定よりも早く終わらせることがあるでしょう。
その場合、これ以上話を聞いても面接で採用することはないと思われてしまうと、予定よりも早く終わります。
そのため、会社の社風は事前にしっかりと調べ、応募先企業の社風を理解しながら面接官が求めている回答を考えるのが良いでしょう。
メールの対応などが悪かったから
面接を始める前段階として、採用担当とのメールでのやり取りで悪い印象を与えてしまった場合は、面接を始める前からマイナスな印象を持たれてしまうことが多いです。
例えば、採用担当とのやり取りで誤字脱字が多かったり、連絡をするのが遅かったりなどが当てはまるでしょう。
その場合、面接で挽回できるような発言が見られない場合は、簡易的な面接だけで終わらせられてしまうかもしれません。
面接官が応募者に興味が持ってなかったから
面接官が応募者に対して興味が持てなかった場合も、深堀した質問をされずに簡易的な質問だけで終わってしまう可能性があります。
興味を持てないというのは、面接の質問に対して定番の回答しかしなかったりした場合に当てはまるでしょう。
例えば、志望動機の回答で「会社と一緒に成長していきたいから」と答えたり、長所を聞かれた際に「自分の長所は笑顔です」など興味のそそられない回答をしてしまった場合です。
その場合。面接官は興味が湧かず、面接の質問も簡易的なものになってしまうでしょう。
会社の都合の場合
面接が早く終わった場合、原因は会社都合の可能性も考えられます。その場合、採用とも不採用とも言えません。
会社側としては一般的な面接をしていると思っているため、後は採用担当の選考を待つだけになるでしょう。
会社側の都合で面接が早く終わる時は、以下のとおりです。
・選考を進めている人数が多いから
・多くの人材を募集しているから
・面接の所要時間を長めに設定しているから
選考を進めている人数が多いから
選考を進めている人数が多いと、採用担当の都合で面接が早く終わる可能性があります。
その場合、あなただけが早く面接を終わっているわけではなく、全ての応募者の面接が早く終わっていると考えられるでしょう。
採用担当が効率化を求めるタイプであれば、一日に何人もの応募者と面接をするため、一人ひとりにかける時間を短縮している可能性があります。
多くの人材を募集しているから
多くの人材を募集してる場合、応募者に求めていることが少ないため、簡単な質問だけで採用される可能性があります。
そんな企業は、とりあえず従業員数を増やしたいと考えているため、応募者は面接の形式だけ参加してもらい、よっぽど悪い人でなければ採用をしたいと考えているのです。
ただ、簡易的な質問だけで採用された場合は、短期離職者が多いブラック企業の可能性も考えられるため注意が必要だと言えるでしょう。
面接の所要時間を長めに設定しているから
応募先企業によっては想定される面接時間よりも、事前に伝える面接想定時間を長めに設定している企業もあります。
その場合、所要時間よりも実際の面接時間は早く終わることでしょう。
面接の所要時間が60分程度で実際には30分程度の面接で終わったとしても、平均的な面接時間を考えると特に気にする必要はないと言えます。
採用が決まって面接が早く終わる特徴とは
面接時間が早く終わった場合に採用と判断されたため、面接が予定よりも早く終わっている可能性があります。
こちらでは、その場合の面接の特徴を詳しく解説します。
採用が決まって面接が早く終わる特徴は、以下のとおりです。
・回答した内容にとても共感してくれた
・自分の事を深堀りしてくれた
・いつから入社できるのか聞かれた
回答した内容にとても共感してくれた
面接官が回答した内容に共感してくれたシーンが多くあった場合は、面接中に採用が決まって面接が早く終わる可能性が考えられます。
なぜなら、面接官が好印象を持つタイミングは、応募者の回答に共感した時だからです。
特に、仕事に対する考え方や将来像で共感してくれることがあれば、良い印象を持たれている可能性が高いでしょう。
自分の事を深堀りしてくれた
面接官が、あなたのことについて深堀してくれた場合は、興味を示している証拠なので、面接官からの印象は良いと判断できます。
そのため、深堀した質問が多くあった場合は、面接官からのあなたの評価は高いと言えるでしょう。
いつから入社できるのか聞かれた
入社後のことについて詳しく聞かれた際にも、面接で採用されている可能性は高いです。
なぜなら、採用を考えていない応募者に対しては、入社時期について聞く必要がないからです。
いつから入社できるのか聞かれた場合は、採用について前向きに考えてもらえているかもしれません。
不採用で面接が早く終わる特徴とは
面接の途中で不採用だと判断されてしまった場合は、面接中の面接官の仕草や態度である程度判断できます。
そのため、こちらでは面接官が不採用だと判断した可能性がある場合の仕草や態度について解説します。
不採用で面接が早く終わる特徴は、以下のとおりです。
・面接時にのメモを取っていない
・質問が簡易的だった
・面接官が苦笑いしていることが多かった
これらの特徴が面接であった場合は、面接結果に過度な期待はしないようにしましょう。
面接時にのメモを取っていない
面接官が面接中のあなたの回答に対してメモを取ってない場合は、面接中に不採用だと判断されてしまっている可能性があります。
なぜなら、本来の面接では回答をメモして、面接後に応募者が企業の求める人材像に合っているのかを確認するからです。
そのため、メモを取っていない時点で不採用だと判断されてしまい、面接が早く終わった可能性が考えられます。
質問が簡易的だった
質問が簡易的だった場合も、面接で不採用にされている可能性が考えられます。
しかし、応募先の業界経験者や今までに実績を出している場合は、前述したとおり書類選考の時点で採用がある程度決まっている可能性も考えられるため、採用されている可能性があることも考えておきましょう。
ただ、応募先企業があなたを採用するメリットが履歴書・職務経歴書で確認できない場合は、残念ながら不採用だと判断されているかもしれません。
面接官が苦笑いしていることが多かった
面接官が面接中に苦笑いしているタイミングが多かったら、あまり良い印象を持たれていない可能性があります。
なぜなら、苦笑いをしているということは、あなたの回答に共感できないと思われている可能性があるからです。
そのため、苦笑いするタイミングが多く、面接も早く終わった場合は採用されている可能性は低いと考えておきましょう。
面接が早く終わる時のまとめ
今回は、面接が早く終わる時についてまとめました。
面接が早く終わる理由は必ずあります。それは・採用が決まったとき・不採用が決まったとき・会社の都合の3つのどれかに当てはまるでしょう。
もし面接が早く終わってしまったら、面接中の面接官の態度を思い出してみましょう。そうすることで、おおよその合否が判断できます。
最後に面接で採用されている可能性があるときと、不採用の可能性が高いときの特徴をまとめておきますので、参考にしてみてくさださい。
採用が決まって面接が早く終わる特徴は、以下のとおりです。
・回答した内容にとても共感してくれた
・自分の事を深堀りしてくれた
・いつから入社できるのか聞かれた
不採用で面接が早く終わる特徴は、以下のとおりです。
・面接時にのメモを取っていない
・質問が簡易的だった
・面接官が苦笑いしていることが多かった
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