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自尊心が低い人の特徴と原因を徹底解剖!自尊心を高める方法もご紹介

何事もネガティブに受け取ったり、周りの評価が気になったり、自分に自信がなかったり…このように自尊心が低い方は少なくありません。

あなたは常に他人と自分を比較し、心が疲弊してはいませんか?

人は人、自分は自分。

そんなことわかってるけど、うまく気持ちが割り切れない。

今回の記事では、そんな自尊心が低い人に向けて、特徴や原因、自尊心の低さを克服して高める方法をお伝えしていきます。

自分の自尊心の低さに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

自尊心とプライドの違いについて

自尊心とは、他人からの評価ではなく自分が自分をどう思うか、どのように感じているかをさす心理。

具体的には、自分は優れている、誇らしいと思う気持ちが根底にあり、自分を認めている状態を言います。

自尊心よりもプライドという言葉の方が聞き馴染みがあるかもしれませんが、意味は異なります。

英語では、自尊心とプライドをはっきりと言葉で分けていて、自尊心は「self-esteem(セルフ・エスティーム)」、プライドは「pride(プライド)」とし、全く違うものとしているのです。

プライドには「自分に誇りがある」という意味もありますが、どちらかというと自信の喪失や劣等感によって感じるもの。

このようにネガティブなニュアンスが含まれているので、自尊心とプライドは似ているようで全く違います。

自尊心が低い人の7つの特徴

自尊心が低い人はついネガティブに考え、うまくいってることがあってもそこに目を向けることをしません。そのため、「生きづらい」と感じることが多いでしょう。

ここでは、自尊心が低い人の特徴を解説していきます。

1.自分のことが好きではない

自己否定感や自己嫌悪が強い人は、自尊心が低くなっている可能性が高いです。

生まれや家族構成などの変えられないことから、経歴や恋愛遍歴など、今後の努力次第で変えられることまで、すべて否定的に捉えています。

そのため、内面の性格や能力、そして外見なども自分で自分を受け入れられず、「こんな自分は嫌い」「自分のことが好きじゃない」という気持ちを抱いてしまうことがあります。

2.劣等感が強い

自尊心の低い人はどうしても周りの人は自分よりも出来がいい、優れていると思いがち。

また、自分のできているところよりも、できていないところばかりに目が行くため、そのできていないところを周りと比べてしまい、悪循環から抜け出せないでいます。

自分の持っている能力を生かさずに、誰にでもできることを行うことがベストだと思い込み、「どうせ私はこんなことしかできないから」などと過剰に謙遜する傾向が強いです。

そして、「あの人はやる気がない」、と誤解されてしまうこともあります。

3.周りの意見に流されやすい

自尊心が低い人は確固たる信念がないタイプが多いです。

「これだ」と自信を持って言えるものがないため、何を言われても譲れない価値観や、反対されても貫いて努力しようという目標もありません。

そのため、周りの意見に影響されやすいと言えます。

「こっちの提案の方が良いよね」と職場の同僚などに言われると、すぐ意見を変えることも多く、自分の意見を主張しません。

そもそも自分の意見に自信がないため、主張しても通らないだろうと初めから諦めている方が多いでしょう。

4.嫉妬しやすい

周囲への嫉妬が激しいのも自尊心が低い人の特徴。

特に、「できる人」「幸せそうな人」への嫉妬が激しくなります。

SNSでキラキラした生活をしている人たちや、仕事で成功をおさめていたりする人を見ると、「自分だってがんばっているのにどうして…」などと、嫉妬深くなりやすいです。

どうしても自己愛がもてず、周囲から自分は認められていないという思い込みが激しいため、高く評価されている人を羨ましく思いがち。

ときにはわざと周囲の足を引っ張るような言動をしたり、イヤミな発言をすることも。

このように自ら評価を下げることも少なくありません。

5.何事に対しても本気で取り組めない

最初から諦めてしまい、何事に対しても本気で取り組めないのも、自尊心が低い人の特徴です。

そもそも、努力自体に意味がないという価値観を持っています。

「何をやってもうまくいかない」「自分には無理だ」というマイナスな気持ちが強いため、向上心やチャレンジ精神がありません。

初めから上手くいかない前提で行動するため、自然と成功することも少なくなります。

そのためやる気がなく、何事に対しても本気で取り組むことが少ないのです。

6.良い人間関係を構築できない

自尊心が低い人は周囲の評価を常に気にしているため、態度や言動に対してとても敏感に反応しがち。

そのため、どんなことに対しても「自分のことを嫌ってるからだ」「私とじゃなきゃ上手くいくんだ」とネガティブに捉えやすい傾向が強く、つい周囲に対して卑屈な態度を取ってしまいます。

結果、職場で孤立してしまう場合があります。

心から信頼できる人がいないため、仕事でも助けてほしいことがあっても言い出せません。

自尊心の低い人は良い人間関係を築くことがとても苦手なのです。

7.承認欲求が強い

自尊心が低い人は実は人一倍褒められたいと思っています。

言葉や態度には出さないものの、周囲に認められたいという強い承認欲求を持っています。

たとえば、些細な仕事でも「ありがとう」「助かったよ」などと言われたいのです。

誰かに褒めて欲しいという願望や期待が大きく、本当はありのままの自分を受け入れてほしいと思っています。

自尊心が低い原因とは

自尊心が低くなる原因は、何かのきっかけで自信が失われて起こってしまうことが多いといわれています。

ここからは、自尊心が低くなってしまった理由を具体的に解説していきます。

過去にトラウマがある

過去の失敗やトラウマが、自尊心を低くする原因になることは多いです。

失敗した経験は強く記憶に残ります。

あまりに強いと同じ失敗を繰り返したくないという意識が高まり、このこだわりが自尊心を低くするきっかけになるのです。

過去に起こってしまったことは変えられません。

ですが、「自分はダメな人間だった」「もっとこうするべきだった」といつまでも思い悩んでしまうのです。

成功体験がない

自尊心が低い人は子どもの頃から何かを成し遂げる成功体験が不足している傾向にあります。

幼いころから親や先生に叱られることが多く、何をやっても褒められることが少ないなど、成功体験が足りないと自分への否定的な感情が強くなります。

その結果、自尊感情が育まれずに大人になってしまうのです。

そのような方は、何かに取り組む前から「どうせうまくいかない」「自分には無理」と思い込んでしまいがち。

「自分はダメな人間だ」という感情が常にねづいているため、自尊心が低くなってしまうのです。

努力が報われない挫折を知っている

なかには最初から自尊心が低いわけではなかった方もいるでしょう。

仕事などを積極的に取り組んでいたにもかかわらず、その努力が報われなかったという経験があると、自尊心が低くなる可能性が高いです。

「いくら頑張っても無意味」「努力は報われない」というショックが印象強く、自身の限界を目の当たりにした気がして、強い挫折感を感じてしまいます。

そして、自分の存在に価値がないという思いに至り、自尊感情が低くなってしまうのです。

幼少期から両親に抑圧される機会が多かったから

幼少期、親に言い分を聞いてもらえない、NOとは言えない、そんな関係だった方の自尊心は低い傾向にあります。

習い事や受験したい学校なども親が決めたことに従い、自分で選択する機会が奪われてばかり、どう思うのか?どうしたいのか?を尊重してもらえない、そんな関わりが多いと自尊心は低くなります。

ほかにも次のような経験が、自尊感情を低くする原因になりやすいです。

  • 虐待を受けていた
  • 否定されてばかりだった
  • あまり認められなかった
  • 褒めらたことがほとんどなかった
  • 自分で選択する機会が少なかった
  • 過保護に育てられた

このように、いつも親に抑圧されたり、顔色を伺っていたりすれば、とてもじゃないけどのびのびと過すことなんてできません。

その結果、自分は大切にされている、愛されているという気持ちが育たず、自尊心が低くなりやすいのです。

自尊心が低いことを克服する方法

自尊心が低い人は常に自分の存在価値を見い出せず、とても辛い日々を送っています。

でも本当は、もっといろんなことをやってみたい、自分を好きでいたい、という気持ちを抱えている方もいらっしゃいますよね。

ここからは、低くなった自尊心を克服し、自尊感情を高めるための方法をお伝えしていきます。

ありのままの自分を受け入れる

無理に変わろうとするのではなく、自分の良いところも悪いところも受け入れることはとても大切。

たとえば、「自分のマイナス思考は慎重さの裏返しでもあるので、今後は誰かに相談してから取り組もう」といったように、考え方や行動を変えていくのです。

ありのままの自分を認めた上で、「もっとよくなろう!」と意気込むのではなく、自分の弱さなどを別の角度から考えたり視点を変えたりしてみるとよいでしょう。

小さな成功体験を積み重ねる

些細なことでもいいので、何か一つのことを成し遂げることは、低くなった自尊心にアプローチするには効果的な方法です。

自分に自信が持てずにいると、本来持っているあなたの魅力的な能力が発揮しにくいもの。

実は多くのことができるということを知るためには、日頃から小さな目標を掲げて、小さな成功体験を少しずつ積み重ねてみましょう。

料理や音楽、筋トレなど、一人でできそうなものを何か一つ始めてみましょう。

何も仕事に関する内容でなくてもいいのです。

「美味しいごはんが作れた」「腹筋を毎日続けられた」など、努力が実を結ぶ体験をすると自信がつき、自尊心が高くなるはずです。

ポジティブに物事を考える癖をつける

自尊心が低い方は、基本的にマイナスに物事を捉えがちです。

そのため、何事にも失敗を恐れる気持ちが勝ってしまいます。

そこで、小さくても自信を持てるようになるために、ポジティブに物事をとらえる練習をしてみましょう。

たとえば、口癖を変えることはとても有効。

ふとしたときに口に出る「無理」「大変」「どうせ」といった言葉を意識し、なるべく前向きな言葉を使うようにしてみましょう。

口癖を変えることが、ポジティブ思考になるための第一歩です。

そして、「難しいけれど、自分ならできるかもしれない」とあえて考えるようにしてください。

自分を肯定することで、少しずつ前向きな考え方を持てるようになります。

自分の長所を知る

自尊心の低い人は自分を認めるのが苦手ですよね。

そのため、家族や友達に自分の長所を褒めてもらってみてください。

「こうなりたい」という理想の姿に、すでに近い自分を知ることができるかもしれません。

褒めてもらうことに慣れてくると、「もしかしたらできるかも」と物事に対して前向きになれることもあります。

自尊心の高い人と付き合う

自尊心の高い、ポジティブな方々と付き合うのはおすすめの方法です。

最初は温度差や空気感が異なることに違和感を感じるかもしれません。

自尊心が低い状態だと、自信のなさが言動にも影響します。

たとえば、ネガティブな思考の人と一緒にいる機会が自然と増えたり、友達と愚痴や不平ばかり言ったり、などです。

その結果、ますますネガティブ思考が強くなり、物事に意欲的になれなくなります。

けれど、職場やプライベートで自尊心が高い人と付き合うようにすると、考え方や行動基準について影響を受けます。

自然と考え方が改善され、前向きな気持ちになっていくでしょう。

まとめ|自分を好きになれば人生は変わります!

いかがでしたでしょうか。

今回の記事では、自尊心が低い人の特徴や原因、高める方法をお伝えしてきました。

男女問わず自尊心が低い人はいます。

もっと自信を持ちたい、二度と失敗したくない、という気持ちに捕らわれて、悩んでいるというケースも多いでしょう。

もし、この記事にたどりついたあなたが自尊心を高め、毎日を変えたいと思っているなら、紹介した自尊心の低い原因を理解し、できることから取り組んでみてください。

自分を好きになれば人生は変わります。

自信のある自分になるために、最初の一歩を勇気を出して踏み出しましょう。

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