「人生で楽しいことが見つからない」
「私は何がしたいのかわからない」
「仕事で何がしたいのかわからない」
このように悩んでいる日本人は、大勢います。
なぜなら、日本人の性格は何事にも真剣に取り組んでしまう傾向があるからです。
やりたいことでもない事に対して集中して取り組み過ぎてしまうことが、が日本人の良いところでもあり、悪いところでもあると言えます
日本人の特性で、自分が本当にやりたいことを後回しにしてしまい、やりたいことが何かわからなくなってしまうのです。
今回は、人生や仕事で何がしたいのかわからなくなってしまった人に向けて、今後の人生で自分が何をしたいのかを見つけられるようにするための行動を解説していきます。
目次
何をしたいのかわからないとき場合の原因と心理
何がしたいのかわからない場合、そう思う原因が必ずあります。
こちらでは、何がしたいのかわからない時の心理と原因について解説します。
何がしたいかわからない時の主な原因は、以下のとおりです。
・時間とお金に余裕がない
・自分に自信がない
・行動する前に諦めてしまっている
・今までの趣味ができなくなった
時間とお金に余裕がない
何がしたいかわからないと感じた時は、時間とお金に余裕がないことが多いです。
なぜなら、本当はしたいことがあるけど「時間がない」「お金がない」との理由で、出来ないと決めつけてしまっているからです。
自分が本当にやりたいことが何かを、時間やお金を気にせずに考えてみると、見つかるかもしれません。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、何をしたいかわからないと考えてしまいがちです。
常にネガティブ思考だと、自分の行動する選択肢を狭めてしまいます。
たとえば、海外旅行に行きたいと考えたとしても「英語話せないから無理」と除外してしまったり、バーベキューに行きたいと考えたとしても「車やバーベキュー道具がないから無理」と除外してしまったりするでしょう。
そのため、自信がない人はやりたいことを無意識のうちに制限しています。
行動する前に諦めてしまっている
行動力がない人は、自分が何をしたいのかを考える前に諦めてしまいます。
今まで自分から進んで行動する経験をしたことがない人は、やりたいと思ったことが浮かんでも行動する前に諦めてしまいがちです。
自分に自信を付けるためには、小さなことから積み重ねていくことが大切です。
今までの趣味ができなくなった
今まで没頭していた趣味がなくなってしまった場合、趣味の時間が空白になってしまい何がしたいのか分からなくなってしまうでしょう。
たとえば、身体を壊して趣味ができなくなってしまったり、仕事の休みが取れなくて趣味ができなくなってしまったりした場合です。
ただ趣味に没頭できる人は、新しい趣味を見つけることで充実した生活を送ることができるので、色々なことに挑戦してみることが大切です。
人生で何がしたいのかわからないときの対処法10選
人生で何がしたいのか分からなくなってしまった時に、試してみてほしい方法があります。
今から紹介する方法を試してみることで、自分が人生でやりたいと感じる新しい発見ができるかもしれません。
試してみてほしいことは、以下のとおりです。
①将来の夢を紙に書いてみる
②やってみたいことを紙に書いてみる
③10年後の理想の自分を紙に書いてみる
④ネットで他の人の趣味を調べてみる
⑤友達に相談してみる
⑥転職を考えてみる
⑦恋愛を積極的に行ってみる
⑧目標を作ってみる
⑨小さな頃に好きだったことを紙に書いてみる
⑩得意なことを紙に書いてみる
将来の夢を紙に書いてみる
将来の夢を紙に書いてみると、自分が将来の夢に向けて何をすべきなのかを明確にすることができます。
たとえば、「将来は、自然が豊かなところに暮らして、のんびりと魚釣りでもしながら生活したい」と考えた場合、そのために必要な資金はどの程度貯めればいいのか、田舎暮らしでも稼げる仕事はあるのか、自然の生活を体験するためにキャンプをしてみると言ったようにさまざまなやることリストが書けると思います。
将来の夢を紙に書きだすことで、今自分がやるべきことが分かるでしょう。。
やってみたいことを紙に書いてみる
自分がやってみたいことを紙に書いて可視化することで何をしたいのかを再認識することができます。
たとえば、「海外旅行に行きたい」「国内旅行に行きたい」「上映している映画を観に行きたい」などとにかく自分が少しでもしたいなと思ったことを書き出してみましょう。
そして、書き出した「やりたいことリスト」に優先順位を付けて実現できそうなことから実際に行動していくことが大切です。
10年後の理想の自分を紙に書いてみる
10年後の理想の自分を紙に書いてみると、今何をやるべきなのか参考になるでしょう。
たとえば、「10年後は独立してフリーランスや代表取締役など、誰からも雇われない自分になりたい」と想像したとします。
その場合、今からやるべきことは、雇われなくても稼ぐためのノウハウや自分の実力です。
どの分野で自分が独立したいのかを決めてから、その分野のプロフェッショナルとなるために勉強することが今やるべきことになります。
10年後の理想の自分を想像することで、自分が何をしていかなければならないのか知ることができるでしょう。
ネットで他の人の趣味を調べてみる
自分では何をしたらいいのかわからない場合、他の人の趣味を参考にするのも良いかもしれません。
今の時代、ネットを開けばなんでも調べることができます。そのため、「大人 趣味 人気」などで検索するとすぐに他の人がどんな趣味を楽しんでいるのか知ることができます。
ネットから他の人の趣味を知ることで、自分では思いつかなかった趣味を見つけることができるかもしれません。
友達に相談してみる
友達に「最近やりたいことが見つからないなんだよね」と相談してみると、友達からおすすめの趣味を教えてもらえるでしょう。
友達に相談するメリットは、友達と同じ趣味を持つことができることです。
共通の趣味を持つことで、友達同士での話題が広がったり、二人で趣味を楽しむことができます。
本を読んでみる
本を読むことで、何がしたいのかわからない根本的な原因を解消することができるかもしれません。
先ほど、紹介した「何がしたいのかわからない原因と心理」で自分に自信がなかったり、行動する前に諦めてしまったり、することが原因の人は多くいます。
自信がない方は、自分の人生で経験できないような体験を本を読むことで知ることができ、自分自身のネガティブ思考を変えるきっかけに繋がります。
初めて本を読む場合は、好きな有名人が執筆している本を読んでみると退屈せずに読むことができるかもしれません。
恋愛を積極的に行ってみる
恋愛を積極的に行ってみると、楽しめることが見つかり、人生が充実する可能性があります。
恋人を作ることで、やりたいことを考える時は二人で考えることができ、二人で共通した趣味を一緒に探せます。
二人の共通する趣味を作ることで、楽しいと思えることが増えるかもしれません。
目標を作ってみる
人生の目標を作ると、目標を達成するためにやらなければならないことを知ることができるので、何をするべきなのか分かります。
たとえば、「世界を一周したい」という目標を立てるとします。
その場合、どのくらいの費用がかかるのか、どのくらいの期間で一周できるのか、また自分が学ぶべき言語は何かなど、世界一周に向けてのやるべきことが思い浮かぶでしょう。
このように、自分の目標を最初に決めてしまうことで目標から逆算して今やらなければならないことが何かを考えることができます。
小さな頃に好きだったことを紙に書いてみる
何がしたいのかわからなくなったら、小さな頃に好きだったことを紙に書いてみると良いでしょう。
大人になると、昔のことを思い浮かべる機会は、ほとんどありません。
そのため、自分が小さな頃に好きだったことを思い返してみると自分が何をしたら楽しむことができるのか分かるかもしれません。
小さな頃に楽しんでいたことは、大人になった今でも楽しめる可能性は十分にあります。精神年齢が大人になったとしても子供心はなかなか変わらないものです。
得意なことを紙に書いてみる
自分が得意なことを紙に書いてみると、やりたいことが思い浮かぶかもしれません。
自分が得意なことは、やっていて楽しいと思えることです。
そのため、自分の得意なことを中心にやりたいことを探していくと、楽しいと思える趣味が見つかるでしょう。
たとえば、「泳ぐことが得意」だった場合は、シュノーケリングなどがおすすめの趣味と言えます。
このように、自分の得意なことを紙に書くことで、やりたいと思えることを探しやすくなります。
仕事で何がしたいのかわからないときの対処法5選
こちらでは、仕事で何がしたいのかわからなくなった時の対処法を紹介します。
対処法を知っておくことで、今何をするべきなのかが分かり積極的に行動していくことができます。
仕事で何がしたいのかわからないときの対処法は、以下のとおりです。
①仕事の考え方を変えてみる
②仕事の目標を決めてみる
③自己分析をしてみる
④適職診断ツールを使ってみる
⑤転職を考えてみる
仕事の考え方を変えてみる
仕事に対して何をしたらいいのかわからない場合は、仕事の考え方を変えてみましょう。
仕事に対してネガティブな考えを持っていることで、何をやりたいのか見つけることができないことがあります。
深く考えずに一生懸命に取り組んでみることで、仕事で成果を出すために何をしていけばいいのか自然と考えられるようになるでしょう。
まずは、1か月間を一生懸命取り組んでみると良いです。
仕事の目標を決めてみる
仕事の目標を決めてみると、自分が何をしたらいいのか分かるかもしれません。
目標を設定し、目標までに何をしていかなければならないかを考えましょう。
もし一人で考えることができない場合は、上司に相談するとよりスムーズにやるべきことが見つかると思います。
目標がない仕事には、全力で取り組むことが難しいです。なので、仕事で目標を作ることが仕事を楽しむために大切なことになります。
自己分析をしてみる
何の仕事をしたいのか分からない場合は、自己分析することをおすすめします。
なぜなら、自己分析をすることで、自分が得意としている仕事が見つかりやすくなるからです。
たとえば、人と話すことが好きなのであれば接客業や営業、また人と話すことが苦手なのであれば製造業や動物の飼育員などが良いかと思います。
自己分析をすることで、自分の特徴に適した仕事を見つけることができるでしょう。
適職診断ツールを使ってみる
自分自身の潜在的な特徴を知るためには、適職診断ツールを活用することがおすすめです。
適職診断ツールでは、自分が考えもしなかったことを知ることができます。なので、自分では思いつかなかった自分にぴったりの仕事を見つけることができるかもしれません。
適職診断ツールで自分の潜在ニーズを引き出し、自分にあった仕事を探してみましょう。、
転職を考えてみる
どうしても、今の仕事の中で自分のやりたいことが見つからない場合は、転職することを検討しましょう。
転職は決して悪いことではありません。
自己分析や適職診断ツールを使用し、自分がやってみたいと思った仕事が見つかったのであれば、思い切って転職してみるのも良いかもしれません。
また、一人で転職を考えるのが不安な人は、家族や友人に相談してみると良いでしょう。
何がしたいのかわからない場合のまとめ
今回は、「何がしたいのかわからない」についてまとめました。
「何がしたいかわからない」と感じる時には、必ず原因があります。
今回の記事を参考に「何がしたいのかわからない」原因を明確にして、それに合わせて対処することが一番の解決策と言えます。
人生は一度しかありません。自分のやりたいことが見つかったら積極的に行動し、より良い人生を歩んでいきましょう。
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