販売員で活躍したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
また、中には販売員として活躍するために、「役立つ資格を取得しよう」と考えている人もいるでしょう。
そこで、本記事では販売員へ転職を考えている人に向けて、販売員におすすめの資格8選を紹介します。
他にも、販売員が資格を取得するメリット・デメリット、優秀な販売員の特徴なども併せて紹介しますので、ぜひ最後まで見てください。
この記事を読んで分かること
・販売員になるには資格は必要なのか
・販売員のおすすめな資格8選
・優秀な販売員の特徴とは
・販売員が資格を取得するメリット
・販売員が資格を取得するデメリット
目次
販売員になるには資格が必要?
販売員として活躍したいと考えた場合、そもそも資格は必要なのか疑問を抱く人もいるでしょう。
結論から言うと、資格は取得しなくても販売員として活躍できます。
なぜなら、販売員で活躍するためには、資格取得よりも店舗で実績を出すほうが、近道だからです。
そのため、販売員に役立つ資格を所有していない人でも、実績を出して活躍している人はたくさんいます。
それでは、「販売員で資格を取得する意味はないの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
そんな人は、安心してください。
後ほど詳しく説明しますが、販売員で資格を所有するとさまざまなメリットが得られます。よって、役立つ資格は取得して損はしません。
販売員のおすすめ資格8選
それでは、販売員に役立つおすすめ資格を8つ紹介します。
販売員として活躍したいと考えている人は、こちらで紹介する資格を取得しておくと活躍できる可能性が上がるでしょう。
販売員のおすすめ資格
・販売員の資格①:接客販売技能士
・販売員の資格②:販売士(リテールマーケティング)検定
・販売員の資格③:JASPAセールスプロフェッショナル資格
・販売員の資格④:英語対応能力検定
・販売員の資格⑤:日本語検定
・販売員の資格⑥: 接客サービスマナー検定
・販売員の資格⑦:登録販売者
販売員の資格①:接客販売技能士
接客販売技能士は、販売員の資格の中でも珍しい国家資格です。
接客販売技能士を取得することで、接客業において実践に役立つ知識や臨機応変に対応できるスキルを持っていることが証明できます。
受験科目は、レディースファッション販売・メンズファッション販売・ギフト販売あり、難易度はそれぞれ3級・2級・1級の3種類です。
販売員の資格②:販売士(リテールマーケティング)検定
販売士(リテールマーケティング)検定は、販売員としてのビジネスマナーや接客マナー、店舗運営など幅広い知識が身につく資格です。
そのため、販売士(リテールマーケティング)検定を取得しておくと、販売員から副店長・店長などの役職者として抜擢される可能性もあります。
販売士(リテールマーケティング)検定の資格難易度は、3級・2級・1級の3段階に分かれています。
販売士検定3級 | 小売業における基礎的な知識を証明できる |
販売士検定2級 | 売り場の管理や販売員をマネージメントする知識を証明できる |
販売士検定1級 | 商品計画や経営などの経営層でも活躍できる知識を証明できる |
販売士検定3級は、難易度も比較的簡単で学生でもチャレンジできる資格であるため、販売員として活躍したいと考えている人におすすめ資格です。
販売員の資格③:JASPAセールスプロフェッショナル資格
JASPAセールスプロフェッショナル資格は、販売員の接客レベル向上を目的とした資格です。
そのため、JASPAセールスプロフェッショナル資格を取得しておくことで、販売員としてのコミュニケーション能力や、売上向上の考え方などのスキルがあることを証明できます。
受験資格は、対面販売の実務経験が5年以上必要となるため、受験資格は難易度が高いと言えます。
これまでにアルバイトなどで販売員経験があったり、将来的に販売員としてスキルアップしたいと考えていたりする人は、覚えておきましょう。
販売員の資格④:英語対応能力検定
販売員をしていると、日本人だけではなく外国人との対応を求められます。
そして、外国人との対応をスムーズに行うための知識を証明できるのが、英語対応能力検定です。
英語対応能力検定は、日常英会話ができるかどうかを証明できる資格でもあります。
そのため、英語対応能力検定を取得しておくことで、販売員だけではなくさまざまな業界への転職に役立つ資格です。
販売員の資格⑤:日本語検定
日本語検定は、正しい日本語を使用するために取得しておくべき資格です。接客業では、尊敬語や謙譲語など正しい言葉遣いが求められます。
そのため、日本語検定を取得して、正しい日本語を使えるようにしておくと良いでしょう。
販売員の資格⑥: 接客サービスマナー検定
接客サービスマナー検定は、販売員としての接客レベルを証明するための資格です。
よって、接客サービスマナー検定に合格すると、接客業界で質の高い接客ができることを証明できます。
また、販売員として活動していると避けては通れないクレーム対応も担当するでしょう。
その際に、接客サービスマナー検定を取得していると、柔軟に対応できるため重宝される資格です。
販売員の資格⑦: 登録販売者
登録販売者は、医薬品を扱う専門の資格です。そのため、将来は薬局などの医薬品を扱いたいと考えている人は、覚えておきましょう。
また、受験資格で学歴や経験は問われないため、受けようと思えば誰でも受けられる資格です。
登録販売者になると、専門的な仕事を任せられるようになります。
「登録販売者の仕事一覧」 ・症状や目的のヒアリング ・アレルギー歴や病歴の確認 ・治療中の病気や服用中の薬の確認 ・医薬品の提案 ・説明 ・養生方法や生活習慣のアドバイス ・受診勧奨 など |
「引用:ジョブメドレー」
販売員が資格を取得するメリット
次に、販売員が資格を取得するメリットを5つ紹介します。しかし、販売員は資格を取得しただけで満足をしてはいけません。
なぜなら、販売員の仕事は、実際にお店に立って実績を出すことだからです。そのため、資格はあくまで知識やスキルの証明だということを覚えておきましょう。
販売員が資格を取得するメリット
・メリット①:昇格・昇進しやすくなる
・メリット②:給料が上がる可能性がある
・メリット③:転職に有利になる
・メリット④:周りと差別化できる
・メリット⑤:お客様から信頼される
メリット①:昇格・昇進しやすくなる
販売員として役立つ資格を所有していると、昇格・昇進しやすくなるメリットがあります。
なぜなら、資格によっては店舗管理・マネージメントなどのスキルを証明できるからです。
したがって、マネジメントスキルが証明できる資格を保有していると、責任者を任せられる一つの要因となります。
将来は、副店長・店長・マネジャーなどの役職に就きたいと考えている人は、積極的に資格を取得しましょう。
メリット②:給料が上がる可能性がある
販売員として働く会社によっては、資格手当や能力評価で給料が上がる可能性があります。
そのため、事前に会社の給料テーブルや待遇などを確認しておくと、資格手当などで給料が増える可能性があるでしょう。
メリット③:転職活動で有利になる
販売員に役立つ資格を取得しておくことで、転職活動を有利に進められます。なぜなら、転職活動では、応募者の実績を確かめるすべがないからです。
例えば、どんなに前職で実績を出したとしても、採用担当が信じてくれなければ、面接では好印象を与えられません。
しかし、資格を保有していることで専門的なスキルや知識を持っている証明となるため、他の志願者よりも信頼度が上がるでしょう。
メリット④:周りと差別化できる
資格を所有していると、周りの販売員と差別化できます。そのため、資格を持っていることから目立つ販売員になれるでしょう。
周りの販売員と差別化できると、上層部から覚えられる可能性も高く、昇進しやすくなります。
メリット⑤:お客様から信頼される
販売員が資格を所有していると、担当するお客様から信頼されます。
なぜなら、資格を保有していることで、専門的な知識を持っていると思われるからです。
よって、お客様があなたを信頼してくれるため、商品・サービスを訴求する時に素直に受け入れてくれやすくなります。
販売員が資格を取得するデメリット
次に、販売員が資格を取得するデメリットを紹介します。
販売員に役立つ資格を取得することは必ずしもメリットだけではないため、デメリットも確認しておきましょう。
販売員が資格を取得するデメリット
・デメリット①:休日に資格の勉強をしなければならない
・デメリット②:販売員以外の仕事では役に立たない可能性がある
・デメリット③:自己満足で終わってしまう可能性がある
デメリット①:休日に資格の勉強をしなければならない
販売員として活躍するために資格を取得するのであれば、休日の時間を削って資格を取得しなければなりません。
そのため、資格を取得する気持ちが強くないと、資格の勉強をめんどくさいと感じてしまうでしょう。
また、休日を資格の勉強にあてるため、仕事の休みが取れず疲れが溜まる可能性もあります。
デメリット②:販売員以外の仕事では役に立たない可能性がある
販売員に役立つ資格はたくさんありますが、販売員以外の仕事には役に立たない資格もあります。
そのため、頑張って資格の勉強をしたとしても、販売員から転職してしまうと役に立たない資格になる可能性もあるでしょう。
デメリット③:自己満足で終わってしまう可能性がある
資格を取得することで、必ずしも活躍できる販売員になるとは限りません。
そのため、せっかく資格を取得しても自己満足で終わってしまう可能性があります。
自己満足で終わってしまうと、資格を取得する意味がないので、資格の勉強で得た知識やスキルを活かすことが大切です。
優秀な販売員の特徴とは
最後に、優秀な販売員の特徴を紹介します。資格を取得しただけでは、優秀な販売員とは言えません。
日頃の勤務態度や実績を詰め重ねることで、優秀な販売員として認められます。
こちらで、優秀な販売員の特徴を事前に確認し、販売員として活動する際は意識することが大切です。
優秀な販売員の特徴
・特徴:お客様に寄り添った提案をする
・特徴:実績を出すにはどうしたら良いか試行錯誤する
特徴:お客様に寄り添った提案をする
優秀な販売員は、お客様に寄り添った提案をします。
そのため、お客様は自分のことを考えて提案してくれると感じられるため、販売員が訴求した商品やサービスを利用したいと考えます。
特徴:実績を出すにはどうしたら良いか試行錯誤する
優秀な販売員は、常に実績を考えています。自分の実績を上げるために日別で何件の商品・サービスを利用してもらえばよいかなどを考えているのです。
そうすることで、自然と実績がついてくる販売員に成長します。
販売員の資格についてのまとめ
今回は、販売員のおすすめ資格についてまとめました。
販売員としてスキルアップできる資格は、以下のとおりです。
【販売員のおすすめな資格】 ・接客販売技能士 ・販売士(リテールマーケティング)検定 ・JASPAセールスプロフェッショナル資格 ・英語対応能力検定 ・日本語検定 ・ 接客サービスマナー検定 ・登録販売者 |
これらの資格を取得しておくと、販売員としての知識やスキルを証明できるため、時間がある人は積極的に資格を取得しましょう。
また、販売員が資格を取得するメリットとデメリットを最後にまとめておきます。
販売員が資格を取得するメリット ・昇格 ・昇進しやすくなる ・給料が上がる可能性がある ・転職に有利になる ・周りと差別化できる ・お客様から信頼される |
販売員が資格を取得するデメリット ・休日に資格の勉強をしなければならない ・販売員以外の仕事では役に立たない可能性がある ・自己満足で終わってしまう可能性がある |
キャリチェンでは、専門のキャリアコンサルタントが女性のキャリアアップやキャリアチェンジをご支援いたします。
転職にまつわるささいなご相談から、自己分析などキャリアプランの作成、面接練習などの具体的な選考対策まで幅広くサポートいたします。
土日休みで残業もほとんどないお仕事も多数ございますので、「定時で上がってアフターファイブを楽しみたい!」など
プライベートとの両立を叶えたいという方は是非お問い合わせください。
今なら、LINEから3分ほどで簡単にお申し込みいただけます。
是非お気軽にご相談ください。